【ワイズロードスタッフ試乗会】おら東京さ行っで、いろんな自転車さ乗ってきただ!グラベル編【2023バイクデモ】
by: 髙千万

どーも皆さん。広島店の高でございます。

今回はですね、11月2日にありましたワイズロード主催のワイズロード スポーツバイクデモ2023秋 in 東京」コチラのスタッフ試乗会に参加してきました!さっすが大都会!おら人さ多ぐて目が回ったっぺさ!!

そんなおのぼりさん丸出しの私の感想ですが、ご拝読いただけると幸いです。

ほら、ちゃんと乗ってるでしょ?観光気分で浮かれてた訳じゃあないんですよ!

こんな感じで沢山のブースで色んなメーカーさんがとりどりの商品を持ってきてくれてました。

 

今回、一緒に行ったスタッフがハイグレードの車体を色々と乗ってインプレを書いてくれるんでね。こんなんとか。

なんで僕は今回はグラベルロードを数台乗らせて頂きまして、その感想を書いていこうと思います。

FASTGRAVEL

普通グラベルって言ったら、オフロードでも走れる高い走破性と、ハンドル操作がやりやすく楽なポジションがとれるアップライトなジオメトリ。あと、バイクパッキングを意識した多数のダボ穴の設置。これらの事から「道を選ばず沢山の荷物を積んで楽に走れる自転車」と言った印象です。

しかし、今回僕が乗った4つの車体は一つを除いて「道を選ばず速く走れるグラベル」という印象でした。太いタイヤと走行性能を損なわないフレーム設計がそれを実現してくれているのだと思います。

NESTO 「GAVEL」&「KING GAVEL」

まずはコチラ。NESTO さんから発売している「GAVEL」と「KING GAVEL」となります。

NESTO GAVEL ¥149,600-(税込) KINGGAVEL ¥231,000-(税込)

日本のメーカーさんってだけあって、日本人の体格に合わせたジオメトリのおかげか非常に乗りやすく、また扱い易いモデルです。

ダボ穴も沢山あり、キャリアやパニアバック等を装備させて積載量の大幅アップなんてのも出来ます。連泊だったり冬場などのキャンプとかだと非常に助かりますね。

クリアランスもだいぶ余裕がありそう。さらに太いタイヤもある程度いけます!

実際乗った感想ですが、これぞ正しく王道のグラベルと言った印象でした。漕ぎ出しに違和感なく安定性もあるのでノンビリ走るには非常にマッチしてるのではないかと。初めての一台とか、通勤通学で使いたいって人には向いてると思います。

ただ、乗り慣れてきてもっと走りたいと思う様になってきたら物足りなさを感じるかもしれません。踏み込んだ時の抜け感等はどうしても感じ取れてしまいます。

でも、そんなアナタに朗報です。同じNESTOさんからこんなフレームセットが販売されてるんです!

NESTO  CLAUS PRO フレームセット¥133,100-(税込) 

サイズ:520mm(160~170cm),540mm(170~180cm)

重量:フレーム1,180g、フォーク485g(530mm、付属品は除く)

コチラはグラベルというよりシクロクロスのフレームなんです。T700カーボンフレームで、泥詰まりしにくい余裕のあるクリアランスで太いタイヤも行けちゃいます!

なんと!ガベルの装備をそのまま移殖が出来ます!!(まぁ、チェーンとかワイヤーとか変えないといけない部分はあります)

ダボ穴はシートチューブとダウンチューブの二か所になってしまいますが、太いタイヤの安定感とそれに損なわない踏み込みの推進力は正に「FASTGRAVEL」と言えるでしょう。

お手頃価格でどこへでも行ける本格派が欲しい人や、ガベルに物足りなさを感じた方は是非ともご検討下さい。

CINELLI 「ZYDECO」

続きましてはcinelliさんとこの「ZYDECOです。

当店には現在、SORA組みの「ZYDECO LALA」が展示でおいてあります。

CINELLI ZYDECO LALA(XS49) BLUスカイ ¥275,000-(税込)

コチラの車体ですが、先ほどのGAVELと同様に入門編のグラベルといった感じなんですがだいぶ毛色が違います。

ダボ穴の数は沢山あって色々と装備出来そうなのは一緒なんですが、こんな感じでガベルに比べるとそこまで太いタイヤは難しそう。

で、実際乗ってみると全然違いますね。ガベルと比べるとしっかりした硬さが感じられ、グイグイと進みます。ポジションも前傾が取れてしまう。

乗って即に分かります。「コレはグラベルか?」って。まんまタイヤのふっといロードに乗ってるような感覚でしたね。

乗り心地の楽さとかはあんまないんですよ。ロードって考えりゃ優しい方なんですけど。でもグラベルって言われると全然優しくない。

担当の方に話を聞いてみたら、どうやらイタリアの方ではロードバイクってのは競技をやる人が乗る物であって、普通の街乗りではMTBやグラベルに乗るのが一般的だそうです。

まぁーそりゃそうですわな。日本でも街中走るのにロードが適してるかって言われりゃ僕も素直にウンとは言えませんわ。

なのでコチラのジデコはグラベルのカテゴリに収まってるけど「一般向けのロードバイク」って位置づけらしいんです。

路面を考慮して太いタイヤが履けて、通勤通学の為にたくさんの荷物を載せれるようにしたロードバイク。そんなイメージだそうな。

なので、通勤通学で使いたい!けどサイクリングでも使いたい!!って人はこちらのジデコがかなりオススメですね。

CANNONDALE 「TOPSTONE CRB4」

みんな大好きキャノンデールのお時間です。言わずと知れた「トップストーン カーボン4」ですね。

cannondale TOPSTONE CRB4 (SM)オリーブグリーン ¥320,000-(税込)

コチラの車体はカーボンフレームとなっております。

「KingPin」もちゃんと付いてますよ!そのかわりリアキャリアの取り付けは出来ません。

タイヤのクリアランスもこんな感じ。

乗った感想ですが、走行性能メチャメチャ良いですね!グラベルの快適さを感じつつシッカリとスムーズに進みます!

太いタイヤとカーボンフレームのしなりとKingPinの振動吸収で乗り心地凄くいいのにソレが漕ぐ時に邪魔にならないってのが驚きましたね。

うちのスタッフでコレにロードのタイヤ履かせてロードバイクとして使いたいって言ってるのが居ますけど、正直その気持ち分かりました。分かっちゃいましたわ。

このお値段でこの性能って考えると、「かなりコスパの良いFASTGRAVELバイク」といった印象でした。

先述した通り、キャリアの取り付けは出来ないのでパニアバック等を利用した大容量の運搬って訳にはいきませんが、サドルバックやフレームバック、フレームに配置されてるダボ穴を利用してのバイクパッキングを行えばワンデイキャンプやコーヒーライドは余裕で楽しめます!

ガンガン走りに行っていった先でコーヒー飲んでCilloutとか最高じゃありませんか?

FACTOR「OSTRO GRAVEL」

ハイグレードをお求めのお客様、お待たせしました。FACTORの「OSTRO GRAVEL」でございます。

FACTOR OSTRO GRAVEL フレームセット¥786,500-(完成車での販売もあります。詳しくはコチラ

いやコレはマジでヤバいですね。お値段も他と比べるとかなりお高いですが、乗ると嫌でも思い知らされます。そりゃ高いだけあるわと。

漕ぎ出しの軽さから踏み込みの良さもそうですし、路面の振動なんて欠片も感じさせないんですよ。揺れを気にせずまっすぐ走る事に集中させてくれる。例えるならリニアモーターカーみたいな?タイヤと地面の間に1枚嚙ませてるかのようなスムーズさに驚きを隠せませんでした。

これを差し置いて「FASTGRAVEL」は名乗れませんね。「高い物は良い物だ!」って声高らかに聞こえてきます。

タイヤクリアランスは公表で45cまで対応可能で、ダボ穴はTOPSTONE CRB同様でキャリアは装備出来ません。

完全に「グラベルレースで勝ちに行くバイク」といった感じでした。いやーこりゃスゴイ。

最後に

以上が今回のスタッフ試乗会で僕が体験したグラベルバイクになります。

今回紹介したバイクはフジグラン広島店でもご相談承っておりますので、気になる方は是非、お話させてください。

他にも色々なグラベルバイクがあったんですけど、時間の都合上乗れなかったのが残念です。もっと運搬に特化した王道のグラベルロードもあったんですけどねー。いや試したかった・・・・!!!

他にもお!?と思う物もあったので、次の機会にでもまたつらつら書いていきたいと思います。

それではまた。

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