【ワイズロードスタッフ試乗会】＃5日本の工業技術力の結晶! 時速300㎞/h出せるGOKISOハブ!?
by: 関

みなさんこんにちは。Y’s Road松山店　関です。

 

 

先日東京で行われたワイズロードのスタッフ試乗会の様子をお伝えしていきます。

 

 

毎年次々と新しいモデルが発売されるスポーツバイク。

いくら自転車屋さんでも最新モデルはスペックしか情報がありません、、

今回、多数のメーカーさんのご協力を得てたくさんの商品を試す機会をいただきました！

 

限られた時間ではありますが、可能な限りたくさんの商品を「実際に使った感想」とともに紹介していきますので是非ご覧ください！！

 

ちなみにインプレをお伝えするうえで重要な私の体格は

身長174　体重56　FTP240前後　となっております

 

＃0-1 初の飛行機輪行に挑戦!！ いざ東京へ！ 

 

＃1 今年のコスパ最強モデル⁉ 性能もお墨付きのRP8! 

 

＃2 COLNAGOの進化が止まらない! V4 Rs試乗インプレ

 

＃3史上最速間違いなし!! TREK新型MADONEを実走インプレ！

 

＃4最高の快適性と加速感の共存!? 異次元の快適さTREK DOMANE

 

 

5回目に紹介するのは、

 

TREK　Domane+ AL 5

一見普通のロードバイクですが、超快適な電動アシスト付きロードバイク！

をご紹介予定でしたが、、諸般の事情で没に、、

 

 

気を取り直して、今回は憧れのブランド、GOKISOをご紹介します！

 

 

 

GOKISOといえば超高品質のハブを製造していることで有名ですよね。

今回は実際に使って試してみました！

 

 

GOKISOといえば、この特徴的な形状！

この形状こそがGOKISOの高性能の秘密なのです！

 

ハブを真横から見るとシャフト（中心部）とフランジ（外周部）の間に隙間があるのがわかりますか？

 

バイクにかかる体重や、路面からの振動によって、この隙間がしなることで、乗り心地が良くなると同時に、荷重によってベアリングが変形することがなくなり、荒れた路面でもスムーズにベアリングが回り続けることができます！

 

いわば、ホイールに超小型サスペンションが入っているようなものです！

 他に類を見ない画期的な設計です！！

 

他にも乗り心地や回転がよくなるような工夫がたくさんあるので、もう少し詳しく見ていきましょう！

 

 

GOKISOハブは超高性能の日本製ベアリングを採用。

基本的には高精度のスチールベアリングが採用されていますが、最上位モデルのスーパークライマーハブにはセラミックベアリングが使われています。

 

ベアリングは普通、前輪2個+後輪4個前後使われていますが、GOKISOでは前輪4個+後輪7個のベアリングが使われています！

通常の倍ですね！！

 

ダブルベアリングといって、ベアリングを↓画像のように2個並列に配置することで、耐荷重や回転の軽さに貢献しています。

 

後輪は力が分散するようにベアリングを幅広く配置することで、耐久性や剛性を高めています。

（画像はGOKISO HP内動画より）

 

 

GOKISOハブにはこの高回転ベアリングの性能を引き出し、どんな状況でも性能を引き出す工夫がされています。

 

 

冒頭に紹介した「衝撃吸収弾性体サスペンション」構造はその最たる工夫。

通常、ライド中の様々な振動や圧力でハブは微妙に歪み、それによりベアリングの回転にも悪影響が出てしまい、速度が落ちる原因になります。

 

GOKISOでは車体を固定するシャフトと体重や外部からの衝撃が伝わるハブボディの間に「衝撃吸収弾性体サスペンション」構造が入ることで、体重の負荷や路面からの振動による歪みがシャフトおよびベアリングに伝わらないので、ベアリングの回転が妨げられることがなく、どんな状況でもスムーズに走り続けることができます！

 

文章で書くとすごく複雑ですが、簡単に言うと、、

「振動や負荷がかかる部分」と「回転性能にかかわる部分」の間にサスペンションを入れることで、どんな状況でも高回転！

ということです！！

 

 

GOKISOの母体はジェットエンジンのパーツを製作するメーカー。

ハブやシャフトなどのパーツは 超高精度の加工技術で削り出し加工されています。

GOKISOハブはノーメンテ100,000ｋｍ、時速300ｋｍ/ｈでの走行にも耐えることができます！

時速300ｋｍ/ｈってどんな状況を想定しているんだ！？

 

製品には10～29年の保証が付き、万が一のベアリング摩耗時もGOKISOの工場でベアリングの打ち換えが可能です。

 

 

 

 

お待たせしました！

早速試乗してみましょう。

 

 

今回は自分のバイクにGOKISOの完組ホイール

GOKISO GD2 WHEEL　38ｍｍハイトを付けてもらいました！

自分のバイクなので違いがよくわかります。

 

 

GOKISOがついた！！

 

まずは漕ぎだし。

前後で2ｋｇ超の重量級ホイールですが、それを感じさせない漕ぎだしの軽さ！

中速～高速までスムーズな加速！！

今回の試乗コースでは路面の悪い箇所はあまりありませんでしたが、それでも振動の少なさが実感できます。

田舎道のような荒れた路面や長距離を走れば、もっと速度や疲労に大きな違いとして出そうです！

 

非常に気持ちの良い加速で、コーナリングも安定していてとても良いホイールです。

どうしても重量だけは気になりますが、今回の試乗コースのような平坦では全く違和感ありませんでした。

高速なほど、距離が長いほどよさが出るホイールだと思うので、トライアスロン・クリテ・エンデューロなど平地系の競技や、ロングライド・ブルべに特におすすめです！

 

 

 

 

GOKISOハブを使うには、GOKISOの完組ホイールを買うか、ハブからバラ組するかを選びましょう。

 

 

完組ホイールは、、

 

リムハイト３種類・ハブは3種類・クリンチャー/チューブラー

の組み合わせからから選ぶことができます！

 

価格は、

スーパークライマーハブ仕様　￥1,065,900

クライマーハブ仕様　￥522,500

GOKISOハブ仕様　￥467,500

となります。

（ロード・リムブレーキ仕様）

＊ディスクブレーキ仕様はお問い合わせください

 

 

 

 

ハブのグレードは3種類

 

先程紹介したハブはGOKISOクライマーハブ

特徴的な「フィンガータイプ」と呼ばれる形状でサスペンション機能を担っています。

超々ジュラルミンの削り出しでシリーズ中最軽量。

 

重量　F202ｇ　R401ｇ

保証　10年

￥295,900

（リムブレーキ仕様・ハブ単体）

＊リムブレーキ仕様のほか、ブロンプトン用・モールトン用があります。

それぞれの仕様はメーカーサイトをご確認いただくか、お問い合わせください。

 

 

GOKISOハブ

今回試乗したタイプでスタンダードモデル。

外見は普通ですが、内部に「内側弾性体構造」を搭載しているのでクライマーハブと同様の性能を持っています。

大きく違うのは価格と重量で、約5万円で90ｇ差。

また、乗り心地もクライマーハブのほうが硬く感じることがあるそうです。

 

重量　F240ｇ　Ｒ455ｇ

保証　10年

 ￥240,900

 

スルーアクスル対応のDISCハブも登場！　最新のディスクロードにも対応しました。

 

＊リムブレーキ仕様のほか、ディスクブレーキ用・ピスト用・ブロンプトン用・モールトン用があります。

それぞれの仕様はメーカーサイトをご確認いただくか、お問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

スーパークライマーハブ

チタンシャフト、セラミックベアリングを採用したハイエンドモデル

 

重量　F230g　R445g

保証　29年

￥724,900

＊リムブレーキ仕様のほか、ブロンプトン用・モールトン用があります。

それぞれの仕様はメーカーサイトをご確認いただくか、お問い合わせください。

 

 

 

 

ホイールのバラ組みには、ハブ以外に、リム、スポーク、ニップルが必要。

リムによって重量や空力を変えたり、スポークやニップルでカラーカスタムすることも可能です！

 

条件が合えば既存のホイールのハブを交換することもできます。

（一般的なスポーク・ニップルを使う物でスポーク本数の合う物。リムの保証対象外。）

詳しくはお問い合わせください！

 

超高性能のGOKISOハブで 自分だけの最強ホイールを作りませんか？

ぜひご相談ください！！

 

 

 

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