【ワイズロードスタッフ試乗会】＃1 今年のコスパ最強モデル⁉ 性能もお墨付きのRP8!
by: 関

みなさんこんにちは。Y’s Road松山店　関です。

 

 

今回から先日東京で行われたワイズロードのスタッフ試乗会の様子をお伝えしていきます。

 

 

毎年次々と新しいモデルが発売されるスポーツバイク。

いくら自転車屋さんでも最新モデルはスペックしか情報がありません、、

今回、多数のメーカーさんのご協力を得てたくさんの商品を試す機会をいただきました！

 

限られた時間ではありますが、可能な限りたくさんの商品を「実際に使った感想」とともに紹介していきますので是非ご覧ください！！

 

ちなみにインプレをお伝えするうえで重要な私の体格は

身長174　体重56　FTP240前後　となっております

 

 

 

＃0-1 初の飛行機輪行に挑戦!！ いざ東京へ！

 

 

 

まず、一回目に紹介するのは、NEWモデルの中でも最強のコスパと性能を誇るこのモデル。

 

 

 ANCHOR　RP8

 

 

来春発売の最新モデルに試乗することができました！

 

 

新作のRP8はフラッグシップのRP9 とほぼ同じ設計・形状で、カーボン素材の変更により、RP9比で剛性90％、フレーム重量110％というスペックです。

 

去年試乗したRP9は海外メーカーのハイエンドモデルとは一線を画す設計で、

多くのブランドがどんどんフレーム剛性を高める中、RP9は剛性バランスをコントロールすることで絶妙なしなりを感じさせ、気持ちよく加速してくれます！

 

剛性の高いバイクは漕ぎだし、登坂、全力のスプリントでは気持ちよく加速しますが、

平坦での巡航、ちょっとしたアタック、ましてやロングライドでは固すぎて体や筋肉が疲れてしまいます。

 

また、欧米人のような体格なら十分踏み込むことができるでしょうが、小柄な人ややせ型の人には化剛性になってしまいがちです。

 

自転車のフレームはどんなに硬い物でも少なからずしなりながら走っています。

一概に剛性の高いものがよいわけではなく、自分の体重や脚力と用途に合った剛性のバイクを選ぶことで、疲れにくく快適に走ることができるのです！

 

その点RP9は比較的体重の軽い自分には最適に感じました。

特に30ｋｍ/ｈの巡航～高速巡行時、そこに至るまでの加速がこのバイクの特異な領域に感じます。

この速度域では自分の踏み込んだ力をフレームがアシストしてくれるような気持ちよさがあります！

逆に大柄な体形で、ハンドルを強く握りながらスプリントするタイプの選手だと感じ方が変わるかもしれません。

 

 レーシングモデルとしては快適性も高く路面からの振動もマイルドに感じます。

（勘違いしないでいただきたいのが、剛性が高すぎない、快適性が高いといっても「レーシングモデルの中では」です。

スプリントにも対応できる十分な剛性があるのでご安心を。）

 

また、車体を振った時の軽さ、空力性能も十分実感できるので、まさにオールラウンダー！

長距離のレースやロングライドでも体力を温存しつつ果敢に攻めることができるでしょう。

 

去年のRP9インプレはコチラ

 

ここまでRP9のインプレになってしまいましたが、RP8もかなり近いフィーリングでした。

加速時の他メーカーにはなかなかない、絶妙なしなり。

突き上げの少ない快適性。

フレームにロゴがなければ見分けがつかないほどでしょう！

 

より繊細に違いを感じるとすれば、路面からの振動はRP8mのほうがマイルドに感じるような、、

巡航時はどちらも快適ですが、FTPの5倍くらいのパワーで踏むような高速巡行時（35～40ｋｍ/ｈ）は若干RP9のほうがキレが良いように感じます。

 

形状はほぼ同じなので空力性能は同等。

今回の試乗コースは平坦なので重量さは感じませんでしたが、フレームの10％なので、極限の状況以外では大きな差にはならないでしょう。（それよりもコンポやパーツで大きく変わるので）

 

いずれにしても、RP9とRP8の性能やフィーリングはかなり近く、どちらを選んでも後悔はないでしょう。

 

しいて言えば、

レースメインでガンガン踏んでいきたい方、より高負荷時でもキレのある加速を楽しみたい方、車体重量を抑えたい方にはRP9がオススメ

 

レースもロングライドもしたい、スピード感を損なわずに快適性を重視したい、コスパの良いバイクをお探しならRP8がオススメ

 

 

RP8の細部を見ていきましょう

 

特徴的なBB形状

空力もよさそうなデザインです。

 

BBはシマノ規格のPF86。整備性、入手性に優れた企画。

 

 

試乗車は普通の丸スペーサーですが、、

 

 

製品版ではこちらの専用ステム仕様となります。

 

 

試乗車はRP9とRP8がたくさんありますが、ほぼ見分けがつきません！

 

 

気になる価格は、、

 

フレーム価格

RP9　￥528,000

RP8　￥308,000

 

RP8　新型12速105Di2完成車　￥550,000

RP9と比べ、RP8は性能の割にかなり安い印象！

RP9のフレーム価格とRP8Di2完成車価格がほぼ同じ！！

これは人気が出そうな予感。

 

予約開始は4～5月ごろを予定。

初回生産分を逃すと納期が遅れる可能性大。ほしい方はこまめに情報をチェックしましょう！

 

＊残念ながら今のところ松山店では取り扱いの予定なし。別の店舗経由でお取り寄せは可能ですので是非ご相談ください。

取り扱い開始しました！

 

 

 

次回も発表されたばかりの最新モデル

COLNAGO　V4 RSをご紹介予定。

お楽しみに！

 

 

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