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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2022/09/20 11:34
こんにちは
広島店スタッフ 髙橋です
トレック2023カラーのエモンダSL7!ワイズロードオンラインよりご予約承っております!!
目次
販売価格:¥760,100(税込)
サイズ:47(写真掲載分)
昨今の軽量モデルのエアロ化によってオールラウンドと呼ばれるマルチな性能を持つモデルが増えてきています。その中でもエモンダは流行初期よりセミ内装やエアロシェイプを意欲的に取り入れた形状を持つモデルで、まさに先駆者に当たります。
近年のトレンドといえばワイヤー類のフレームへの完全内装です。ワイヤーが出ていることで生じる空気抵抗を減少させ、さらに見た目においてもスッキリ見せることができるなどメリットも大きいです。一方で、メンテナンス性の悪さや、専用パーツが必要なゆえのパーツの高騰化がデメリットとして挙げられます。
しかし、トレックの場合はセミ内装を採用しています。これはハンドルから直結してフレーム内部にワイヤー類を導くのではなく、ヘッドから内装するように設計をしており、内装ハンドルを仕様すればほぼほぼワイヤーが見えないように中通しできます。さらに、ステムやハンドルは専用の内装品ではなく汎用的なものも組み付けることができるため、細かいポジション合わせやカスタマイズもしやすくなります。実際、供給先であるトレック・セガフレードの選手の一部は内装可能な一体型ハンドルではなく、通常のステムハンドルでポジション出しをしていた選手もいました。
クライミングロードにエアロ効果の必要性を疑問視する声や、山岳ではそれよりも軽さが重要だという声も確かにあります。ですが、グランツールで登場するような1級2級山岳となると、登坂中でも突風が吹いたりします。この点と、山岳に入るまでの平坦ゾーンでの巡航性能向上を図って、エモンダでは最新のエアロ形状(D型=カムテール)を採用しています。特に翼断面形状の後端を切ったような形状にすることで、軽量化と抵抗の減少、乗り心地の良さを両立しています。
そんなエアロで最新のフレームは、適度な弾性を持つトレックのOCLV500グレードにて製造されています。長年の蓄積から反映された技術を活かして適切なカーボンレイアップを行い、SLRよりもマイルドな乗り味を実現しています。
コンポーネントはシマノ・アルテグラDi 2!!R8170ということでもちろん油圧モデルです。アルテグラ以上のグレードにはサーボ機構と呼ばれるブレーキに関わる技術が採用されており、握り始めはクイックに作動して制動力が立ち上がり、その後さらに握り込めば握り込むだけより制動してくれるというものです。
変装自体も旧型に比べて前後ともに約50%近い変速スピードの向上がなされており、もちろん正確なシフトチェンジも可能です。上位モデルデュラエールもありますが、基本的な性能はほぼ同じで重量のみの違いになります。ランニングコスト的にもアルテは所有欲との両立がなされた名グレードです。
ちなみにギア比はフロントが「52 / 36」、スプロケットが「11 / 30」となっています。105グレード以下では標準の「50 / 34・11 / 28」より一応軽いギア比となっていますね。
なんとホイールは初期装備時点で「ボントレガー・アイオロスプロ37」を装備!37mmという絶妙なリムハイトとチューブレスレディということで、流行の最先端なモデルといえます。
タイヤは「ボントレガーR2・25mm」を採用。こちらはチューブレスレディではありませんので、ご納車時でのチューブレスお渡しをご希望の場合はタイヤなどの追加カスタムが必要となりますので、ご要望の際はスタッフまでお声かけください。
いかがでしょうか?
105仕様のSL5に試乗してことがありますが、フレームの素性がとてもよく流すシーンから踏みに行く場面まで自由自在にコントロールできます。レース機材のような硬さは少ないですので、1台目や2台目としても非常にお勧めできるモデルです。何よりホイールが既にカーボンだったり、電動変速対応だったりとこれ以上交換する大きな部分がないのは非常に魅力的です。
残念ながら広島店入荷分は完売いたしました。ですがワイズロードオンラインにてご予約・。ご注文を承っておりますので、ぜひエモンダSL7をご検討ください。