【池袋発ライド】輪行で多摩川下流方面へワープ編
by: 長山靖

こんにちは。池袋本館の長山です。

池袋は、街がとても賑やかですね！ただ、大都会のご多分に漏れず人の往来や車通りが非常に多く、サイクリングするのに何かと気を使います。そこで、池袋出発での快適サイクリングプランを模索、実践して不定期連載でご紹介してみます！

今回は、主に折り畳み自転車向けの、輪行でワープするプランのご提案です。

多摩川サイクリングロード！！

池袋周辺エリアからだと、荒川のサイクリングロードがアクセスしやすく人気ありますが、東京南部～西部と神奈川の境界を流れる多摩川のサイクリングロードも、それと並ぶ人気コースです。ただ、自走で行こうとすると、多摩川に出るまでだけでも混雑の都心を突っ切って20km以上はあり、気軽にアクセス出来る感じではありません。そこで・・・、

例えば、東京メトロ副都心線の雑司ヶ谷駅から輪行！

 池袋本館から、南方向に2km弱、東京メトロ副都心線の雑司が谷駅があります。そこまで自走して輪行すると、副都心線→そのまま乗り換えなし直通で東急東横線、と乗る事が出来、30分ちょっとで多摩川駅に至ります。そこからは駅の名の通り多摩川はすぐそば。これでカンタンに多摩川へ出る事が出来ます！

使用してみた印象では、入口1～3のうち、1と2は輪行作業のスペースを見出し難そう、目白通りに面した3（↑画像）は、入口前に適度なスペースと壁があり、輪行作業をし易いと思いました。

そこから改札までは少し深いのですが、エスカレーターと動く歩道を使う事が出来るので助かります。

例えば、話題のスカイブリッジ往復

多摩川に出たら、上流方面、下流方面はお好みで！今回は下流方向を軽くご紹介します。

川沿いに大田区側（左岸）を走って行くと、のどかな風景が広がります。富士山や丹沢、南アルプスが見える事もあります。ちなみに、この画像の周辺は「下町ロケット」の撮影でよく使われていました。

六郷橋の傍にある「北野天神」は、八代将軍吉宗公の落馬を止めたという伝説がありますが、サイクリストの間ではそれが転じて「落車止め」として親しまれています。普段は静かですが、曜日を問わず毎月25日の縁日だけ賑わい、その日だけ立派な木馬に乗る事が出来ます。

多摩川駅からおよそ15kmほどで、多摩川スカイブリッジへと至ります。ここは2022年3月12日に開通したばかりの新しい橋で、歩道の脇に整備された一方通行の自転車道で走って渡る事が出来ます。

ここは景色が開け、到達感を味わう事が出来て良いかと思います。

風向き次第では、羽田空港から飛び立つ飛行機を間近に拝むことも出来ます。

多摩川駅～スカイブリッジ間のサイクリングロードは、国道1号線の多摩川大橋～国道15号線の六郷橋区間の右岸側（神奈川県側）以外は通じているので、往路と復路で左岸、右岸、とルートを変えれば風景が変わってより楽しめます。
（ ↑ 画像は右岸側、河口から2km辺りの地点）

なお、右岸の終点付近には「多摩川河口」という碑が立っています。

実は兄弟！？

多摩川は、実は荒川と同じく奥秩父に源流を持つ河川です。山の北側に降った雨は荒川に、南側に降った雨は多摩川に、という具合に、そのルーツをたどれば同じ雨雲から降り立った兄弟と言っても過言ではありません。そんなことに思いを馳せながら走ってみたら、また新鮮かも知れません！

以上、輪行でのプランを模索してみました。なお、土地勘の無い者が立てたプランですので、もっと良いプランがあるかも知れません。今回ご紹介したような「プランの考え方」でもって、更なる快適サイクリングプランを見つけて頂ければ幸いです！

written by 長山  靖

本記事の取材ライドで活躍したアイテムリスト（※相当品）

Y’sRoad池袋本館
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