愛媛で自転車をお探しならY's Road 松山店エミフルMASAKI
2025/03/29 13:32
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ワイズロード松山店エミフルMASAKIでは、
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こんにちは。松山店青木です。
先日、アルバイトスタッフの井上さんと愛媛県松山市から兵庫県まで自転車旅行をしてきましたので、そのご紹介をします。
旅程は三日に分けましたので、それぞれの日程ごとにご紹介‼
長くなりますが、最後のライドブログなので気長に読んでいただけると幸いです(笑)
出発は早朝3:40。
使った装備は四国一周時とほとんど同じ物。
井上さんとは重信川サイクリングロードで集合。
少し早く着いてしまったので、星でも眺めて待機します。
星座はオリオン座以外分かりません。
リアライトは充電できてそうなやつをテキトーにパッと取ってきました。
CATEYEのVIZ300なのですが、これ明るすぎますね。(点灯:30ルーメン)
デイタイム用に300ルーメン出るモードがありますが、これは夜間/人と走る時は目潰しになるのでお気をつけて。
午前4時、井上さんと合流。
やる気があふれ出ています。
サイクリングロード経由で桜三里へ向かいます。
サイクリングロードには街灯が無いので、夜間走るのであれば明るいライトが必須です。
ここまで暗いと800ルーメンでも少し心細いかも(笑)
桜三里はキンッキンに冷えていました。
あまりの寒さに涙が出てくる。
そしてそれがまた冷えてツライ。
薄手のシューズカバーは使っていましたが、正直この寒さは想定外。
コンビニで足用のカイロを調達。
天気予報見ろって??
ウルサイッ‼
晴れかどうかしか見てなかったんだ‼
井上サン…その丈のソックスは足首がサムイよ…
日が昇る前が一番寒い。
しかも横には石鎚山。
吹き下ろす風に涙を流しながら進みます。
四国中央市に入ったころには通勤ラッシュの時間帯。
少しずつ進むのはいいけど、製紙工場の薬品の匂いがキツイ!
井上サンもこの状況にお手上げ。
8時過ぎに香川県に突入。
どうも右膝がキリキリ痛む。
中学生の時に痛めた古傷が最近になって頻発している…
完治してないのォ…??
井上さんにお願いしてペースを少し落としながら進み、なんとか高松駅まで来ました。
全て海沿いで通れば松山から200㎞ほどありますが、桜三里や綾川町を通るルートで行けば150㎞程度と大幅にショートカット出来ます。
地味なアップダウンがムカつき…心地よかったです。
予定よりだいぶ早く着いたので、フェリーの出航まで2時間弱あります。
JR高松駅付近にあるうどん屋さんで小休憩。
このボリュームで650円(多分)でした。
高松から神戸市まではフェリーが出ています。
フェリー乗り場は白丸のところではなく、赤丸の方。
地味に離れているので間違えないようにお気を付けください。
井上…乗船ッ‼
このフェリーにはB1Fに自転車を置けますが、800円払えば2Fにあるサイクルピットというスポーツバイク置き場が使えます。(要予約)
乗船方法は普通の車と同じで、中のエレベーターを使って上層階に移動します。
エレベーターを出るとすぐサイクルピットがあります。
パッキングの分車体にかかる負担も大きいので、後輪を接地させています。
地下にある自転車止めはかなりホイールに負担がかかるので
バイクパッキングをしているのであれば、サイクルピットを予約した方が良いと思います。
それかパッキングを外して負担を減らす方が良いですね。
見てくださいよこれ。
こんなにサイクリストに優しいフェリーあります??
これで基本料金1990円ですよ?ネット割で1890円、土休日料金は+500円。
安すぎるって。
※自転車は+500円です。
ちなみにフェリーは二種類あって、新船「あおい」であればこのサイクルピットが使えます。
ちなみにこの「あおい」には他のサービスがあります。
このサービスは有料なのですが、サイクルピットはこの料金が含まれていますので有料サービスを受けられます。
ということでフェリー内改札をくぐって
足湯へ‼
こりゃいかん。心地よすぎる。寝てしまう。
上には展望デッキ。
明石海峡大橋も見れます。
神戸に着いたら向かうべき場所は一つ。
神戸店‼
と行きたいところですが、間もなく閉店時間。
翌日は神戸店と大阪本館に行ってみようと計画していましたが、二つとも月曜日定休日やったんですね…(笑)
ってことで気を取り直して…
神戸に来たら向かうべき場所は…‼
「BE KOBE」
流石観光地、自転車を持っているだけで「写真撮りますよ‼」と声をかけてくれる。
スターになった気分です。
神戸の夜景はきれいです。
しかし、一枚一枚写真を撮っていては時間がもったいないし、何より田舎者って思われてしまう‼
「フッ…ビルが高いからなんだ…忘れ物した時不便じゃないか…」
と、松山の方が住みやすいんだと言い聞かせながら進みます。
※松山で8階建てはもうタワマンです(青木の感想)
2日目は六甲山に登りに行くので、出来れば神戸市内に宿を取りたかったのですが
明石市にロードバイク乗り御用達のホテルがあるみたいなのでそこを取りました。
あと安いし。
てなわけで明石市へ約20㎞のサイクリング。
膝痛の影響で、井上さんにずっとセーブしてもらっていたのですが、ウキウキになった井上さんはもう止められない。
35~40㎞巡行、信号間弱インターバル走が始まってしまいました。
信号が多いながらも40分弱で明石市へ。
明石海峡大橋が見えるところまで戻ってきました。
本日のお宿「明石キャッスルホテル」
不安だったので一応電話で確認していましたが、部屋の中に自転車を持って入れます。
部屋も広い。パーフェクトだ。
井上サンの自転車を置いているところなんかもうショーウィンドウみたい。
夜ご飯は明石っぽいものではなくサイゼ。
いいじゃねぇか‼松山にないんだよ‼
(今度できるみたい!キャー♡)
ホテルに戻って晩酌。
もっと飲みたい気持ちを抑えて一缶にとどめる…
その後はセラピストを目指す井上さんの施術を受けます。
無料でええんかってレベルで疲労が取れます。
肝心の井上さんの疲労は取れていません(笑)
一日目は182㎞ 獲得標高1,043mでした。
二日目は六甲山へ。
大まかなルートは再度山➡六甲➡逆瀬川➡六甲➡再度山という感じ。
明石市から神戸市内を通っていくにはストップ&ゴーが多いので、鈴蘭台を抜けていくことにしました。
獲得標高も大体400~500mupくらいなので、ちょうどいいアップになります。
鈴蘭台…めっちゃ激坂…
膝痛が全くおさまっていませんが、初の六甲でワクワクしているうちはなんとか登れそうです。
鈴蘭台は栄えているようですが、ここから街におりる道は車線が減って勾配もきついのでかなり怖い‼
急勾配&Rがキツイ コーナーを抜けると渋滞の列が‼
幸い速度はそこまで出していなかった&ディスクブレーキだったので止まれました。
リムブレーキ&カーボンリムの井上さんもなんとかギリギリ止まれていました。
車のスピードを落とさせるスピードバンプ(?)
これ自転車が通ると制動距離が伸びるのでとても怖いですね…
冷や汗をかきつつも 再度山の登り口にきました。
写真ではわかりませんが、これなかなかの勾配です。
この〇が切ってある道ってのは急勾配なんです。
ガタガタ道で進みも悪い。
ただすぐにアスファルト舗装された道に出ます。
木漏れ日が気持ちいい道ですが、勾配は20%前後あります。
カーブナンバーが書いてあります。
Alpe de Zwiftを思い出す…
MAX何個あるうちの10番目のカーブなのか教えて欲しい‼
再度山は正直言って道が良くないです。
急勾配&路面は亀裂だらけでガタガタ。
登る分には大丈夫ですが、帰りの下りが怖い。
上の方に行くとマシになります。
再度山まで登ってしまえば、綺麗な舗装がされた道が続きます。
突き当りはT字路になっています。
六甲山はT字路を右折。
緩やかな勾配が続くので会話しながらのんびり登れます。
六甲山中腹には六甲山牧場があります。
COME ON‼ SHHEP RACE
最速を決める羊のレースがあるみたい??
垂れ幕がの羊がイケメンすぎる。
本当は六甲山頂にあるカフェで一息つく予定でしたが、定休日だった様子!
補給も足りておらず、ガス切れ寸前。
牧場のレストランはおいしそうですが価格がちょっと…
と言う事で、ここから4㎞程下ったところにある摩耶山まで行きます。
そこにはレストランがあるようです!
ずっと下るだけかと思っていましたが、後半は100mほど登りました。
井上さんもこの顔です。
腹が減って仕方ない‼ 食いに行くべ‼
…
い、いやぁ…摩耶山は絶景だなぁ‼
街が見下ろせますよ‼
摩耶山は標高690mのようです。
愛媛の三坂峠と同じくらいですね。
元々のルートには含まれては居ませんでしたが、掬星台は井上さんがいきたかった場所のようなので
今回の寄り道には意味があった‼という事にしておきましょう。
結局牧場まで帰ってきました。
(オレは)救いのカレーライスを(摂取す)…‼
補給を済ませたので、その後は六甲山頂へ。
どこがゴールなのかわからず、そのまま下りかけましたが、井上さんに呼び止めてもらいました。
これが…これがッ…‼ これが六甲山最高峰かッッ‼
なるほど!そんな技があったとは‼
補給不足からくる疲労で笑顔が作れない、ありのままの私です。マジキツ。
遠くに神戸の街並みが見えます。
長い道のりでござんした…
そのまま逆瀬川方面へダウンヒル。
逆瀬川駅の近くのコンビニで休憩。
膝の痛みがひどく、ろくにペダリングできなくなったのでカフェインを投入。
キメるしかないのよ…
このまま平坦を通って帰りたい気持ちを押し殺し、六甲山 逆瀬川ルートを登ります。
この逆瀬川ルート、STRAVA上では11.27㎞ 平均勾配7.5%と、六甲山の中で一番きついルートのようです。
序盤は道が狭い上に急勾配、車通りも多いのでかなりストレスがたまります。
急勾配なのに信号で止まらなければならないのも苦痛です(笑)
この看板を左折したら車通りが少なくなり、15%前後の坂が出迎えてくれます。
GARMINのクライムプロ、いつもは緑黄赤と鮮やかな勾配グラフを出してくれるのですが
今回はなにやらどす黒いグラフです。もう自転車が後退してるのか前進してるのかわからない。
膝は痛みますが、踏まないと進まないので明日を捨てて、全力で踏み込みます。
何がサイクリングルートだ‼
キツすぎる‼
ウダウダいいながらもなんとか登頂。
悲しくも私のデータが一部飛んでしまったので詳しいタイムが分かりませんでしたが
58分で登った井上さんよりは速く登れたので、1時間は切れたようです。
調子がいい時に登ってみたいですね。
井上さん、キツイフリしてるのはわかってるんですよ‼
僕は見た‼
写真を撮るために止まった僕を、エヘヘェと笑顔で抜いていったあなたを‼
六甲山頂は雪がまだ残っていましたが、夏ジャージ+ウィンドブレーカーで気持ちよく走れました。
頂上付近は道がきれいで、細かくアップダウンになっているので、気持ちよく走れます。
それはもうとても気持ちいい。この旅で一番気持ちよかった。
この記事を書いている今も思い出してニヤついています。
その後は表六甲から下る予定でしたが、表六甲から下ると三ノ宮に行ってしまいます。
これだとストップ&ゴーでろくに前に進めない‼
と言う事で来た道を戻ります。
再度山まで下って、再度山ヒルクライム、そして街へ下りて海沿いで明石市へ。
神戸観光みたいなライドですが、主要都市を避けて帰るという旅行とは?という感じのルート。
帰りの再度山ダウンヒルは本当に危なかった。
油圧ディスクブレーキでよかったと心から思います。
前述した道の悪さと急勾配、スピードバンプと危険要素満点。
六甲山HCはとても楽しかったですが、ここだけは怖かったです。
リムブレーキ+カーボンリムの井上さんも必死に下る!
激しい振動の中レバーを必死に握ったので手がしびれました。
車にも要注意です。
街まで下ってこの獲得標高。
キリよく3000mに届かせたい僕たちは、街に潜む超級の激坂を探しました。
ここは手元計測で最大勾配28%でした。
その後は明石海峡大橋付近のゆるい坂を数セット走って3000mに届かせました。
膝は散りましたが、なんとかこのハードコースを走り抜けることができました。
連続で三日間走る中でのこのヒルクライム‼
この辛さをどう伝えようかなと考えていたところ、井上サンがこの旅に名前を付けてくれました。
その名も
「ツール・ド・六甲」
完璧すぎる。
ステージレースならぬステージライド。
あとは帰るだけですが、それも約180㎞。
世界のつよつよな方々は4時間くらいで走っちゃうんでしょうね。
夜ご飯はまた全国チェーン店。
神戸らしいものが食べたいのですが、そこまで行くのがもうつらいの(泣)
宿近の飯屋で限界なの(泣)
ピチョン…ピチョン…
早朝嫌な音で目覚めました。
窓の桟に水滴が落ちる音。
前日までは晴れ予報だったのに、雨が降っているではないか‼
あぁ井上サン…頭を抱えても雨は止んでくれないのダヨ…
寒さ予防で持ってきた厚手のシューズカバー。
撥水加工されたウェアではありますが、四国一周時には浸水してしまいました。
頼む!撥水してくれ‼
雨に弱いGARMINちゃんも保護。
弱まる気持ちを関さんのメッセージで奮い立たせます。
出発してすぐは小雨だったのですが、神戸市内に入ると土砂降りに‼
フェリー乗り場までは1時間で到達できますので
我慢辛抱忍耐ッ‼
フェリー乗り場まで震えながら走り、待合室の暖房で暖をとる…
もう限界じゃねぇか。
フェリーは行きで乗った新船「あおい」です。
足湯の他にも温泉がございます‼
脱衣所に洗濯機と乾燥機もあります‼
サイクルジャージは乾燥機が使えないものが多いと思いますので、タグをご確認ください。
先ほどのシューズカバーはですね。シューズ下部の通気口からバシャバシャ水が入ってきたのでほぼ無意味でした。
濡れたソックスを乾燥機に入れている間、湯船につかって体の芯から温まることができました♪
船内飲食スペースでうどんを食べ、フリースペースで雑魚寝して着岸を待ちます。
そして高松に着いた後もうどんを頂きました。
ロングライドの時は消化に良いものを食べるのが基本ですが、僕は食べたいものを食べるスタイル。
うどん3玉+エビ天+ゲソ天 これで1000円いかないくらい。安い‼
高松に着いたのが13:00頃。
松山市までは160㎞ありますので、家に着くのは夜遅くですね…
翌日は大事な用事があるので早めに帰りたい…
遠目からですみません。県境まで来ました。
膝の痛みがピークに達したので、ずっと温めて置いた緊急用の痛み止めを摂取す。
西条市に入りました。
この道を大通り沿いに進めば今治へ、側道に入れば桜三里方面に進めます。
桜三里を通れば最短で松山市に向かえますが、緩い勾配の登坂が続くので膝に悪そう。
今治方面はほぼ平坦ですが、総距離が伸びます。(30㎞くらい)
膝は痛み止めで何とかなると思ったので桜三里方面へ向かいます。
なにせ早く帰りたい。
桜三里手前で軽めの補給をします。
痛み止めが効いているとはいえ、少しは痛みます。
効力が切れると怖いので少しだけペースアップ。
井上サンには申し訳ありませんがしばらく前を引いてもらいます。
桜三里手前で井上さんがペースアップ!
この流れは⁉
アタックする気なのか⁉
井上サンッ‼
今じゃないッ‼
…と思いましたが
そのままのペースで登ってくれました。
メッチャいいペースで淡々と。
あぁ…最高過ぎるよ…
その後は重信川サイクリングロードで松山まで。
道中井上さんのライトが切れたので、予備で持っていたVOLT800に交換。
CATEYEのVOLTシリーズは稼働時間が長いのでロングライドにオススメです。
※新型のNEOは対面販売限定です。
帰って
きた
ぜ~~~~‼
距離は184㎞ 獲得標高935mupでした。
後日、雨とドリンクと汗にまみれた車体の洗車
井上サンと私のホイールのグリスアップ&洗浄も行いました。
走行後のメンテナンスも大事ですよ‼
スプロケも一枚ずつ外して洗浄。
車体はきれいさっぱりですが、私たちは数日間疲労が抜けませんでした☆
ここまで長く読んでいただいてありがとうございます‼
私事にはなりますが、3月で大学を卒業し、ワイズロード松山店で働くのも3/29の今日が最後。
三年間お世話になりました‼
松山店を離れた盛山さん、山出さん、関さん、神山さんも大変お世話になりました‼
お客様の中にはライドに誘ってくれる方もいたり、色々とありがたい品物を頂いたこともありました。
嬉しい限りでございます‼
自転車というあまりメジャーではない趣味でここまで多くの人と関われたのもいい経験になりました‼
ライドブログも多くの人に読んでいただいてたみたいで青木感激♡
これからも愛媛にはいるので是非ライドに誘ってください‼
ホイホイついていきます‼
関さん、山出さんもたまには松山に来てくださいよ~~♡
誰でも入れるZwiftを楽しむためのコミュニティ!
入会無料!
入会特典ポイント進呈!
ライドイベントを定期的に開催中!
一緒にインドアサイクリングを楽しみましょう♪
詳しくはバナークリックかこちらから。