2,434

東京サンエス新作カタログ登場!サンエスマニアのスタッフが選ぶ注目新作パーツをピックアップ!
by: 大元英俊

  • 閉店告知
  • 東京サンエス カタログ

    スタッフおおもとです

    タイガーさん

    サイクリストならこのカタログを見てテンションのアガらない方はいないでしょう。

    そう『東京サンエス』の最新カタログ!いよいよ今年でVOL.30に到達しました。

    今回はマリアローザのように美しいピンクの表紙が目印です。

    読んでいるだけで夢が膨らむこのカタログ、あんな一台こんな一台を組んでみたくなるのです。

    基本的なページ構成は毎年同じなのですが、所々に差し込まれる最新アイテムをパラパラめくり見つけては心が高鳴ります。

    (注釈:東京サンエスカタログ愛読者は頭の中に前年のカタログが大体インプットされているので前年との違いにすぐ気が付けます)

    サイクリスト的にはこれほど楽しい間違い探しはありません。

    今回はスタッフおおもと的に注目しておきたい東京サンエスアイテムをピックアップしてご紹介したいと思います。

    『おいおい、ネタバレは勘弁願うぜ、俺は俺でめくりながらワクワクを楽しみたいんだ』という方はこの場でお引き替えしください。

     

    新JFFが遂に形となる

    JFF Ti V2 & JFF #703D

    東京サンエス カタログ

    JFF #901

    東京サンエス カタログ

    VOL.29では原案イラストだけの掲載だった新JFFシリーズが遂に形となりカタログ掲載!

    2023年の秋頃から発売が始まり、既に手にしているユーザーも出てきています。

    当店でも先月『JFF Ti V2』を納車させて頂いた事は記憶に新しい所ですね。

    東京サンエスのオリジナルフレームJFFはフレーム設計を自社で行い、提携工場の協力により理想的な金属フレームをチタン、クロモリ、アルミでリリースしています。

    様々な楽しみ方が出来るようにカスタムの余地があり、時代のニーズを取り入れた作りが随所に見られるのが魅力!

    ユーザーの楽しみ方は十人十色、それぞれの楽しみ方に最適なカスタムが出来、JFFはロードバイクは斯くあるべきなんてお硬い事は言いません。

    自分が楽しむ為だけに特化した理想的なロードバイクを作り上げるのに最適なんです。

    そして『金属フレームって作り込むとこんなに走るのか・・・』と驚くほど軽快な走り、ノスタルジーな金属フレームではなく走りに対する設計への理解の深さが感じられる最先端の金属フレームとなっています。

    東京サンエス様主催で試乗会を行っている時がありますので、ぜひ一度乗って頂きたいですね。

    金属フレームへの印象が大きく変わること、間違いなしです。

    一体型カーボンハンドル登場!

    東京サンエス カタログ

    一体型カーボンハンドルと言えばレーサーの為の物、そんなこと誰が決めた!と言うかのように登場した快適性を重視した一体型カーボンハンドル『グランベース』がONE BY ESUブランドから登場。

    SMサイズが『上幅:340mm 下幅:410mm ステム長:50mm ドロップ:105mm リーチ:70mm フレア角:18度 重量:261g』

    MLサイズが『上幅:390mm 下幅:460mm ステム長:80mm ドロップ:120mm リーチ:70mm フレア角:16度 重量:286g』

    こんな設計のカーボンハンドルは見たことがありません。

    レースよりツーリング、アップライトなポジションで握りやすくデザインされており、操作性を重視した作りが光ります。

    下ハンドルは大きくフレアし、ドロップ量が浅めなので未舗装路面の下りでも安定してバイクをコントロールできそうですね。

    ドロップは手のひらに添うように扁平化されており自然と深く握り込め、レバーとハンドルの間に指を添えやすいようドロップの頂点を平らにしクリアランスを広げるフィットゾーンとなっています。

    全世界的に見てもこれほどエルゴノミックに作られているハンドルは無いかもしれませんね。

    高品位で独創的な創造をするブランドとして誕生したone by ESUの魅力を遺憾なく発揮しています。

    ワンバイエスとしては初となるケーブル・ホース類を中に通せるインテグレーテッドデザインとなっており、ハンドル周りがスッキリとまとまるのも嬉しいですね。

    マホラスエヒロのアルミ版が登場!

    東京サンエス カタログ

    ツアラーやグラベルに人気の高いジェイカーボンマホラスエヒロをモチーフにしたアルミハンドルが新登場!

    細部や寸法は異なりますが、コンセプトが共通化されており広いフレア角と浅いドロップと超ショートリーチとなっています。

    Mサイズ以上はクランプ範囲が広く取られており、サブレバーの取り付けを前提として設計なのも魅力。

    ツーリングに人気なハンドルバーバッグや楽な巡行姿勢を取る為にDHバーを付けたいという方も必見です。

    グランベースと同様にドロップの扁平加工とFZ設計を採用しており、アルミハンドルとは思えない細部の作りに驚きますね。

    衝撃緩和の衝撃的パーツ

    東京サンエス カタログ

    オフロードシーンに向けたプロダクツを中心に展開するオリジナルブランド『grunge』のレンジャーシリーズに『ステム』『シートポスト』『キャリア』が新たに登場!

    アンチショック機構を内蔵した『レンジャーASステム』『レンジャーASシートポスト』は路面からの衝撃を緩和するのに大活躍。

    この手のアイテムは以前から存在はしているのですが、機構が特殊なのもあって何分お高いもの。

    しかしレンジャーシリーズはコストダウンされており1万円台を実現しています。

    デザインも洗練されており、明らかな感じには見えないのが良いですね。

    『レンジャーキャリア』は天板を後方に最大75mmスライドが可能な可変型キャリアです。

    チェーンステーが短いフレームはキャリア位置が前に寄ってしまいます。

    そうなるとサイドバッグがペダリングの邪魔になる事があり、何かと不便を感じる機会も多いのですが天板を後方にスライドさせる事で接触する事を回避する事が出来ます。

    いずれも快適さに繋がる便利アイテム、ぜひとも使ってみたいですね。

    この時代に新作を拝めるとは

    東京サンエス カタログ

    規格としては存在するものの、まさか新作アイテムに令和の世で出会えるとは。

    クラシックパーツやエントリーモデルなどで採用される事が多い往年のコッタレスクランクの新作。

    クランク長の展開は160mm / 165mm / 170mm、ショートクランクがラインナップにあるのは新鮮です。

    またチェーンリングを取り付けるPCDは110mmと74mmを採用し、かなりコンパクトなギアが使用可能。

    インナー32T以下が選択肢に入ってくるので、シティバイクやランドナーのカスタムには最適ですね。

    クラシックなカスタマイズをしたい方は覚えておいて損はないと思います。

    東京サンエス カタログ

    スタッフ的に注目しておきたいアイテムはとりあえず以上です。

    ここで全てを紹介しきれるほど東京サンエス沼は浅くありません!

    配布用のカタログはまだ届いておりませんので、紙媒体を希望の方は今しばらくお待ちください。

    最速で欲しいという方には耳寄り情報!

    東京サンエスが運営している『SAN-ESU BASE 羽根倉通りKURU』にて1月20日から配布開始だそうです。

    KURUでアイスを食べながらカタログをニヤニヤしながら眺めるのもきっと楽しいです!

    遠方で行けない!という方はそのうち東京サンエス公式ホームページで電子配信もされるかと思いますので今しばらくお待ちあれ。

    東京サンエスのアイテムを使ってカスタムしたい!一台組みたい!という方は東京サンエスが好き過ぎるスタッフおおもとまでご相談ください。