愛媛で自転車をお探しならY's Road 松山店エミフルMASAKI
2018/10/23 20:10
みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。
今回は先日、埼玉県某所で行われたワイズロード社内試乗会の内容を何回かに分けてご紹介いたします。
このイベントはお取引先のメーカーさんにご協力いただきまして、なんと83ブランド、500台以上の試乗車をお借りして一周約5kmのコースを試乗させて頂きます。
試乗としては長い距離を高負荷で走れるので、より確かに車体の性能を確かめる事が出来ます。
ちなみに、コースはほぼ平坦、一部やや向かい風。
ライダーは身長174cm、体重56kg、FTP230前後。
乗り手の体格によっても感じ方は変わると思いますので、参考にしてください。
今回は、
最強のハイエンドバイク2台を乗り比べていきます!
一台目は
COLNAGO C64
¥650,000~(フレーム)
ロード乗り永遠の憧れと言っても過言ではないでしょう。
今注目のレーシングモデルです。
前作のC60も人気車種で剛性が高く、ツールでは新城幸也も使用。
2011年だったかのツールでユーロップカーのトマ・ボクレールが終盤までマイヨジョーヌを死守した時は感動したのを覚えています。
そんなC60が満を持してモデルチェンジ
より硬く!
より軽く!!
より速くなって帰ってきた!!!
外見はC60と似ていますが、一体成型になったシートラグや、
新設計のステー、フォーク
剛性バランス等見直され、全く新しいバイクとなっています。
クロモリのMASTER以来の伝統となっているジルコチューブは健在。
圧倒的剛性の支えとなっている。
乗った瞬間楽しくて笑ってしまいました。
無慈悲で圧倒的な剛性!
硬い!そしてC60と比べて、カーボンが厚ぼったくない、と言いますか、
反応が良く、
機動が軽く、
路面の状況が手に取るようにわかる!
低価格のカーボンだと積層が厚いのか、硬いだけでしならず進まないものもありますが、C64は硬いにもかかわらず、”躍動的”
このバイクなら、山だろうが、下りだろうが、スプリントだろうが、
バイクを信じて力の限り踏み込むだけで最高の結果が出るのではと思うほどです。
ロングライド向けとは言えませんが、勝利を望むライダーには最良の選択肢かもしれません。
二台目は、、、
TREK MADONE SLR 9 Disc
¥1,139,000~
こちらも長い歴史を持つMADONEシリーズ。
マドン9の二代目は先代のシルエットを残しつつ大胆に改良!
最速エアロロードの座をより確かなものにした。
一番分かりやすいのがブレーキ。
ディスクブレーキがメインとなり、前作で必要だったブレーキ周りの複雑な加工が不要となり、整備性も含め、より合理的な形になった。
ディスクブレーキとしてのブレーキング、
フレーム・ホイールの設計の自由度などは言うまでもない。
ハンドル周りもよりシンプルに、
前作では出来なかった専用ハンドルの角度調整も可能となった。
サドルの固定・ISOSPEEDも見直され、
アイソスピードはより効果を実感できるようになった。
試乗前、
レース用のバイクに、振動吸収機構のアイソスピードが必要なのか?と疑問に思っていました。
しかし、試乗してその必要性が実感できました。
カーボンの素材や、扁平加工などによって乗り心地を良くしようという加工は、様々なバイクで採用されています。
しかしTREKのアイソスピードはそれらの比ではありません!
振動の伝わり方が全く違います。
これの有無でどれだけの体力を温存できるかを考えたら、ロングライドはもちろん、レースでも圧倒的に有利です。
また、この機能は車体のスライダーによって、比較的簡単に強弱を調整することが出来ますので、体重や、用途によって調整可能です!
楽しい!!
TREKの特徴は硬すぎない。
プロがレースで使うのに必要な剛性はしっかりあります。
しかし、TREKの世界最高峰の長高圧縮OCLVカーボンは、硬いにもかかわらず、薄いのでグッと踏み込んだ時に適度にしなり、最高の加速を与えてくれます!
試乗では平地で必ず全力で踏み込むようにしています。
走することで、剛性、加速、空力を確かめる為です。
他のバイクなら一回加速して、疲れて徐々に減速というパターンですが、
マドンは踏み込んで加速、維持してもまだ上げれる!
さらに加速!まだ上がる!!
全力で踏み込んでいるにもかかわらず、どこまでも加速できる感覚!
空力はもちろん、フレーム固有のしなりやアイソスピードで温存できているところが大きいと感じました!
単体のヒルクライムには向きませんが、平地からアップダウンのあるコースまでスピードの出るコースならおよそ最速でしょう。
COLNAGOとTREK
それぞれのフラッグシップはいかがだったでしょうか?
2つのモデルの性格が違う様に、メーカーのレーシングバイクへの考え方も違うはずです。
スペックだけでなく、ブランドの背景に目を向けても面白いかもしれませんね。
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