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2026/09/13 17:30

目次
前編では、CINELLI Tutto Plusに元々取り付けられていたヘッドパーツを取り外し、新しいヘッドパーツを取り付けるための準備まで進めました。
そして今回の後編では、いよいよCHRIS KING(クリスキング)NoThreadSetを取り付けていきます。
今回のカスタムで選んだのは、以前から気になっていた逸品。
ヘッドパーツは普段あまり目立たない部分ですが、ハンドル操作に関わる重要なパーツです。
そして何より、スタッフバイクだからこそ「ここは好きなパーツを入れたい!」という気持ちで選びました。
それでは、取り付けスタートです!
ヘッドパーツを交換するときに、まず確認したいのがフレームとフォークの規格です。
見た目だけで選べるものではなく、ヘッドチューブやフォークコラムのサイズに合った製品を選ぶ必要があります。
今回使用するNoThreadSetは、1-1/8インチのコラムと上側:EC34 / 28.6、下側:EC34 / 30のヘッドチューブに適合する仕様。
これはTutto Plusの規格に合わせて選んでいます。
CHRIS KINGのヘッドパーツには複数の規格が用意されているため、購入前にフレーム側の寸法やフォークコラム径を確認しておくことが大切です。
ヘッドセットは一見するとシンプルな部品に見えますが、上下のベアリングやカップ、ベースプレートなど、複数のパーツで構成されています。
取り付ける向きや順番を間違えないよう、作業前に確認しておきます。

次に、ヘッドパーツを圧入するフレーム側を確認します。
前編で純正ヘッドパーツを取り外したので、ヘッドチューブの状態をチェック。
取り付け面に汚れや異物が残っていないかを確認し、必要に応じて下処理と清掃します。
今回は結構キレイな状態だったので軽く拭く程度で済みました
ヘッドセットはフレームに正しく圧入されることが重要です。
CHRIS KINGも、取り付け時にはカップを正しく圧入し、ヘッドチューブに対して均一に取り付けることを案内しています。

まずは上側のヘッドセットカップから取り付けます。
専用のヘッドセットプレスを使用して、フレームに対してまっすぐ圧入していきます。
ここで大切なのは、斜めに入れないこと。
無理に力を加えるのではなく、カップとヘッドチューブの位置を確認しながら、少しずつ圧入していきます。
上側が取り付けできたら、続いて下側です。
こちらも同じように、専用工具を使用して圧入していきます。
続いてフロントフォーク側の作業です。
ヘッドセットを交換するときは、フレーム側だけでなくフォーク側にも取り付け作業があります。
今回使用するのは、Tutto Plusに標準装備されているコロンバス製スチールフォーク。
ここにNoThreadSetのベースプレート(クラウンレース)を取り付けます。
フォークのクラウン部分にベースプレートをセットします。
この部品はヘッドセット下側のベアリングと接触する重要な部分。
まず元々のベースプレートを外します。専用工具でガシッとつかんで引き抜きます。

専用のクラウンレースセッティング工具を使い、フォークに対してまっすぐ取り付けます。
今回はスライドハンマーを使って取り付けしました。※写真撮り忘れた……
CHRIS KINGの取扱説明でも、ベースプレートは専用工具を使用して正しくセットすることが案内されています。

ベースプレートの取り付けが完了したら、上側のベアリング周辺を組み付けフロントフォークをフレームへ戻します。
上下のベアリングが正しい位置に収まっていることを確認しながら、フォークコラムをヘッドチューブへ通します。
ここまで来ると、少しずつ「クリスキングを取り付けたTutto Plus」の姿が見えてきました。
ベアリングやシール類は、向きや順番を間違えないように注意します。
※ちなみにここまでやってロゴ位置が微妙にズレてるのが気になり、もういっかいやり直しました。(笑)

ヘッドセット周辺のパーツを組み付けたら、ステムを取り付けます。
ここでハンドル周りが元の状態に近づいてきます。
ステムを固定する前に、フォークコラムの位置やスペーサーの組み合わせも確認。
このあたりは最終的なハンドル高やポジションにも関係してくるため、今後のカスタムも考えながら組み付けます。

最後に行うのが、ヘッドセットの玉当たり調整です。
トップキャップを取り付け、適切に調整していきます。
ヘッドセットにガタがなく、なおかつハンドルを左右に動かしたときにスムーズにフォークが回転する状態を目指します。
CHRIS KINGの取扱説明でも、最終調整ではフォークがガタなく、抵抗なくスムーズに回転することを確認するよう案内されています。

無事にCHRIS KING NoThreadSetの取り付けが完了しました!
元々付いていたヘッドパーツから交換するだけでも、車体の雰囲気がかなり変わります。
無機質な都会の路地裏みたいなイメージの車体に差し色のピンクが印象的なCHRIS KING。
こうして見るとかなり良い感じです。
今回、なぜヘッドパーツを交換したのか。
もちろん性能面もありますが、やっぱり「自分が好きなパーツを使いたい」というのが一番大きな理由です。
CHRIS KINGのNoThreadSetは、ポートランドで製造され、自社製ベアリングなどを採用したヘッドセット。
長く使うことを前提に、メンテナンスしながら使える設計も特徴です。
頻繁に交換するパーツではないからこそ、気に入ったものを選ぶ。
こういう部分も、スタッフバイクを作る楽しさだと思います。
今回の作業で、Tutto Plusのヘッド周りがかなり自分好みになりました。
そして何より、バイクを少しずつ自分の仕様へ変えていく感覚が楽しい!
まだまだカスタムは始まったばかりです。
ヘッドパーツを交換しただけでも、「次はここを変えたい」という部分がどんどん出てきます。
この先どこまで変わっていくのか、自分でもまだ分かりません。
今回の「スタッフバイクを作る!」第2巻では、CINELLI Tutto Plusのヘッドパーツ交換を前後編でお届けしました。
前編では純正ヘッドパーツを取り外し、後編ではCHRIS KING NoThreadSetを取り付け。
これでヘッド周りのカスタムは完了です。
しかし、スタッフバイク製作はまだまだこれから。
ハンドル、ホイール、タイヤ、駆動系など、気になるところはたくさんあります。
果たして次はどこに手を入れるのか?
次回のカスタムもお楽しみに!
今回は、CINELLI Tutto Plusのヘッドパーツ交換・後編として、CHRIS KING NoThreadSetの取り付けを行いました。
ヘッドパーツは小さなパーツですが、ハンドル操作を支える重要な部分。
規格確認からカップの圧入、ベースプレートの取り付け、フォークの組み付け、玉当たり調整まで、正確な作業が必要です。
今回のカスタムでまた一歩、自分だけの一台に近づきました。
次回はどんなパーツが変わるのか。
完成まで、まだまだ続きます!
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