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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2019/10/22 18:20
軽量なエアロロードバイク1台で登りも下りも平坦もこなせてしまうように
35mm前後のエアロホイールも、今や「普通」といっていいでしょう。
〇CAMPAGNOLO BORA ONE 35 クリンチャー
¥285,000-+TAX → ¥242,250-+TAX!!
憧れのBORA!!
時代に応じてマイナーチェンジが施されてきたとはいえ、基本設計は結構
古く、なかなか息の長いモデルではありますが・・・
様々なブランド・モデルが入り乱れる現在でも、その性能は未だ一線級。
履いているだけで一目置かれる、抜群の存在感を放ちます。
「BORA35」のネーミングの通り、リムハイトは前後共に35mm。
平坦や緩斜面がメインであれば、40~50mm程度のハイトの方が空力的に
優れているのは間違いありません。
ただ、カンパはそのレンジに向けて「WTO45」を新たに作り、「35」は
そのまま温存する手段を取りました。
他社が40mm前後を主流にしていく中、35mmにこだわり続けているのは
やはり「リムの軽さ=登りの軽さ」の要素が大きいのでしょう。
カーボンの網目を活かした仕上げも、いかにもBORAな感じでカッコいい。
ブレーキ面には、レジンを除去してカーボン地を剥き出しにして、さらに溝を
切ることで摩擦力を高めた「AC3」。
残念ながら雨の日に試したことはないのですが、ドライ路面ではアルミリムと
比較しても遜色ない高いブレーキ性能を発揮してくれます。
完全プロ用機材「BORA ULTRA」のベアリングはCULTですが、この「ONE」
で使われているのはセカンドグレードのUSB。
とはいえ、そこはカンパのセラミックベアリング。
普通に使っている限り、まず不満は出ないくらいスルスルと良く回ります。
カンパホイールのアイコンと言ってもいいG3スポ―キングも、空気の抜けの
良さと、独特のタメが感じられる加速の良さの両面で効果アリ。
登りは間違いなく大得意。
平坦でも十分な速さと速度の伸びを見せてくれる「BORA ONE 35」
履きっぱなしでなんでもイケる、まさにキング・オブ・オールラウンダー。
ワイド&ラウンド化でリム剛性が上がった「WTO」は、その高い空力特性と
引き換えに「BORAっぽい加速感」が薄れてしまっているので・・・
より濃厚な「あの感じ」が欲しいのなら、選ぶべきはやっぱりコレです!