再上陸したアレが気になる～個人的にはこの手の商品の中で一番だと思います。【スタッフ試乗会】
by: 石川勝一

試乗会で気になったモノ

先日弊社ワイズロードのスタッフ試乗会に参加し様々な新作バイクに試乗させていただきました。
ご協力いただきましたお取引先の皆様、ありがとうございました。
自転車以外にも数多くの新しい部品・用品の展示があり、既に発売中のものや今後販売予定のものまで目新しいアイテムが沢山ありました。
そんな中で個人的に気になった面白い商品をピックアップしてみました。

FIDLOCK TWIST

当店でもワンタッチで使える磁石＆吸盤の新感覚スマホマウント【VACUUM】が人気の、FIDLOCKのボトルシリーズ【TWIST】のご紹介です。
FIDLOCK自体はドイツのマグネットシステムで好評を得ているブランドで、ヘルメット・バッグ・ベルト等のバックル等に採用されています。
当店で現在POP-UP開催中のKPLUSのヘルメットのバックルは全てFIDLOCK社のものを使っていますね。
そこでまもなく発売開始になるのが、マグネットロックシステムを採用したボトルケージレスのツイストボトルです。
今年日本再上陸を果したこのシリーズ、もしかしたら数年前に販売していたものを覚えてらっしゃる方も少なくないかもしれませんね。

おすすめポイント

このシステムの良いところは、直感的に使えてしまうというところです。
小難しいマニュアル等を読む必要はなく、初見の人でも使えそうですね。
具体的にはボトルケージ台座に専用ベースを介してマグネットで専用のボトルが着脱可能になります。
軽い力でボトルをひねるだけで簡単に取り外すことが出来て、近付けるだけで強力なマグネットによって取り付けることが出来るんです。
装着時のボトルをベースに近付けるときにスーッと吸い込まれるような感覚は、ちょっとヤミツキになりそうです(笑)
疲れている時にも何も考えずに感覚的に使えるのはとても有難いことだと思います。
非常にシンプルなロック構造ですが、マウンテンバイクでの激しいオフロードライドでもしっかりボトルを保持してくれるとのことです。
ケージレスの見た目は非常にスッキリしていて綺麗です。
また、横から抜けるため上から引き抜く必要がありませんので、サイズの小さいバイクやMTBなど前三角の小さいバイクでもボトルを取付出来る可能性が上がります。

専用ボトル以外にも

こちらのUNI CONNECTORを使うことで、専用のボトル以外でもこの便利なマグネットシステムの恩恵を受けることが出来ます。
BOAダイヤルで調整する訳ですが、そもそもこの部分だけでカッコ良い(笑)
お気に入りのボトルを使う時でも、ボトルケージに出し入れする訳ではないのでボトル自体に傷がつきにくいのも嬉しいポイントですね。
ボトルやケージに泥などの汚れが付いていた日には、抜き差しする度にガリってなるので最悪ですよ…。
まあ重量に関しては気にしたら負けです。

幅広い拡張性

このように通常のサイクルボトル以外のモノもホールドすることが出来ます。

もちろんボトル以外にも使えますよ。
BIKE BASEを使えばボトルケージの台座にセット出来て、UNI BASEを使えば台座の無いパイプにも取り付けることが出来ます。
工夫次第で色々な可能性が広がりますね。

まとめ

ボトルをマグネットで着脱するシステムやボトルケージレスシステムは今までにもいくつかありましたが、それらの一番の問題点はどれも着脱にコツがいりました。
サイクリング中はボトルの出し入れに神経を使うのではなく、ライディング自体に集中したいものですよね。
その点、FIDLOCKなら着脱は本当に簡単なので、未体験の方は是非お試しいただきたいところです。
また、FIDLOCK以外のシステムだと基本的にそのシステム専用のボトルの使用が必須になりますが、容量の問題だったりそもそもデザインの好み等もあるでしょうから、やはりBOAタイプのユニコネクターを使って汎用のサイクルボトルやボトル以外も使用可能になるのは大きなアドバンテージになります。
気になった方はボトルとベースのセットはもうすぐ発売開始になるのでお待ちくださいませ。
ユニコネクター等一部メーカーに既に入荷しているアイテムもあります、お取り寄せも承りますのでご相談ください。