日本最大級のスポーツサイクル専門店!クロスバイクに特化した専門館!
ワイズロード名古屋クロスバイク館 Y'sRoad nagoya-crossbikekan
[英語対応可]
2017/02/22 18:07
ワイズロード名古屋クロスバイク館辻村です。
自転車の楽しみ方のひとつに『お気に入りの愛車の
写真を撮る』というものがあります。
例えばツーリングで見かけた絶景をバックに
お気に入りの一台を写真に収める。
そんな愛車とのひとときが
乗って走る以上に愛車への思い入れを一層深めてくれるのでは
ないでしょうか
とは言っても『きれいな写真を撮るには高価なカメラが
要るんじゃないの???』とお感じになるかもしれません。
今回は高価なカメラがなくてもキレイに、かっこよく
自転車を撮る方法をご紹介いたします。
キレイな写真の極意①:構図良ければすべて良し!
上の写真を例に構図の作り方を
解説します。
残念な写真の代表例といえば『日の丸写真』
画面の真ん中にメインの被写体がどーん!…
というアレです。
確かに自分の愛車を真ん中にして目立たせたい!
という気持ちは分かりますがカタログ写真ではないので
ここではぐっと我慢。
美しい構図の基本は上の図に示したように
画面を縦横三分割する直線が交わる位置に
写真のテーマを配置することです。
こうすることによって画面に余白が生まれ
主題(今回の場合はブルックスのサドル)がより一層
引き立ちました。
さらに主題と対になる添え物
(今回の場合はてるてる坊主の編みぐるみ)を添える
事により構図のバランスがより良くなりました。
キレイな写真の極意②:とりあえず背景をぼかせ
難しい専門用語で『被写界深度』といいますが
要約すると『ピントの合う間合い』です。
『写真は引き算の芸術』という言葉がありますが
写真の場合、絵画と違いレンズに映るものは全てが記録されて
しまいます。
したがって、『画面に必要ないもの』をぼかす事により
『背景』としてしまう手法です。
背景のボケはレンズの性能により出方が異なりますが
カメラと被写体(この場合自転車)との距離が近ければ近いほど、
被写体とボケさせたい背景との距離が遠ければ遠いほど
出やすいので被写体を置く位置などを工夫してみてください。
上の写真では背景をぼかす事により被写体である自転車が
浮き出るような効果が得られました。
応用編:画面に三角形をつくれ!
ここまでの基本技を使いつつさらに応用して
撮影したのがこの写真。
ここでは主題となる自転車。アクセントとして
中央の街路樹、そして足元の車止め(?)を
それぞれ画面に三角形に配置しました
『三角形』の構図は名画でもよく使われ
画面に安定感が出ます。
これからの季節、景色のいい場所へのツーリングに
お出かけする機会も増えると思います。
今回の極意を参考にして愛車との思い出を
残してみてはいかがでしょうか
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