愛媛で自転車をお探しならY's Road 松山店エミフルMASAKI
2020/01/31 14:33
みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。
今回は今、大注目の
DE R♡SA
新型 IDOL
ミドルグレードの完成車ながら、エアロ形状でワイヤが一斉露出しないデザインが人気です。
今回はメカニックの視点から普段皆さんがお目にかかれない組み立ての作業風景を簡単にご紹介いたします。
組み立てに関していえば、この車体は難易度高めです。
理由はもちろんワイヤが全て内蔵されているから!
ワイヤをフレーム内に正しく通し、
細いステム・ハンドル部分も内蔵し、
ワイヤの長さをピッタリ決め、
同時にポジションも出しつつ、
フレームに傷がつかないように細心の注意を払って色々な作業を同時進行しなければなりません。
今回は完成車でなく、お客様がパーツを指定するバラ完で組み立てて行きます。
まずは電動変速のケーブル(E-チューブ)を通します。
これもあらかじめ長さを決めて、必要な本数発注しなければいけないので簡単な設計図を書いて本数と長さを確認します。
BBの接続部分。
BB内部は空洞が大きく比較的作業しやすいフレームです。
ケーブルの長さも問題なく、ここまで順調。
次に油圧ブレーキのホースを通していきます。
フレームの中を通ってきたホースはヘットの切れ目やコラムの中からステムの穴へと吸い込まれていきます。
ステム装着。
4本のうち3本はステム下側から。
コラム内から出てくる一本はステム上側の隙間から入ります。
ステムから出たワイヤはハンドルの穴へ
さらに内部を進んでSTI付近の小さな穴から出さなければいけません。
これを通すだけでも結構大変!!
全てのケーブルを通し終わったら、電動変速の動作チェック。
続いてブレーキのホースを適切な長さでカット。
ここも他のバイクと違って融通がきかないので慎重に作業、、
ブレーキオイルを注入して調整。
動作が確認できればようやく特殊な部分は終了!
あとは他のバイク同様に組み立てを進めるだけ!!
これからもっと増えて来そうなこのシステム。
ちょっと厄介な作業ですが、経験豊富な当店のスタッフにお任せくださいませ!!
また、このタイプのバイクをご購入検討されている方はポジションにご注意ください。
ハンドルの高さやステムの長さはあとから容易に変更できません。
今お乗りのバイクを参考にご相談下さいませ。
ロードバイクは始めて
ポジションはよくわからない、、
という方も多いと思います。
ロードバイクでは5mm、1cmの違いで姿勢のつらさが大きく変わります!
お客様の体格はもちろん、用途や経験に合ったポジションをお出しする為に、
当店のフィッティングサービス「バイオレーサー スタンダードコース」
をオススメしています!!
身体計測ののちオススメのポジションを算出。
実際にその姿勢でバイクを漕いで頂き、必要があればさらに改善して最適なポジションをご提案します。
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あとからポジション変更できない車種だからこそ事前のフィッティングを強くお勧めいたします!!
もちろん、フィッティング後のバイクは驚くほど乗りやすいですからベテランはもちろん初心者の方にこそオススメしています!!
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