バイクデモに行ってきました！スコット、トレック編【柴田の自転車日記】
by: シバタ

皆さんこんにちは、柴田です。

今回のブログは、以前のブログの続編です。

https://ysroad.co.jp/matsuyama-emifull/2025/11/22/181578

今回は、スコットとトレックの車体について書いていこうと思います。

TREK 

トレックの車体は、マドンSL5とマドンSLR9を試乗しました。

MADONE SL5

松山店在庫アリ！各種サイズカラーご用意！

価格帯はミドルのカーボンロード

シャキシャキした走りが出来る一方、乗り心地も確保された誰でも扱いやすい車体です。

先代のマドンよりも軽くなり、ヒルクライムもこなせるようになったイメージです。ヒルクライムもしっかり好成績を出せる車体になっています。

この価格帯で一番パフォーマンスが高い車体だと思います。 

ホイールを軽量なカーボンホイールに変えてあげれば、もっと乗りやすく、ロングライドも余裕でこなせるものになると思います。

 初めての一台でも全然アリです！

 MADONE SLR9

トレックの軽量エアロロードバイク

試乗した感じは、ガチガチの剛性感というよりかは適度な剛性感でした。

マドンSLR9は、エモンダのように軽いですが、マドンの良さを生かした車体になっています。

マドンSL5と比べると乗り心地はそのままで、剛性感と軽量性が増した車体になった感じでした。 

この車体のアイデンティティでもある、ISOFLOWが、空気抵抗削減と乗り心地の向上に大きく貢献していると感じました。

シートチューブが途中で分割されている為、シートステーが体重を支えるようになっているとの事です。

加速もしっかり速く、巡行性能もエアロロードというだけあって高速巡行もしやすくなっていました。

最近の主流が軽量エアロになりつつあり、以前はエアロロードだった車体もどんどん車体が軽くなってきています。

昔はエアロと軽量は両立できないと言われていたので、最近の技術は凄いなと感じております。

車体もプロジェクトワンで、自由度の高いカラーリングができるのも魅力の一つです。

スコット フォイルRC

コチラも松山店在庫アリ！サイズはXSです！

https://ysroad.co.jp/matsuyama-emifull/2025/10/07/179406

スコットのエアロロードバイク。

車体剛性、カーボンの硬さフレーム形状によるエアロ効果は高品質の車体になっています。

私もエアロロード乗っていますが、同じエアロロードバイクでも味付けが全然違う感じがしました。

オルベアは乗り心地、スコットは高剛性のような味付けでした。

BB周りの形状は極太！ダンシングをしてもフレームがたわむ感じがほとんどなかったです。

車体はエアロ特化でどうしても重量が重くなってしまいがちですが、重量を感じさせない加速の反応はめちゃめちゃ高いものです。

フレーム剛性での跳ね返りを感じないどこまででも進んで行けるような車体です。

他のメーカーのハイエンドに比べて、価格もそこまで高額ではないので、比較的手の届きやすい車体かなと思いますので、手早く速い車体を揃えたい方はオススメです。

私は硬すぎて足が負けました。

トッププロのスプリンターが満足する剛性なので、ロングライドはあまり向かないかもしれませんね。

軽さで加速するのではなく、フレーム剛性でライダーのパワーをフルに使い前に進む感じでした。

やっぱりセットにしたくなるホイール

シンクロス キャピタルエアロシリーズ

シンクロスはスコットのプライベートブランドです。

いい意味でぶっ飛んだ製品を作っています！

今回はシンクロスのカーボンホイールです。

 リム、スポーク、ハブがカーボンの一体成型で作られたホイールです。

一体成型って？マジか！スポークの交差点の所なんか完全に合わさってますからね

感じたことのない剛性ですよ。

究極の完組ホイールです。

完全に次世代のカーボンホイールですね。

　写真見づらくて申し訳ない！

何と！気になっていたホイールを試乗させて頂きました。

車体がそもそも剛性があるのに、ホイールまでガチガチの剛性感になったら、どうなるんだろうとワクワクが止まらないまま走り出しました。

走り出しの加速ではフレームは全くたわむ感じがありません。加速感は、ローハイトのカーボンリムに匹敵する性能でした。

ホイールはそれでもエアロに特化したディープリムのホイールなので、普段は少しもたつく、中速～高速域でも爆発的な加速をすることが出来ました。

フォイルの空力性能と、キャピタルエアロSLの軽量性と剛性がベストマッチ！

今まで乗った中で、一番の剛性感と加速感でした。

ここまでくると本気のレース機材なので、普段使いには向かないかもしれないですね。

事故が起きると体も大事ですが、自分の財産も一撃でなくなりますからね～

フレームだけ買い換えで、手軽にハイエンドを体感！

フレーム単体ならギリ手が届きそうな価格帯の高額車体です。

今持っている車体からのパーツの移し替えだけでも違いを感じられると思います。

ドンドン進化していますからね、同じディスクブレーキでも乗り心地も良くなったり剛性が上がったり…

今乗っているバイクが年数がたっている、新しいバイクに乗り換えたいそう思っている方は一度検討してみてもいいかもしれませんね。 

今回の試乗レビューも完全に個人の意見なので、一番は実際に乗るのがい分かりやすいと思います。

百聞は一見にしかず。

以上柴田でした。