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ワイズロード 池袋本館 Y'sRoad Ikebukuro honkan
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2017/08/27 20:22
輪行袋といえば・・・オーストリッチですね。
最近では様々なブランドがひしめき合っていますが
やはり安定のジャパンブランド。
そこでみなさんオーストリッチの輪行袋といっても
種類がたくさんありますが
その違い、気になりませんか??
まずはそれを知る前にオーストリッチのカタログでも
表記されている
【デニール】とは何かを頭の片隅に入れておきましょう。
〇デニール(denier, 記号:D)は、線密度、繊度、糸・繊維の太さの単位。
1デニールは、450メートルの糸の質量が50ミリグラムということを表し
9000メートルの糸の質量をグラムで表したものがデニール値となる。
(例:9000mで200gの場合、200デニール、
100gの場合100デニール(200デニールより細い糸ということになる))
従って合成繊維の太さを表すのに用いられることが多い。
次に【リップストップ加工】とは・・
コットン、ナイロン、ポリエステル素材の生地に
格子状にナイロン繊維が縫い込こむ加工。
またナイロン繊維は強度・摩耗に非常に強いため
混紡された生地の強度は格段に向上します。
従って軽量ながら強度が高く、撥水・防水性にも優れているため、
パラシュートなどをはじめ、軽量テント、寝袋といったアウトドア用品に
使用されることが多い素材です。
また万が一生地が裂けても縫い込まれたナイロン繊維が
それ以上の進行を食い止めてくれるので
ハードに使えるのも特徴の一つです。
最後にオーストリッチの輪行袋で採用される
【リップストップ加工210番】の特徴を説明すると・・
<メリット>
① 引き裂き強度が高い。
② 変色・退色・色移行が起こりにくい素材。
③ 裏面にポリウレタンコーティングを施してありますので
高い撥水性があります。
④ 表面に溌水加工を施してありますので、水をはじきます。
⑤ 一般的に、吸水性がないので汚れにくく、摩擦強度も高い。
⑥ 引っ張り強度が強く、軽い。
⑦ 経年変化が、生じにくい。
⑧ 付着した汚れは水や薄めた中性洗剤で拭き取る事が出来る。
<デメリット>
① シンナー・アルコール等の有機系溶剤や揮発性溶剤は
ナイロンを溶かしたり染料を抽出させるの使用しないこと。
② 塩素系の漂白剤が付着すると表面が変質したり
変色する恐れがあるので注意してください。
③ 高熱に対して耐性が表面が変質したり、溶ける場合があります。
これを頭の中に入れて今後の【輪行袋のマメ知識】の
記事を読んでみてください。