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【iRC】ASPITE PROを愛用している僕が”食わず嫌い”していたチューブレスレディタイヤFORMURA PROに変えてみた【FORMURA PRO】
by: 元井

 

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こんにちは!

京都店の元井です。

新年度になりまして僕も色々と慌ただしくなりそうな予感がします。

今年は学業と仕事と自転車の両立ができるような体力づくりをしていくのを目標に
去年よりもたくさん自転車に乗る機会を増やしていきたいと思います。

さて話は変わりまして、なんだかんだ言いながらずっとクリンチャーに乗り続けていました。
ですが先日ついにタイヤをチューブレスレディにしたので実際乗ってみてクリンチャータイヤと比較したいと思います。
(今回は文章長めです!)

 

比較対象

クリンチャーで使用していたのはホイールがフルクラムのレーシング6
タイヤがiRCのASPITE PRO S-LIGHTの28Cです。

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チューブレスレディで使用しているのはホイールがWINSPACEのホイールブランドLUNのHYPER35です。
(京都店ではLUNの取り扱いはございませんのでご了承ください。)
タイヤがiRCのFORMURA PRO S-LIGHTの28Cです。

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ホイールは変わっていますが、
タイヤはどちらもiRCの軽量フラッグシップモデルでタイヤの太さは28Cなので比較対象にはいいかと思います。

 

乗って感じた空気圧問題

取付云々は一旦置いといて実際に走ってみての感想に行きましょう。

チューブレスではクリンチャーを付けている時よりも低圧で乗る方がいいとはいいますが物は試しということで

クリンチャーの28Cを付けているときは基本的に5.0bar入れていることが多かったので、チューブレスでも一旦5.0barで走ってみました。
(ちなみに僕の体重は大体60kgくらいで、車体はレーシング6のときで8.4kgでした。ホイールを変えてから測っていませんが単純にホイール分で計算しても0.5kg近く軽くなっていると思われます。)

 

結果から言うと少し空気圧を落とした方がいいかと思いました。

ホイールもエントリーモデルからカーボンホイールになったことで硬くなっているとは思いますが、
地面との接地している感覚が普段より硬くゴツゴツしたような乗り心地に感じました。

 

ということでスラムの出しているサイトで適正空気圧を計測してみたところ
(車体重量は-0.5kgを想定していますが、もうちょっと軽いかも)

フロント4.25barのリア4.53barと出たのでフロント4.3barのリア4.5barで乗ってみました。

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だいぶいいですね。

乗り心地は良くなりましたし漕ぎ出しは前よりもしっくりきました。

踏み出しの良さはチューブがない分でしょうね。

まだ実験の余地があるようにも感じましたが、しばらくこれで乗ってみたいと思います。

 

 

 

まとめ

 

やはり28Cの太めのタイヤをロードバイクで使うときはチューブレスで低圧運用するのがよさそうです。

低圧にしているはずなのに走っている時の抵抗が減っているような感覚は不思議ですね。

 

以前、転がり抵抗がどうとかSNSでも話題に挙がっていましたiRCのタイヤですが、個人的にはモチッとした乗り心地がよくて結構好きです。

(雨の下りでもしっかりグリップしてくれるのでビビリの僕にはちょうどいいです笑)

 

そらそうなのですが最初の感触で思ったようにタイヤの性質はASPITEとFORMURA PROで少し異なっているようには感じましたね。

(もちろんホイールの差もあるかと思います。)

 

けれどもチューブレスのタイヤ自体が初めてなので他のメーカーと比較するとまた印象も変わってくるかとは思います。

 

クリンチャーの中ではASPITEが一番好きなタイヤの一つでしたが、チューブレスでは何が合うのかこれから色々試していきたいと思います。

(この前発表されたハッチンソンの新型タイヤが気になりますね~)

 

 

 

 

普段使いはやっぱりクリンチャー?

 

実際普段使いするならクリンチャーの方がいいのではと思っている方も多いと思いますが、一長一短かと思います。

クリンチャーはパンクした後の処理が比較的簡単でタイヤ自体もチューブレス用のタイヤより安価なものがほとんどです。

空気圧をしっかり管理していればパンクすることも少ないですが、そうは言っても割とあっけなくパンクしますよね。

チューブをTPUにしたりすれば話は変わってきますが、基本的にはクリンチャータイヤの方がチューブが入っている分も含めてチューブレスタイヤよりも重くなる傾向にあります。
(28Cなどの太めのタイヤだと特にですね)

 

対してチューブレスレディは中に入っているシーラントがある程度まではパンクをカバーしてくれます。

ちょっとしたことで一撃でやられることもあまりないというのはありがたいですよね。

ただ取り付けはそもそもタイヤがクリンチャータイヤより硬かったり、シーラント云々でクリンチャーに比べると苦労すると思います。

また定期的なシーラントの補充が必要になります。

何より安定感と漕ぎ出しの速さが素晴らしいですね。

 

ということで悩んでいる方は店頭でスタッフに聞いていただければと思います。

中身がありそうで無いような気もしますが参考になれば幸いです。

それでは、

おまちしております。

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