スポーツサイクル全ジャンルの品揃えと専門スタッフによるサポート
ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2019/10/06 12:33
季節の変わり目にやられたのか、ロードバイクにゴリゴリと乗る元気が
今はちょっとありません。
というわけで。
通勤車をチポッリーニからチネリへ変更。
軽量カーボンフラッグシップバイクから、クロモリフレームの普通の?
ロードバイクへ乗り換えたわけですが
乗っていて重さ以外はあんまり気にならないのが驚き。
流石は老舗イタリアンのチネリ。
ロードバイクづくりのツボが良く分かってます。
〇CINELLI EXPERIENCE 105 ¥168,000-+TAX
基本シンプルなカラー&フレーム造形なのに、なんでこんなにカッコよく
見えてくるのでしょう?
単にイタリアデザインというだけでなく、代表のアントニオさんの美への
こだわりがそう感じさせるのでしょうか。
フレームを構成するのはコロンブスの軽量チューブ「エアプレーン」。
実は15年くらい前に、同じエアプレーンで組まれたロードバイクに乗って
いたことがありまして。
その時の印象は「軽いけど薄くてペコペコで随分と頼りないなあ」でした。
その当時のものと比べたら、今のこれは別物のようにしっかりしています。
チューブそのものも時代に合わせて進化してるというわけですね。
フレーム形状自体はかなりシンプルですが、塗装はかなり凝っていて
高級感は抜群、画像より実物の方が何倍もキレイです。
ちなみに、チネリの母体はチューブメーカーの「コロンブス社」。
餅は餅屋、カーボンからアルミ・クロモリまで、自前のフレーム素材を料理
させたらどこよりも上手くて当たり前。
チネリのバイクの走りが良いのも納得できる、という話です。
搭載コンポは安定のシマノの105。
チェーンまでしっかりシマノ製なのが良心的。
注目はホイール。
通常は販売価格を抑える狙いで、搭載コンポに対し1~2ランク落ちるレベルの
ものを組み合わせるケースが多いのですが
VISIONの「TEAM30」というなかなかのグレードのものを標準装備。
オールラウンドに使える30mmハイトと、ブラックで塗られた(PEOではない)
リムサイドがカッコいい。
華やかなメタリックレッドのフレームカラーとの相性も抜群です。
フレームサイズはS。
おおよその適正身長は170cmくらいでしょうか。
(詳細なフィッティングはバイオレーサーで計測いたします)
サイクルキャップやバーテープで様々なデザイナーをコラボしていること
もあって「デザイン優先」ブランドと思われがちですが。
その根底にあるのは素材屋さんゆえの、走りや乗り味の造り込みの上手さ。
また今年からコンチネンタルチーム(懐かしのコルパック!)にフレームを
供給し始めたりと、情報収集にも余念がありません。
デザイン・走り・コスパの3拍子が揃ったチネリの「エクスペリエンス」。
初めてのロードバイクがコレなんて・・・カッコ良すぎます。