こんにちは、神戸店のカネコです。

15歳から自転車競技を始めて現在に至るまで様々なバイクを所有し走ってきました。

数えて20年以上スポーツバイクに携わってきた中でいつも傍らにあるのはロードバイクやMTBでしたが、ワイズロードに入社してからその利便さと走行性能、タフさに驚き購入を決意したのがBROMPTONでした。

とても奥が深いBROMPTON。

乗り手に合わせてカスタムできる自由さもありバイクの仕様は千差万別。

２台として同じ仕様になる事はないのではと思うほど違いが出るところに自転車というジャンルを超えた楽しさがあるように感じます。

そんなBROMPTONですが、もちろん自身が乗る車体も他とは違う仕様がちらほらとございます。

もうすでに乗られている方でもこれから購入を検討されている方でも、何か参考になれば嬉しいなという気持ちから今回は自身のBROMPTONをご紹介したいと思います。

BROMPTON　S2L-X

カラー：ハウスレッド

現在ではP-LINEに相当する、フロントフォーク＆リアバックがチタンでできた軽量モデルのS2L-Xです。

今と昔ではモデル表記が変わりややこしい部分があるのでご紹介しますと、、、

S:ハンドル形状

2:ギア段数

L:リアラックの有無

X:チタン一部仕様の軽量モデル

頭のアルファベットはハンドルの形状を指します。自身が所有しているのはフラットハンドルバーのSハンドル仕様です。

その次にくる数字は変速段数を指し、私のモデルは外装変速の2速仕様となっております。

リアラックの有無を表すアルファベットはLがラック無、Rがリアラック有となります。

軽量さを求めるためラックは無い仕様で乗っています。

ちなみに店舗在庫品には現在のモデル名に併せ旧表記も記載しておりますのでぜひご参考にしてください。

軽量さを求めフェンダーを外した仕様に！

せっかく軽量モデルに乗るのならば、と外してしまった純正のフェンダー。

これを外すだけでも300gほどは軽くなる為、購入と同時に外してしまいました。

しかし外したが故のデメリットも。

当然ながら雨の日では足元が盛大に濡れてしまうため、雨天時の走行にはまったくもって不向きです。

また、折り畳み時に真っすぐ置けません。斜めになり倒れるリスクがあります。

フェンダーに付いているローラーが車体を真っすぐにしてくれていましたが、それが無い為に不安定に。

しかし軽量さとシンプルな見た目がかっこいいため概ね満足しています。

なので雨の日には乗りません。。。たまに乗りたくなるけど。。。

軽量性とはトレードオフな関係ですね。

 ちなみに、フェンダーレスカスタム（E-カスタム）をするにあたりいくつか必要なパーツがあります。

ワイヤーを受ける為のプレート＆折り畳み時のフック

これが無いとフェンダーレスにはできないので注意が必要です。

細かい部分になりますが、他にも外したパーツが。

ほとんどの方が積極的に使用しているフロントバッグを付ける為の台座。

BROMPTONの利便さを上げる、純正にして超重要パーツなのですが、、、外してしまいました。

なのでバッグ類は車載できなくなりますが、その分軽量化＆シンプルになり美しくなりました。

しかし何も車載出来ないのはちょっと不便。。。という事で小さいハンドルバーバッグを付けています。

この中には、、

・ワイズロードオリジナル輪行袋

・ワイヤーロック

・折り畳み時に外したペダル

を入れています。

プラス財布なども入る余裕がある為、ぷらっとお出かけする際にもピッタリで満足しています。

弊社オリジナル輪行バッグは収納袋に入れればフレーム内に輪行バッグを収納できますが、面倒くさがりな為簡単に折りたたんでハンドルバッグにポンっと入れてしまってます。

更にもう一つ外したのが、、、

チェーンガード。

 ロードバイクに乗り慣れておりズボンの裾を巻き込んだり汚したりする心配が無いので、これも外してしまいました。

少しの軽量化とシンプルさを求めるが故のカスタムです。

（ズボン巻き込みや汚れリスクは上がる為要注意です。）

私の場合は軽量性を上げ乗り味を軽くしたかったのでこのようなカスタムを行いましたが、不便になる点もありました。

しかしほとんどは気にならないレベルであった為、理解をした上でこのような仕様にしています。

そのおかげで満足しながら日常使いが出来ています。

タイヤをシュワルベ ONE サイドスキンへ

タイヤも純正から変更。

軽量性とグリップ力に優れる定番レーシングタイヤ、シュワルベのONEというモデルにしています。

サイドスキンカラーもフレームとマッチしかわいらしい雰囲気が気に入っています。

もちろんレーシングタイヤなだけに走行感も軽くコーナリングでのもっちり吸い付くようなグリップ感がたまらず良いです。

ペダルも純正からMKS RAMBDAに。

純正のペダルの使い勝手は素晴らしく、簡単に折りたたむことが出来るし極端なチープさもないので満足はしていましたが、車体の雰囲気に合わせ変えたくなりました。

なるべくブラックのパーツを減らしレッド＆シルバーの2色にしたかった為にMKSのLAMBDA Ezy Superiorに変えました。

日本で製造され職人さんたちが１つ１つ軸の組み立て等を行うため動きは非常に滑らかなのが特徴。

RAMBDAは踏み面が広めで安定感が高く、吸盤のような形の凸凹がシューズをしっかりとキャッチしてくれます。

ペダルは脱着式で、折り畳み式より外す手間が増えてしまいますが、コンパクトにできると同時に防犯対策にもなるので重宝しております。

雰囲気も良く車体にマッチしていて満足度は高めです。

2速は街乗りにピッタリな仕様

自身が操るモデルは外装2速。

一見ギアが足りないように思えますが、積極的にアップダウンに行かない事や街乗りメインでそこまで遠出をしない為2速で十分対応できます。

平坦路では頑張り過ぎず速すぎずな絶妙なスピード感を維持すると乗りやすくストレスを感じません。

ロードバイク乗りとしての性なのか、どうしても頑張って漕いでしまったりスピードを求めてしまいそうになりますが、そこを割り切る心の余裕を持てるようになったおかげで今では気にせずのんびりと乗れるようになり便利さを感じています。

 今後もカスタムして楽しみます♪

 購入から一年以上が経過しある程度のカスタムは行いひと段落しましたが、グリップやクランクなど変えてみたい部分はまだちょこちょことあります。

様々なカスタムが出来るが故の贅沢な悩みですが、今後も少しずつ変えてみてはむふふと一人で満足していようと思ってます。

都度ご紹介が出来ればな、とも思っておりますので気長にお待ちください。

それでは！お付き合いいただきありがとうございました！