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フレーム徹底清掃&破損修復 見応え◎のオーバーホール作業!!
by: 関

s-DSCN0411みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。

 

 

 

今回ご紹介するのは、、、

 

 

 

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ビアンキ オルトレXR3

 

オーバーホールBをご紹介致します!!

 

 

 

 

オーバーホールBでは、一度バイクをバラバラにして洗浄、消耗品を交換して組み立てます。

 

 

バイクの性能を新車と同等まで引き出すことができ、やりごたえのある作業です!

 

 

 

 

 

 

 

 

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このバイクはお客様のこだわり満載で、メインコンポはカンパニョーロ レコード12S

 

 

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オーナー様は「あんまり掃除できていません、、」と言いますが、そんなことはないです!

メチャクチャ綺麗で作業がはかどります。

 

どうしても届きにくいヘッドの奥まった所やBBは今回しっかりキレイにしたいと思います!!

 

 

 

 

 

 

 

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全体的によく手入れされていて状態の良いバイクですが構造的に取り回しのキツイ、リアのブレーキアウターにはヒビが入ってしまいました、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さっそく作業。

 

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パーツを全て取り外します!!

 

 

 

 

 

 

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フレームは何も付いていない状態に。

 

 

 

 

 

 

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お客様が汚れを気にしていたBBまわり。

 

一般的なバイクと比べると非常にキレイですが、砂埃が付着しています。

 

 

 

 

 

 

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こちらはバーテープをはがした後のハンドルバーエンド。

バーテープが滑らないように仕込んでおいた両面テープがしっかり役割を果たしてくれていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

まずはフレームの清掃!

 

 

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ワコーズのフォーミングマルチクリーナーを全体にかけます。

 

このクリーナーは塗装やゴムを傷めないので安心安全!

 

 

 

 

 

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汚れが溜まりやすい奥まった部分はクリーナーをしみこませた綿棒などで掃除。

 

 

 

 

 

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フォーク内側に謎のキズが!!

と思ったら汚れでした、、 タイヤでも擦ってしまったのでしょうか?

 

 

 

 

 

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艶消し塗装は汚れが付きやすいですよね、、

色々な道具を駆使してチェレステ本来の発色を取り戻していきます。

 

 

 

 

 

 

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ワイヤが擦れて一部だけツヤが出てしまっています。

周囲をほんの少しだけコンパウンドで磨き、擦れを目立ちにくくしました。

くれぐれもやり過ぎ注意です!

 

 

 

 

 

 

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フレームが綺麗になったらワコーズ バリアスコートでコーティング!

表面を美しく整え、汚れを付きにくくします。

 

 

 

 

 

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キレイに磨いたフレームを見てください!

しっとりとした質感に仕上がっています。

 

 

 

 

 

 

ここからフレームの補修をしていきます。

 

 

 

 

 

 

と言うのが、、、

 

 

 

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ココ、、

 

 

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これが反対側の正しい状態。

 

オルトレはエンドに補強の金属板が入っていますが、これがはがれやすい、、、

 

 

 

ビアンキに確認したところ、「安全上問題ないが出来るなら直してほしい」との事。

また、直さないとホイールのセンターが出ないとの情報も、、

 

簡単に言ってくれるぜ!

 

 

さて、どうしたものか、、、

 

 

 

 

 

 

 

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型をとるすべがないので、紙を押し付けて輪郭をかたどります。

 

 

 

 

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材料はこれ。

ワコーズのカン

 

 

 

 

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さっきとった型をカーボン紙で転写。

 

 

 

 

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なんとなく切り出します。

 

 

 

 

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現物合わせで少しづつ削り何とかここまで来ました、、

 

フレームの突起に合わせて穴あけの位置決め。

 

 

 

 

 

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ドリルで穴あけ。

一発勝負です。

 

 

 

 

 

 

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できたぁ~!!!

ここまでかなりの時間を費やしましたが納得の出来栄え。

 

こういうのは専門学校でいろいろやってたので実は得意です。 

 

 

 

 

 

 

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接着して裏からはみ出た部分を削り落とします。

 

 

 

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完成!!

我ながら完璧です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ここからパーツの清掃に移ります。

 

 

 

 

 

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油べったりのRDはクリーナーやエアーを使ってスッキリ!

 

 

 

 

 

 

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FRもピカピカ!

 

 

 

 

 

 

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スプロケットはNo.92で洗浄すると、、

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ピカピカに!!

(もともと結構綺麗でしたが、、)

 

 

 

 

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もちろん歯の裏側も!

シマノと対照的にカンパのスプロケは一体形状です。

 

 

 

 

 

 

 

次はBBの手入れ。

 

 

 

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BBもシマノとは構造が違い、BBのベアリングはフレームに圧入するカップではなく、クランクに付いてきます。

 

 

 

 

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専用工具でクランクからベアリングを引っこ抜きます。

 

 

 

 

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クランクは丸洗い!

汚れで見えなかったチェーンリングのすり減りもしっかり確認できます!

(まだまだ交換時期ではないので大丈夫です!)

 

 

 

 

 

ベアリングを手入れするために開けてみてビックリ!!

 

ベアリング球が黒くない、、だと、、!!

 

レコードのクランクなのでセラミックベアリングが入っていると思っていました。

 

 

 

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その場合、ベアリングはシルバーではなくこんないろです。

 

確認したところ、実際には自分の勘違いで、12Sレコードはスチールベアリングで、スーパーレコードのみセラミックだったようです。

 

スチールのベアリングであれば、一般的にはグリスアップではなく交換になりますが、カンパニョーロに確認したところイタミが無ければグリスアップOKとの事でしたので、改めて作業再開!

 

 

 

 

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モーガンブルーのカンパグリスとレスポのチタンスプレーを追加してシールを戻します。

 

負荷のかかりやすい右側のベアリングにわずかにゴリがあったので左右入れ替えて組み戻します。

次回交換しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

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こちらはヘッドベアリング。

錆など異常なしなので再利用。

組立時のグリスアップが長持ちの秘訣。

 

 

 

 

 

 

 

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以前のカスタムでフレームに通しておいたライナーのおかげで、変速性能が低下せずにすみました。

さらに作業もラクラク!

 

ライナーを新品に交換です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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そのライナーはBB裏まで続いているので、泥はねなどでワイヤーが汚れる心配がありません!

 

 

 

 

 

 

 

 

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チェーンは新品を用意。

 

カンパのチェーンは錆防止かメチャクチャベタベタな状態で入っているので、余分なオイルを落として改めて注油!

 

汚れにくく、よりスムーズに動きます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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クランク脱落防止のピン。

一年の間にいつの間にかなくなってしまっていたので改めて用意。

 

 

 

 

 

 

 

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今回ご指定頂いたバーテープはなんと左右とも右回転で巻きます。

(通常は右側は左回転)

 

慣れない方向で難易度高め。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ボトルケージ取り付け時、アルミのネジが寿命を迎えました。

 

アルミネジは軽量で色も綺麗ですが、折れやすいので注意が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後にホイールのメンテナンス。

 

 

 

 

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ハブを分解して清掃とグリス交換。

 

汚れやすいカンパの後輪ですが、ベアリング部のグリスはまだ白く、汚れは軽微!

 

たくさん乗られているはずですが、普段の手入れのおかげでしょうか?

 

 

 

 

 

 

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前後輪分のハブパーツ

 

 

 

 

 

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各パーツピカピカに磨きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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しっかりグリスアップ。

 

 

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使うのは先程も登場した

レスポ チタンスプレー

シマノ フリーハブグリス

モーガンブルー コンペティションカンパグリス

 

グリスは用途によって使い分け、チタンスプレーを添加する事で低負荷ながら長期間潤滑を維持してくれるようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ完成です!!

 

 

 

 

 

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美しく磨き上げたフレーム

 

 

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フィジークのバーテープとハンドル周り。

 

 

 

 

 

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掃除も余念なし!

ワイヤーはレッドに交換でより戦闘的なイメージに!!

 

 

 

 

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ワイヤーのロゴ位置もこだわってみました!!

(普段はここまでやりません!)

 

 

 

 

 

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駆動パーツも清潔になり、性能もバッチリ!

 

 

 

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タイヤはコンチネンタルのグランプリ5000

 

軽量で転がりが軽いレーシングタイヤです。

 

 

s-DSCN0411

 

今回のオーバーホールでパーツの細部までしっかりチェックできたので、性能可能な限り引き出せましたし、安心してお乗りいただけます。

 

今回のバイクは前回のオーバーホールからほぼ1年で、普段からよくメンテナンスされているので大きなトラブルは出ませんでした。

 

 

 

 

3年5年乗った自転車ではバイクやホイールの内部が傷んでいる場合も多いです。

安全に走るために、バイクの性能を出し切るために

定期的なオーバーホールをおすすめいたします!!

 

 

 

費用はおおよそ5万~ですが、車種やパーツの状態によって変わりますのでお気軽にご相談ください。

 

 

 


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