【メカ目線】一家に一本！チェーンチェッカーのご紹介！
by: 元井

こんにちは！

京都店の元井です。

前回のチェーンキーパーの記事がなぜか思いの外好評だったので、私物の工具紹介シリーズいきます！

僕が（勝手に）師匠だと思っている人がかなりの工具好きだったので、僕も教わっているうちに工具好きになってしまいました。

どうせなら工具箱ごと紹介したいくらいですが、FEEDBACKのチェーンキーパーのようにちょっと変わった便利な工具をご紹介したいと思います。

僕が何度か帯同していたスパークルおおいたはスラムコンポを使用していました。

スラムと言えば他メーカーとは違って外回りがフラットに見える独特のチェーン（フラットトップチェーン）をしています。

（といってもスパークルおおいた自体はサプライヤーであるSUMCのチェーンを使用しています。）

実はこのスラムのようなチェーン（AXS用チェーン）ではシマノのような一般的なチェーンチェッカーを使うことが出来ません。

ですが、僕が使用しているPEDROSのチェーンチェッカーはスラムにも使えます。
（ちなみにパークツールからもスラム対応のチェーンチェッカーが出ています。）

PEDROS　チェーンチェッカープラス２

価格(税込)：￥3,410

ポイントは三本のフックで計ることです。

一般的なチェーンチェッカーはローラーの内側同士を測っているのに対し、ローラーの内側と外側で測っています。
内側と外側で計測するので、ローラーが大口径化されたSRAMのAXSでも計測ができます。

（上：SUMC製チェーン/下：スラムflattop）

そしてチェーンのチェックが2段階で出来ます。
窪みの一段階目が0.5％、全部入り込むと0.75％です。
カンパニョーロなど一部のメーカーのチェーンは一般的に言われる交換時期よりもシビアだったりします。
そういったメーカーのチェーンにも対応しているということですね。

ということで、いかがだったでしょうか。

チェーンの適切な時期での交換はチェーンリングやスプロケットの要らぬ摩耗を防ぐためにも大切です。
チェーンの3～5000円をケチってチェーンリング・スプロケット交換なんてなったら数万円レベルで吹き飛んでしまいますよ。

そういった大きな出費を防ぐためにもチェーンチェッカーはひとつ持っていてもいいと思います。

それでは！