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PINARELLOレーシングスピリットへの入り口 F5インプレッション!
by: カネコ

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こんにちは、神戸店PINARELLOルーム専属スタッフのカネコです。

 

先日に東京にて行われたスタッフ向け試乗会。

数多くのメーカー様にご協力いただき、普段では乗れないバイクや出来立てホヤホヤなバイクなど、様々な自転車の試乗をさせていただきました。

ご協力いただきました各メーカー様ありがとうございました!

 

さて、今回のブログではモデルチェンジを果たしたF5のインプレッションをお届けしたいと思います。

PINARELLOのレーシングバイクの一番の特徴、それはハイエンドバイクと同等のフレームワークで、見た目の美しさと走行性能を両立しているところ。

フレーム設計の違いはほとんどなく、ハイエンドバイクの速さに裏付けされた技術がそのまま継承されているのがPINARELLOのレーシングバイクなのです。

しかし、その中でグレードにより明確な違いはどのような点にあるのでしょうか。

技術面と合わせ、実際に乗った印象を交えてその違いをお伝えしたいと思います。

PINARELLO F5 105 Di2

価格:¥720,000(税込)

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東レT700カーボンによる剛性感と快適性の両立

PINARELLOのレーシングバイクでは『ライダーのポテンシャルを最大限に引き出す』と同時に『速さに裏付けられたバイクの造形美』を両立することを信念としています。

その基本軸の中で、ライダーが求める性能をモデル別で変える為、使用するカーボン素材を変更することによりライドフィーリングに違いを持たせています。

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ミドルグレードのF5の場合、よりレーシーな上位グレードのF7やF9と違い、より快適性(振動吸収性)を高める東レT700グレードのカーボンが使用されています。

レーシングバイクとしての基本性能を損なうことなく、快適性を向上させることにより、決して速さに縛られることない様々なライドを楽しめるバイクとしているのです。

 

DOGMA Fの技術が継承され、よりエアロに。

上記でも触れた通り、ミドルグレードであってももハイエンドの技術はしっかりと継承されています。

 

エアロキールBB。前方へオフセットし、かつ縦方向へはシャープになった形状でBB周りの剛性を確保しつつもエアロ効果に寄与する形状となっています。

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フォークコラム形状の変更により実現した、細身なアワーグラス型のヘッドチューブはエアロ効果向上に貢献しています。

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コンパクトなリアトライアングルで漕ぎ出しの軽さと振動吸収性も両立しています。

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 フォークオフセットは47mmとなり、高速時のコーナリングなどで安定感が増す方向で調整されています。

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ステムハンドルは新設計のE-TICR

ケーブルルーティーンがシンプルになったと同時に形状も滑らかになり、これもまたエアロ効果に貢献しています。

フレア形状のハンドルにより自然なエアロポジションが取れる設計となった点も流行りを抑えた印象です。

 

F5インプレッション

カーボン素材の違いによるフィーリングが一体どれほどに違いを生み出すものなのか。

ここからは実際に乗った感想をお伝えしていきたいと思います。

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特徴を一言で表すならば、『Fシリーズ特有の芯の硬さがありつつも全体的にはマイルドなフィーリング』です。

どういうことかと申しますと、、、

 

まず踏み出しの軽快さ。

これは一定感感じることができました。

バイク全体の剛性感は上位グレードより若干落としている特徴もあり、パリッとした剛性感というよりは、出力に対して素直に前に進む感触が得られる剛性感だと思います。

これは意識的に違いを持たせているものだと思いますし、レーシングバイクとしての反応性はちゃんと持ち合わせてますので、決してもたつく、というものではありません。

また、ロングライドなどスピードの強弱が少ないシチュエーションにおいては、この剛性感がちょうど良く、硬さによるダメージの蓄積が上位グレードよりは少ないだろうという印象を持ちました。

ちゃんと進むための芯のある剛性感は持ちながらも、カリカリなレーシングバイク特有の脚当たりの硬い感触は和らいでいる、狙った剛性感が出せているバイク、というイメージです。

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コーナリング時やハードブレーキング時などの挙動に関しても、剛性感による丁度良さ、を感じることができました。

PINARELLOの特徴といえば、ONDAフォークによる素直な操作感。

これはどのグレードにおいても共通するフィーリングで、狙ったラインへのコーナリングのしやすさが感じる部分です。

少しの違いを感じた部分は、ハイスピードからの減速でコーナーに差し掛かる時の粘り感。

剛性が高いバイクのようなスッと切り込んでいくような感触とは少し違い、ヘッドからフォークにかけての剛性によるものなのか、バイクが路面と粘り食いつくようなフィーリングをほんの少しだけ感じました。

フォークオフセット変更による安定感向上という効果も相まって、シビアなコーナリングをしない方にとっては、より操作感のしやすさやきびきびし過ぎない安心感が得られるものだと思います。

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エアロ効果はやはりPINARELLO。

高速域でのスピードの伸び感は気持ちよく、時速40kmほどからの淡々としたスピード維持は得意分野に感じます。

しかし高速域からのさらなる踏み足しによる反応性は上位グレードのF7よりはマイルドな印象です。この感触の違いはカーボングレードによる剛性の違いが現れた部分かなと思います。

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そして最後は乗り心地。

バイクのジオメトリーは上位と同じものですので、設計で乗り心地がいい、という印象ではなく、明らかにカーボン自体が仕事をして要るんだろうな、という優しさを感じます。

ビビり振動を吸収するような感触や、路面による突き上げ衝撃をいなすのは確実にT700カーボンによる恩恵だと思います。

長時間のサイクリングとなる程にこの優しさの恩恵は大きいものとなることでしょう。

 

 

 

総じて、剛性に関わる部分の挙動に関しては上位グレードのF7と比べるとマイルドで、乗りやすさが際立つ味付けとなっている印象がこのF5であると思います。

しかし、PINARELLO以外の同等グレードバイクと比較した場合には決して剛性不足であったり、遅いバイクであるといったことは一切ありません。

レーシングバイクとしての軽快さを持ちつつも、上位グレードと比べた場合にのみその性格はマイルドである、ということですね。

ですので、F5のターゲット層は広く、速くも走れてロングライドなどのサイクリングにも丁度いい、快適に走れるバイクだと結論づけます。

 

F5、F7共に試乗車のご用意もあり!ますはお試しを!

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今回のインプレションが参考になれば幸いですが、しかし1番は体感してみてどう感じるか!だと思います。

このインプレッションを通して試乗いただき、感覚を研ぎ澄ませバイクの特徴をしっかりと感じてみてください!

きっとPINARELLOというバイクブランドの理解と魅力がより深まると思いますよ!

 

PINARELLOのバイクをご検討の際は是非是非ワイズロード神戸店へどうぞ!

よろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

 

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