完成車&サイクルウェア京都エリアNo,1品揃えのお店!
2025/12/07 19:18
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こんにちは!
京都店の元井です。
ここ数年で真偽不明のコスパを謳う安価なカーボンホイールが多く存在しています。(ついに弊社からもそういうホイールがでましたが)
その余波で一番割を食っているのはアルミホイールではないでしょうか。
10万円以上するアルミホイールを買うくらいなら見た目も派手なカーボンホイールに食指が動く気持ちも分かります。
しかし、数値で見る軽さや見た目の派手さ以上に、長年のメーカーの「研究」と「努力」の成果が詰まった優秀な性能を持つアルミホイールも多いです。
逆に新興”カーボン”ホイールブランドにそういったアルミホイールを作ることは到底できないと思います。
ということで車体をワンステップ格上げするアイテム!アルミホイールの超定番二大巨頭をご紹介したいと思います。

重量:1675g
フリーボディ:シマノフリー
価格(税込):¥121,000 ⇒ ¥108,900
最初のカスタムホイールとしてドがつく定番となっているカンパニョーロのゾンダです。

なんといってもカンパニョーロのホイールの代名詞ともいえる組み方G3組。
リアホイールでいうとドライブ側に二本のスポーク、ノンドライブ側に一本のスポークのセットになっています。

スポークを局所的に集めることで”疑似バトンホイール”的な効果が期待できます。
空白部分が多いことで横風をいなしてくれてエアロ化されるわけですね。
それでいて、単にスポークを減らすだけではなく強度を落とさずに
ホイールをロスなく進行方向へ進ませることを考えて設計されています。
ゾンダは重量もオリジナルで付いてくるホイールに比べると軽いです。
例えばよく完成車に付いているホイールであるシマノのRS171はフロントが897gのリアが1098gで合計1995gあります。
ロードバイクで300g軽くなるのは持ってわかるレベルだと思います。
足回りが軽くなると走っている時の軽快さも変わりますからこれも選ばれる理由ですね。
リム幅は17㎜でタイヤサイズは25cがちょうどいい設計です。

もちろん車体側の許容サイズにもよりますが、ロードバイクでよく付けられる25Cや近年主流となっている28Cだけでなく、
乗り心地重視でサイクリングをしたい方は30Cや32Cの取り付けも可能です。
後継モデルにあたるZONDA GTではリム内幅がトレンドど真ん中の23㎜で設計されています。
ここ数年のうちに発売された車体に乗る方はタイヤサイズも考慮してZONDA GTのほうが相性がいいと思います。
グラベルにも対応しているのでロード以外の車体にもおすすめです。

重量:1,670g(ディスク),1,570g(リム)
チューブレスレディ対応
フリーボディー:シマノフリー
推奨タイヤ幅:(25C〜32C)
リム内幅:19C
価格(税込):¥100,100 ⇒ ¥75,075
老舗ホイールブランドマヴィックからキシリウムSです。
マヴィックのアルミホイールキシリウムシリーズも初めてのカスタムホイール定番銘柄だと思います。

特徴はその軽さとしなやかさです。
なんだかんだ言って重量の差は大きいです。
特に完成車に付属しているホイールから比べるとキシリウムは車体重量を大幅に”減量”することができると思います。
また程よいしなやかさを持ったこのホイールは、そこまで本域で走っていないという人にも優しいホイールだと思います。
転がりだすと数値の重量以上によく走るというのもMAVICのホイールの特徴ですね。
ラチェットは上位モデルと同じID360が搭載されています。
定期的なメンテナンスが必要とはなりますが、作業はし易く設計されています。
その気になれば自分で手入れすることも可能かと思います。

リムテープが不要の設計ですので、チューブレスへの移行も容易です。

上位モデルのSLはリムが少しエアロになり、スポークもエアロになっております。
重量も軽くなっております。
予算があるならSLをおすすめします。
ということで、
いかがでしょうか。
近年安価なカーボンホイールが台頭していて敢えてアルミホイールを選択する方も少なくなってきていますが、
長く使うことを考えたらやはりこういったアルミホイールはまだまだ捨てたもんじゃないと思います。
それでは、
お待ちしております。