【カスタム】コンポーネント換装承ります！作業金額・受注の流れ・コンポーネントについて簡単解説
by: 大元英俊

ロードバイクの変速性能と制動力、そしてライドフィーリングに大きな影響をもたらすコンポーネントパーツ。

より速く、より気持ち良く走る為にはここのグレードアップは必要不可欠です。

なのでワイズロード東大和店ではこのコンポーネントの換装をもちろん承っております！

今回はコンポーネントのグレードアップを検討されている方の為に、ざっくりの予算感が分かる内容となっておりますのでぜひご照覧ください。

基本載せ替え工賃

まずは載せ替え作業の工賃についてです。

この工賃はブレーキ方式がケーブルで行う『機械式』かオイルで行う『油圧式』かによって金額が異なります。

金額差が出るのは構造の違いによって生じる載せ替え作業にかかる時間によるものと思って頂いて構いません。

ワイズロードで購入頂いた車体につきましては、上記の青いラインが引かれた特別な工賃メニューをご用意させて頂いております。

ワイズロード以外で購入の車体でもコンポーネントの載せ替えを承る事が可能ですが、近年は専用パーツを使用する車体やメーカーマニュアル無しでは安全な作業を承れないケースがある為、バイクブランドによっては承る事ができない場合があります。

またコンポーネントを部分的にでも新品の持ち込みがある場合、コンポーネント載せ替えとは関係のない別の作業も同時に承る場合、作業を承る上で車体の洗浄が必要な場合には別途工賃が発生致しますので予めご了承ください。

次はコンポーネント換装の受注について大まかな流れをご説明します。

受注から完了まで

載せ替えを行うに辺り、まずはお客様からのヒアリングが非常に重要です。

グレードアップする目的や予算感に合わせて最適な構成やコンポーネントをご提案する為に、最初に相談のご予約を入れて頂き、打ち合わせをさせて頂きます。

打ち合わせを基にして必要なパーツを手配し、揃い次第載せ替え作業を順次進めさせて頂く流れとなります。

車体は打ち合わせ時に一度拝見させて頂ければ幸いですが、その場では預からずパーツが揃い作業の開始が出来るようになるまでは引き続きお乗り頂いて構いません。

打ち合わせからお渡しまでは３週間から１カ月程度を目安として頂いておりますが、パーツの在庫状況や作業のご予約状況により前後する場合がございますのでご了承ください。

続いてはコンポーネントのざっくりとした価格をご紹介します。

コンポーネント

SHIMANO

日本ブランド『シマノ』 は最も馴染みがあり愛用者も多く安心して使えるコンポーネントブランドです。

今世代から電動化が大幅に進み、『DURA-ACE』『ULTEGRA』に続いて待望の『105』でもDi2の選択肢が増えた為、今載せ替えるなら電動コンポーネントという時代となっています。

変速段数はフロント2段・リア12速の24段となっており、以前のコンポーネントよりもスプロケットのローギアがワイドになり、『DURA-ACE』『ULTEGRA』で30Tと34T、『105』で34Tと36Tの選択肢がありますよ。

『DURA-ACE』『ULTEGRA』のレバーにはフード上にリモートスイッチが設けられ変速やサイクルコンピュータの遠隔操作などを割り当てることが可能、また変速スイッチを増やすサテライトシフターにも対応しています。

油圧式レバーの場合はレディレイラーまでは無線となっており、ハンドル周りがスッキリとまとまりますよ。

またグラベルロード用に開発された『GRX』シリーズも載せ替えを承っております。

フロントはダブルとシングル、それぞれの選択肢があり、どちらにするかでロード系スプロケットかMTB系スプロケットを使用するかが分かれます。

どちらのスプロケットを使用するかで対応出来るフリーボディが異なる為、場合によってはホイールかフリーボディの交換が必要となります。

シングルかダブルか、どちらにするか悩ましい所ではありますが、オフロードをメインに楽しんでいる方はシングル、オンロードツーリングでも活用する方はダブルがオススメですよ。

SRAM

急速にシェアを伸ばしトップチームの採用率が高まっているブランド『SRAM』

レバーとディレイラーそれぞれにバッテリーを搭載し、いち早くコンポーネントの完全無線化を実現しています。

ロードとグラベルでコンポーネントが共通化されており、様々な組み合わせで使用する事ができる拡張性は強み。

トータル重量が軽量なので、クライミングバイクを組みたい方にも選ばれています。

シングルとダブル、どちらでも使用可能で、ロードレースの強豪プロチームでもSRAMでのフロントシングルロードバイクが増加中。

また基本は各モデルリア12速ですが、RED E1のみグラベルロードでのフロントシングルで13速の選択肢があるのも強みとなっており、グラベルシーンを牽引する存在にもなっています。

フリーボディはSRAM専用の『XD-R』を使用する為、別ブランドコンポから載せ替えの場合はホイールかフリーボディの交換が必要になります。

CAMPAGNOLO

イタリアの老舗コンポーネントブランドにして根強いファンが多い憧れのブランド『CAMPAGNOLO』

カーブを描いた有機的なデザインはどこか芸術的で、イタリア人の美に関する意識を感じずにはいられません。

フロントダブル、リア12速の24段をいち早く実現したブランドであり、自然と手が収まるレバーの握りやすさと独特のシフト・ブレーキのフィーリングはカンパニョーロを使う意義と言えるでしょう。

いつかはカンパニョーロとサイクリスト達が憧れ続けるブランドだけあり、価格までもがラグジュアリーで使っているだけでもはやステータス。

全力でイタリアンバイクを組む時はやはり選択肢として外せないブランドですね。

フリーボディはN3Wを使用する為、ホイールかフリーボディの交換は必要となります。

またカンパニョーロはグラベルコンポーネントも近年リリースしています。

『EKAR』『EKAR GT』はフロントシングル・リア13速専用の本格的グラベルコンポーネントです。

変速はケーブルで行う機械式、つまりカンパニョーロならではの親指でシフトアップするエルゴパワーシフトをなっています。

シフトアップとシフトダウンのレバーがそれぞれ分かれた位置にあるワンレバーアクション設計はグラベルライドで押し間違いを起こさせません。

グラベルではブラケットポジションでの乗車姿勢が多く、深くレバーを握った状態でシフトアップが出来るエルゴパワーシフトの操作性はレバーの保持力にも優れ優位性が高いと思います。

カンパニョーロを使う面白さはグラベルバイクでもしっかり味わうことが出来ますね。

過去カスタム事例

ワイズロード東大和店では完成車のコンポーネント載せ替え、フレームセットから組み上げなど様々な作業を承っております。

今回はロードバイクをメインにご紹介しておりますが、マウンテンバイクやミニベロ、クロスバイクなどのコンポーネント載せ替えも勿論承っておりますのでぜひご相談ください。

もしご了承を頂ければ、上記のようにブログでカスタム内容をご紹介させて頂けたら幸いです。

皆様からのコンポーネント載せ替えのご相談、お待ちしております。

ブログでご紹介した金額は一例となります。

組み上げるバイク、組み立ての内容、コンポーネントの仕様等により金額は異なりますので予めご了承ください。

より詳しくはワイズロード東大和店スタッフまでご相談ください。