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【試乗インプレ】モデルチェンジしたこのバイク、果たしてその性能は・・・?
by: 松葉 祐樹

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いつもご愛読ありがとうございます。
ワイズロード池袋本館の松葉です。

今回は11月15日金曜日に東京の調布市にて行われた
ワイズロードスタッフ向けの試乗会に参加しました。

普段乗れない高額なバイクや最新のバイクに乗れる貴重な経験が出来る機会。

ご協力いただいた各メーカー様、誠にありがとうございました。

今回は個人的に真っ先に試乗すると決めていたバイクです!

 

TREK MADONE SLR9 GEN8

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アメリカメーカーのTREKが誇るフラッグシップレーシングバイク「MADONE SLR」
UCIワールドチーム「Lidl-Trek」が操るバイクとしても有名な究極のオールラウンドレーシングバイク。

第7世代はザ・エアロロードバイクといった性能だったが第8世代は一変しエアロオールラウンドバイクに生まれ変わった。トレックが言うには第7世代のMADONEとEMONDAを融合させ、最軽量かつ最速のバイクに仕上がったという。装着可能最大タイヤ幅も32mmまでOKとなり、パリ・ルーベにも使用する選手が多いと個人的に予想。

試乗コースはあじペン広場の駐車場を使っているので上り坂無しのド平坦。朝方まで雨が降っていたので路面がウェットだった。

デザイン

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外見は第7世代のMADONEをより細身にさせマルチユーズのしやすい印象を受ける。発表当時に話題になったシートチューブ部にある穴「ISOFLOW」は今世代にも搭載。車体後方に生じる乱気流の発生を抑える整流効果としなりを生じやすくなって振動吸収性にも一役買っている。

 

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試乗した車体のフレームカラーはリドルトレックのチームレプリカカラー。アッセンブルされたコンポーネントはSRAM RED ETAP AXS E1にホイールはBONTRAGER AEOLUS RSL 51。タイヤはPIRELLI P ZERO RACE チューブレスレディの28mm幅が装着されていた。今回の試乗コースや路面状況的に51mm高のリムハイトとチューブレスタイヤはベストマッチしているかも。

 

試乗インプレ

試乗車のサイズはSサイズをチョイス。私は身長が172cmありメーカーのサイジングはMサイズが適正となっているが、トップチューブ長を見比べるとSサイズがちょうどよさそうだったため、こちらのサイズで試乗。ただ試乗車には165mm長のクランクがアッセンブルされていて普段170mmのクランクのバイクしか乗ってないので純粋比較できない点も出来る限り考慮してインプレしていこうと思う

※ちなみにMサイズの水平トップチューブ長が545mmでSサイズは532mm。

試乗の前に車体を持ち上げてみる。やはりというべきか当然というべきかとても軽い。私の2021年モデルのEMONDA SL7が色々とカスタムしたうえで実測が7.4kgだが、リムハイトは私のバイクよりも高いはずなのに全く重さを感じない。MADONE SLR9 AXSのメーカー公表重量がMLサイズで7.0kgの為、Sサイズではさらに軽量なはず。車体にまたがりペダルを適当に漕いでみると停止状態からの加速性は前作と比べ格段に良くなっている。フレーム形状以外での前作との違いはカーボン素材が第8世代新規に採用された高剛性且つ軽量の「OCLV900」をSLRグレードのフレームのみ使用している。それもあってかゼロスピードからの加速やコーナーの立ち上がりの伸びはよく感じ、速度維持もしやすい。ダンシングした際も車体が振りやすく、ヒルクライムで頻繁にダンシングする私にはその点も高評価。51mmリムハイトのホイールも速度維持のしやすくダンシング時のホイールのたわみも全く感じない。それでいて乗り心地もISOFLOWとアッセンブルされているチューブレスレディのタイヤのおかげで全く気にならない。今回の試乗コースはド平坦のコースだったが機会があればヒルクライムコースでも乗ってみたい一台だ。できればホイールをAEOLUS RSL 37mmリムハイトを装着して筑波山なんかを走ってみたい。

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試乗後にメーカーの方に許可をいただいて撮らせともらったISOFLOW周りのフレーム内部の写真。SLRグレードのフレームのみアメリカのウィスコンシン州のウォータールーにある本社の工場で製作されていてその技術の高さと品質への自信が伺える。

トレック独自のカーボン製法の「OCLV」製法とは
Optimum
Conpaction
Low
Void

の頭文字からなる製法で日本語訳では
「超高密度圧縮 低空隙」となる。カーボンシート作成の際にカーボン繊維の一本一本やそのカーボンシートでフレームの形状に作る際に極限までに隙間をできないようにする製法がOCLV製法となる。これにより強度・耐久性や剛性を想定通りの100%に仕上げるという。

 

MADONE SLRは一台で1分1秒を争うヒルクライムレースやクリテリウム・エンデューロをこなし、休日のサイクリングなどにも使える最高のオールラウンドバイクが欲しい方におススメです。

そこまでシリアスらレースには出ない方にはMADONE SLグレードもおススメします。
SLRとSLのグレード差がかなり縮まっていると感じるので。
(個人的にSLグレードはSL6がオススメ)

 

ではまた

 

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