愛媛で自転車をお探しならY's Road 松山店エミフルMASAKI
2025/01/21 20:19
目次
始めから大きな見出しで聞きますが、良いホイールとは何でしょうか?
人それぞれ基準は異なりますが、最も重要なのは「走るホイール」であることではないでしょうか。高価なホイールを購入しても、全く進まないのでは意味がありません。
では、「走るホイール」とは具体的に何でしょうか?
剛性、リムハイト、重量などが挙げられます。走りに直接関係ない要素としてメンテナンス性の高さも考慮すべきでしょう。
特に注目されるのが重量です。
重量という具体的な数値で表すことが出来るので多くの方が見るポイントの一つでしょう。
45㎜ハイト前後のホイールで1,500gを切るもの、中には1,400g台前半の軽量ホイールも存在します。軽さが正義である一方で、その軽さがどのように実現されているのかが重要です。
私の場合、ホイール選びの基準として重量は最後の決め手にすぎません。カタログ重量よりも、実際に走ったときの軽さ、つまり「走りの軽さ」を重視します。軽くても走行性能が悪ければ、良いホイールとは思いません。(実際に過去に一セットだけ足に全く合わなかったホイールがあります。どこのブランドとは言いませんが。)
近年、カーボンスポークやフックレスリムの採用によりカタログ重量を減らす工夫が進んでいますが、その中でも実際の走行性能に焦点を当てたブランドがあります。
それがMAVICです。
MAVICホイールの魅力をいくつかご紹介します。
MAVICの多くのホイールに採用されているこのハブは、工具不要で簡単に取り外し可能。DT Swissのスターラチェットとは異なり、シンプルな構造で軽量化を実現しています。ただし、防水性には注意が必要で、定期的なメンテナンスが求められます。
メンテナンスと言い方をすると多くの方が身構えますが、実際はグリスが残っているか外してチェックするだけです。
グリスが残っていなかったら専用のグリスを使ってグリスアップをしましょう。
頻度は1000㎞に一回or一ヵ月に一回or大雨、高圧洗浄などでハブに水が大量にかかった後などです。
均一なスポークテンションを実現する設計で、修理時も部品の手配が容易です。また、QRMオートベアリングプリロードテクノロジーにより、長期間遊びのない滑らかな回転を維持できます。
アルミリムの「FOREテクノロジー」により、リム外周部を軽量化。リムテープ不要の設計でさらに軽量化されています。
カーボンリムでは「CARBON FOREテクノロジー」を採用し、強度を保ちながらも軽量化を実現。
MAVICでは「永久保証」「クラッシュリプレイスメント」「ロイヤリティプログラム」を提供。万が一の破損にも対応できる安心感があります。
・永久保証
カーボンホイールに関しては永久保証、アルミホイールに関しては2年から3年間に保証期間を延長可能です。
・クラッシュリプレイスメント
破損した製品を同一または同等の製品と交換します。
永久保証対象のカーボンホイールなら、2年以下の使用で定価の50%オフ、3年以上5年未満の使用で定価の40%オフ、6年以上10年未満の使用で定価の30%オフでの販売となります。
それ以外のカーボンホイールやアルミホイールは、3年以内の使用で定価の40%オフでの販売となります。
(※2016年以降の新しいマヴィックロゴの商品に限る。アクシウム、アクシウムディスク、コスミックエリートUST、コスミックエリートUSTディスク、オールロード、クロライドUB、クロスライドディスク、クロスマックスにはこのクラシュリプレイスメントが適用されれません)
・ロイヤリティプログラム
MAVICは専用品が多いからこそ、修理サポートも充実しています。生産が終了したモデルでも補修パーツが揃っており、購入から8年以内のファーストオーナー様に限り、保証期間が終了したホイールでスペアパーツが入手できない場合でも、同等の新しいホイールセットを30%割引で購入することが可能です。
通常、生産終了した商品の補修パーツを保管しておくことは、倉庫のストレージを圧迫するため一般的ではありません。
実際にRDハンガーなどは古い車種の場合手配が出来なくなっています。(同じハンガーを使用するバイクが生産されていればそうではありませんが。)
ここで書ききることが出来ていないMAVICの良さは店頭で私神山がご案内しますのでお声かけ下さい!
そして1/26までMAVICのブランドキャラバン開催中です!
ご案内した走りの軽さ「#走りが軽いmavic」をぜひお客様のバイクで体感できます。他にも試乗車に取り付けているのでバイクが無いという方でも試乗可能です。
走りの軽さは実際に試してみないと分かりません。ホイールの交換に悩んでいる方、ぜひMAVICの良さを体験してみてください!
ここからはそんな魅力多数あるMAVICのホイールのラインナップを見ていきましょう。
MAVICのホイールには複数のラインナップがあります。
その中でも今回はロード用のホイールでご案内します。
MAVICのロード用ホイールの中では一番価格が抑えられたモデルのアクシウム。
重量で損をしているホイールの代表がこの子でしょう! 重量はディスクブレーキモデルで1,900g超え、重量だけではエントリーホイールと同じような重量ですがハブやスポークにもこだわっており、予備や練習輪としても十分な性能を持っています。
日常使いの方にはこのホイール十分な性能を備えています。
KSYRIUM Sと
KSYRIUM SLの二種類がリムブレーキで
KSYRIUM 30(ディスクブレーキのみの展開) と合計3種類のファミリーです。
全てリムの素材はアルミ。
MAVICの完組ホイールのラインナップで20年近く名前が続いている歴史あるホイールです。
私がロードバイクを始めたころはローハイトのリムのホイールがこの名前を冠していましたが、最近ではアルミホイールのラインナップの名前となりました。
上位モデルと同じID360を採用しており、ハブの掛かりの良さなどは上位モデルと同じです。
KSYRIUM 30はアルミホイールの中では高めのリムハイトを持っており、見た目と平坦のバイクの印象を大きく変えてくれることでしょう。
しかし、そこまで高くない30ミリのリムハイトのおかげで横風にも大きく煽られることなくバイクを操作できます。
KSYRIUM Sはリム、ディスク共に展開があり完成車のホイールのグレードアップとして定番の商品の一つです。
重量も完成車についてくるホイールに比べると3-500g前後は軽量化できることでしょう。
リムテープ不要のチューブレス対応のリムという事で初めてのチューブレスに挑戦するのも良いと思います。
乗り心地の向上、パンクの軽減、ストップアンドゴーなどの足廻りの軽さを一気に体感できることでしょう。
KSYRIUM SLはKSYRIUM Sよりもさらに軽く、より速さを求める方にオススメできるアルミホイールです。
滑らかに切削加工されたISM4Dリム、「COSMIC SLR」でも採用されている翼断面エアロスポークを採用するなど、軽さと加速性能はKSYRIUM の中では一番優れたホイールと言えるでしょう。
KSYRIUM Sと同じくリムテープ不要のリムはチューブレス運用の敷居を下げてくれている事でしょう。
カーボンホイール並みの性能が欲しいけど予算がという方はKSYRIUM SLおススメです。
ここから紹介するCOSMICは全てカーボンホイールになります。
その中でもいくつか種類があるので分けて紹介していきます。
現在松山店のブランドキャラバンでも試乗可能なCOSMIC S
こちらはディスクブレーキモデルのみのラインナップになります。
価格が高騰している自転車業界、ホイールももちろんその波にのまれています。
そんな中少しでも手軽にMAVICのカーボンホイールを試してほしいという思いで登場したのがコチラのホイール。
リムハイトはバランスが取れた42㎜ このハイトが空力、軽さ、剛性のバランスが取れて使いやすい!
世界中で流行っているグラベルにも対応すべく耐久性に優れたASTMカテゴリー2
リム内幅は近年増えている30Cにも十分対応すべく21㎜の内幅のワイド設計。
スポークは修理性を高めるためにJベンドスポークを採用しています。
スポークテンションを上げることが出来ない、上げても首折れ部分で折れるなどのJベンドスポークですが修理性の高さ(スポークの入手性)スポークやハブの価格を抑えることが出来るなどメリットは多数あります。
ストレートスポークに比べるとホイールの剛性を出すことも難しい(スポークテンションの兼ね合いで)のでレースでも戦える剛性が欲しい方はストレートスポークを採用した後述するホイールを選ぶ方がいいでしょう。
しかし、この価格帯のホイールを探している方は剛性よりも価格、修理のしやすさなどを求めるためあえてJベンドスポークを採用したことでしょう。
(他にも理由はあると思いますが)
⇩モデルチェンジ後の商品⇩
リムブレーキ
続いて紹介するのはCOSMIC SLシリーズです。
カーボンホイールは最近モデルチェンジがあり、ディスクブレーキは3種類のリムハイト、2種類の内幅違いの計6種類のラインナップ、リムブレーキは1種類のラインナップです。
ディスクブレーキ旧モデルは内幅19ミリと新etrtoに対応した内幅です。(内幅19㎜のリムに25C,28Cを嵌めた時に設定した太さになるように統一しようとなった規格です。)
しかし、最近はタイヤもどんどんワイド化、内幅19㎜でも狭いと言われる時代です。
モデルチェンジ直前はこの内幅の兼ね合いでMAVICのホイールを避けている人もいたと思いますが最近のトレンドに合わせてMAVICもモデルチェンジをして、太くなりました。(SL45のみ)
元々SL32は内幅21㎜とそこそこ太く、レースよりもロングライドの人におススメのホイールの一つ(剛性の兼ね合いで)でした。
実際に私も以前のブランドキャラバンの際はレース用ではなくエンデュランスホイールを探していたので32㎜のホイールを試乗しました。
程よい剛性、エアボリュームが増えた足回り、タイムを求めないライドならこの組み合わせメチャクチャおススメしたという組み合わせでした。
一番人気のSL45はトレンドに合わせて内幅23㎜まで太くなりました。
ホイールが太くなる分エアボリュームが増えてクッション性が増す他にもコーナーの安定感など様々な利点があります。
逆に25Cを使用したい方は旧ホイール(内幅19㎜)のホイールを無くなる前に!
SL65は空力などから内幅19㎜を変えずにいます。
モデルチェンジは内幅以外にも小さな、けど大きい変化があります。
それがリムのカーボンです。
3KカーボンからUDカーボンに変化しました。
こちらが今店頭にブランドキャラバン出来ている旧COSMIC SL
そしてこちらがCOSMIC SL45-23(新しいモデル)です。
表面のカーボンの編み方が異なるのが分かると思います。
3kカーボンはカーボンの繊維を縦と横90度ずらして織り布状態にしたものです。縦と横同時に強度を出すことができますが、UDカーボンに比べると単一方向(縦だけ、横だけ)は繊維の本数が半分になるので強度を出すことが出来ませんでした。
UDカーボンは同一方向にカーボンの繊維を並べることで繊維方向には強い強度を出すことができます。(代わりに繊維方向に裂けるリスクは高くなります。)
この素材を変化することでリム重量を軽く設計しており、リム幅が増えたにもかかわらず重量は
旧COSMIC SL 45:1,575g➡新COSMIC SL45-23㎜:1,555gと
20gの軽量化に成功しています。
この重量の軽減がほとんどホイールの外周部のリムという事はよりこの重量の差を感じやすいことでしょう。
モデルチェンジ後
COSMIC SLR 45 DISC 23mm
こちらの商品だけはワイズロードオンラインに無かったので画像はMAVIC JAPANより引用しています。
リムブレーキモデル
見た目はCOSMIC SLとほぼ変わりませんが中身は別物のSLRシリーズです。 こちらもリムブレーキの展開がある数少ないカーボンホイールの一つです。
SLシリーズと異なるのはリムテープ不要のリムでしょう。 リムテープが無いのでチューブレスのトラブルの原因を一つ潰すほかに、リムテープの重量が増えない、リム重量自体も軽いなどより軽さを求めた方向けのホイールになっています。
SLRは少し前に3KカーボンからUDカーボンに変わったのでSLR45以外は変更がありません。
時代の流れはSLRでも同じく新COSMIC SLR 45は内幅は23㎜まで広がり今のトレンドに合わせたホイールになっています。
SLRは流石にカーボンの素材もそのままなので重量が増えるのはしょうがない。 しかし、それ以上に乗り心地の良さなど数値では見えない進化が発揮されています。
そして最後は『究極』を冠するこのホイールです。
MAVICのホイールの中では唯一の一体型カーボンスポーク&ハブを採用するこちらのホイール。こちらもディスクブレーキのみのラインナップです。
通常スポークはハブとリムをつなぐものですが、こちらのホイールはリムからハブ、その先のリムまでを一本のスポークで接続しています。(R2R)
カーボンスポークはその性質上スポークに直接ネジ山が切る事が出来ず、金属製の部品と接着する必要があります。
他にも制限がありますが、この制限を乗り越えたホイールたちが今、世間に出回っているカーボンスポークを採用したホイールになります。
カーボン素材を採用しているのでスポークの伸びが少なく、加速のシャキシャキ感があります。
R2Rはスポークと金属の接着面でのトラブルを軽減する以外にもハブとの接地面積の向上を果たし、軽量化と耐久性の向上を果たしています。
実際にこの商品が松山店に入ってきたことが無いので詳しくは実際にこの商品を見て書いた横浜店のブログをご覧ください!
重量はMAVICのホイールの中では軽量級で1,255g、スポークがカーボンという事を考えると相当剛性が高いホイールと考えます。 金額は全く考えずにレースで使うならこのホイールですね。(落車時が怖いな。。。)
改めて
1/26までMAVICのブランドキャラバン開催中です!
ご案内した走りの軽さ「#走りが軽いmavic」をぜひお客様のバイクで体感できます。他にも試乗車に取り付けているのでバイクが無いという方でも試乗可能です。
走りの軽さは実際に試してみないと分かりません。ホイールの交換に悩んでいる方、ぜひMAVICの良さを体験してみてください!
それでは!
松山店はほぼ全ての展示車が
当日お持ち帰り出来ます。
※時間帯・オプションの取付等によってはお持ち帰り出来ない場合がございますので、ご来店時にスタッフまでご相談下さい。
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