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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2019/07/06 14:23
SIDIと言えば「SHOT」や「WIRE」といったトッププロの御用達モデルや
逆に超ベーシックな「GENIUS」が定番ですが。
個人的には、ミドルグレードに相当する「ERGO」が一番バランスに優れた
良いシューズだと思っています。
AG2Rのエース「ロマン・バルデ」がERGO4を好んで履いていたことからも
その実力の高さは折り紙付きだったり。
というわけで。
最新モデルのERGO5と自分のERGO4を比べて、どこがどう進化したかを
ちょっとチェックしてみました。
真っ先に気づくのは、アッパーのデザインがシュッとしたこと。
他にも、アッパーのメッシュ部分がなくなってタン部分に移っていたり
ダイヤルがポップアップ式に進化したり、足首のパッドが小型化したり
と、基本構成は同じながら細部は結構変わっています。
まあ流行りのスムースデザインを採用していても、つま先辺りのつくりや
全体的な雰囲気などは・・・どこからどう見てもシディ。
残念なのは、踵の上をホールドする「ヒールリテンションシステム」が
不採用となってしまったコト。
その分、シューズの脱ぎ履きがしやすくなったのは間違いないのですが
足首のパッドとこれで、しっかりホールドするシディっぽい履き心地が
無くなってしまったのはちょっと寂しいかも。
ソールに関しては変更なし。
カーボンと樹脂ソールをミックスした「TWELVE CARBON」は変わらず。
この硬すぎず柔らかすぎずな丁度いいソール剛性が個人的にはお気に入り。
〇SIDI ERGO5 ¥35,000-+TAX
ERGO4を履き始めて丸2年。
写真写りを気にしてちょっと拭いてみたりはしましたが。
通勤やらライドやらでほぼ毎日のように履いているにも関わらず、どこにも
ヤレたような感じがないのは正直スゴいと思います。
その前に履いていたGENIUS5も相当長く持ちましたし、この抜群のタフさは
シディの大きな武器といっていいでしょう。
フルームの「SHOT」が特に有名ですが、プロがシディを好むのもこのように
一度足に馴染んだシューズが長く履けることにあるのかもしれません。
問題は、ERGO4→5への買い替えが大分先になりそうなことくらいですね。