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【今日の質問コーナー】「ホイールはどうやって選べばいいですか?」
by: 関

みなさんこんにちは。Y’s Road松山店 関です。

 

 

【今日の質問コーナー】ではお客様から聞かれた素朴な疑問に対して自分なりの回答をさせていただくコーナーです。

 

 

今回の質問は、、、

「初めてのカーボンホイール どうやって選べばいいの?」です

 

 

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ホイールはバイクの性能を大きく左右するパーツですが、種類がたくさんあったり、価格に見合う効果があるか?自分のバイクに取り付けできるか?わからないことがたくさんありますよね、、、

 

ワイズロードでは、そんな皆様の不安を解消するために、チャットでの商品相談を行っております!

今回はチャットでご相談いただいた内容をもとに紹介したいと思います。

 

 

 

 

お客様>

ホイールをグレードアップしたいと考えています。現在レーシング3をはいていて、カーボンホイールに憧れがあります。

いろいろ調べたところフルクラムのレーゼロか、MAVICのCOSMICシリーズあたりに目星をつけていますが、

後は何をポイントに決めたらいいのかわからなくなってしまったので、検討する上でのポイントを教えてほしいです。

あと、そもそもはけるのかもわからない部分が多く。

ちなみに乗り方としては100-150kmぐらいで2000upすることが多く、エンデューロのレースにやヒルクライムのレースにでたりします。できればオールランドに使えるモデルがいいなとはおもってはいますが。

 

 

<スタッフ

お問い合わせありがとうございます。
おススメのホイールを紹介させていただくためにいくつか確認させてください。
・お乗りのバイクの年式とモデルを教えてください
・リムブレーキでお間違いないですか?

可能であればご予算もお教えいただければと思います。
ご確認くださいませ。

 
 
お客様>
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バイクはBIANCHI OLTRE XR3 CV DISC 2021 で、ディスクブレーキです。
予算は30万以下と考えています。

 

 

<スタッフ

ご確認ありがとうございます。

まず、取り付けの可否についてですが、ディスクブレーキ用のホイールであればほとんどの物を取り付け可能です。
交換にあたっては、
・ディスクローターの取付方法(規格が変わるとローター交換)
・フリーボディーの規格(シマノ・カンパ・スラムXDRなど)(以降シマノの前提でお話しさせていただきます)
・取り付けタイヤ幅(極端に太くはできません。今と同じであれば基本的に問題ありません)
などに注意すれば問題ないです。

 

ホイールを選ぶポイントですが、たくさんありますよね、、主に、、、
・重量
・回転性能
・リムハイト
・チューブレス対応か
などがよく注目されるポイントです。

お客様は距離・獲得標高ともにたくさん走られるようですので、上記のどれもライドに直結するかと思います。

 

おススメのホイールを紹介いたします。

 

RACING ZERO CARBON

ヒルクライムをされる方に一番お勧めしたいホイールです。
重量は1440gと非常に軽量でリムハイト30mmは反応がよくヒルクライムでももたつきません。
平地ではリムハイトが高いほうが空力は良いですが、30mmなら横風の影響を受けにくいのでロングライドなどどんな状況でも安定して走れます。
一番の特徴は軽量かつ剛性の高いアルミスポークを採用していること。これがBORAとの大きな違いです。
カーボンリム+アルミスポークの反応性はすさまじく、登坂では特に効果絶大です!
反面、乗り心地も硬くなってしまう印象ですが、チューブレスタイヤと組み合わせることで(個人差はありますが)乗り心地を改善することもできます。
さらに、超高回転のCULTセラミックベアリング採用で、ハブの回転性能は市販ホイール最強クラスです!
予算を越えてしまうデメリットもありますが、特におススメなので紹介させていただきました。

 

 

 

MAVIC COSMIC SLR 32

コスミックシリーズの中でもリムハイトの低いモデル。1390gと軽量!
MAVICはホイールの剛性=一体感を大切にしているメーカーなので、登坂にももってこいのモデルです。
また、チューブレスにも対応。空気圧は低めを推奨していて、最大でも6BARのモデルが多いのもMAVICの特徴。
ハブの回転性能は「並」ですが、セラミックスピードや鬼ベアリングなどのカスタムでCULTと同等以上にも!

ロングライド後や雨天走行後には定期的なメンテナンスが必要なのは覚えておきましょう。

 

 

Campagnolo BORA WTO 33

1450gとレーゼロカーボンとほぼ同等の重量。違いはスポークがスチールで、ベアリングがUSBベアリング。
USBベアリングもセラミックボール採用で、CULTほどでないにしても高回転で、あとからCULTにグレードアップも可能。
スポークは一般的なスチールで、(個人的感想ですが)レーゼロカーボンが剛性に振り切っている印象なのに対しBORAはロングライドも含めてバランスの良い印象です。
ヒルクライムも重視しつつ、ロングも楽しみたいならまさにもってこいです。

 

もう少し安価なシャマルカーボンもラインナップがありますが、重量が1585gでスチールベアリングなので予算が許すならBORAをお勧めします。

 

 

DT SWISS PRC 1400 スプライン DB 35

意外と高性能を知られていないのがDTSWISS。
35mmハイトで1444gと軽量。チューブレス対応。
フリーボディーは独自のスターラチェット採用でチェーンからの駆動力を効率よく加速に変えてくれます。(いわゆる、かかりが良いホイール)
特にハブ、スポークの設計、精度に優れ、メンテナンス性も良いです。
性能が高く、バランスの良いホイールなのでオススメです!

 

ひとまず以上になります。
予算を越えてしまっているものもあり、また長文になり、申し訳ありません。

ご不明な点や、気になるモデル等ございましたらお気軽にお尋ねください。

 

 

お客様>

 いろいろバランス感を考えるとMAVIC COSMIC SLR 32が一番気になります。

機能面もそうですが、見た目的な点でも一番ひかれるんですよね。いろいろ見ているとき、リムハイトがどこらへんがいいのかはもうちょっと知りたいです。今使っているのは30mmなので、セミディープもいいかなとはおもっていて。さすがにディープは走り方としてあってないとはおもうのですが。

 

 

<スタッフ

最近のホイールはリムハイトの選択肢が多く、選ぶときに悩みますよね。

(リムハイトが同じでもメーカーによって感触が異なるため)あくまで一般論としてですが、

ヒルクライムをメインに考えるならば、リムハイトによる空力の効果を実感できるタイミングは少なく、重量と剛性の影響が大きいので、平坦区間のことを考えも、30~35mmもあれば十分。重量の軽いものがオススメになります。

ロングライドで考える場合、どんなペースでロングライドをするかが重要になります。
ロングライドでも、登坂やストップ&ゴーが多ければ軽さを優先したいですし、定速巡行や高速巡行が多ければリムハイトを増やしたいところですよね。
また、40mmくらいまでは気にならないことが多いですが、リムハイトが高くなると、高負荷時にもっさり感じることもあるようですのでご参考まで。

ロングライドが25km/h巡航以下の速度やご自身の中でゆっくりペースの場合、
(一般的にリムハイトが低いものの方が乗り心地やコントロール性が良いものが多いので)リムハイト30~40mmくらいの高すぎないものがオススメです。
横風にもあおられにくいメリットもあります。

25km/h巡航以上の速度や平坦・下りが多いコースなら、空力効果を発揮しやすいので35~50mmがオススメになってきます。

平坦多めのコースやエンデューロなど、また、速度が速ければ速いほど40mmハイト~が有利になってきます。

用途によって、(前後別売りしているメーカーならば)前輪35mmハイト、後輪50mmハイトという選び方も面白いです。

最近では上りも平坦もいいとこどりの40mm前後のハイトが人気です!

最終的には用途(何をメインにしたいか)を基準に、自分にとってリムハイトと重量のバランスの良いホイールをえらばれるとよいかと思います。
(もちろん見た目も重要ですよね! オルトレならMAVICも似合うし、ディープリムもカッコいいですよね!)

 

 

お客様>

巡航速度は30km-35kmぐらいではしることがおおいです。たまにグループライドでひいてもらって40km程度ではだすことはあります。

平坦重視ならおっしゃるとおり結構高めでもいいのですが、伊豆とかアップダウンがそこそこあるところを走ることも多いので、いいとこどりをしたいというのもあります。

そう考えると40mm前後もありかなとおもいはじめてますが、MAVIC だと32mmの上は45mmですかね?

 

 

<スタッフ

SLRグレードでは32mmの次が45mmですね。

一人で走るなら32mmハイトでも十分気持ちよく走れると思いますが、グループで35~40km/h出すなら45mmあった方が楽しくついていけるかなとは思います。

45mmハイトでも1440gとそこまで重くならないので、ヒルクライム特化ではなくロングライドも含めて考えるなら使い勝手は良いのではないかと思います!

 

 

お客様>

なるほど、ありがとうございます!参考になりました!

ちなみにMAVIC COSMICはチューブレスにも対応ということですが、クリンチャー運用もできるのでしょうか?チューブレスレディはつかったことがあるのですが、トラブル時のことをかんがえると悩ましいなとおもい。

 

 

<スタッフ

MAVICのUSTも基本的にはチューブレスレディと同じと考えていただいて問題ありません。
タイヤをセッティングするときにはシーラントが必要です。
(マビックの呼び名がUSTチューブレスなので紛らわしいですが)

チューブレスレディーはリム打ちのリスクがなく、小さな穴ならシーラントがふさいでくれるのでパンクのリスクは低いですし、
もしものパンクの時は予備のチューブを入れることでクリンチャーとして使うこともできるので安心です。
*リムハイトが高いホイールは予備チューブもバルブの長いものをお持ちください。

 

 

お客様>

なるほど、了解です。ありがとうございます。

 

 

今回は自分のオススメホイールや、選ぶときの基準などをご案内させていただきました。

 

チャットでは、このような形でお客様のご不明点に応えていきます。

商品について、わからないことは何でも聞いてください!

 

 

もちろん、店頭でのご相談もお待ちしています!

店頭では、現物やカタログも交えながらご案内させていただきます。

 

 

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 ワイズロード松山店では2023/7/1~ホイール試乗会を開催!

実際に乗って確かめられます!!

 

 


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