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セクシーグラビア写真の撮り方
by: 名古屋クロスバイク館

ワイズロード名古屋クロスバイク館辻村です。

 

自転車の楽しみ方のひとつに『お気に入りの愛車の

写真を撮る』というものがあります。

例えばツーリングで見かけた絶景をバックに

お気に入りの一台を写真に収める。

 そんな愛車とのひとときが

乗って走る以上に愛車への思い入れを一層深めてくれるのでは

ないでしょうか

 

とは言っても『きれいな写真を撮るには高価なカメラが

要るんじゃないの???』とお感じになるかもしれません。

今回は高価なカメラがなくてもキレイに、かっこよく

自転車を撮る方法をご紹介いたします。

 

キレイな写真の極意①:構図良ければすべて良し!

 

 DSC00018

 上の写真を例に構図の作り方を

解説します。

構図①

 残念な写真の代表例といえば『日の丸写真』

画面の真ん中にメインの被写体がどーん!…

というアレです。

確かに自分の愛車を真ん中にして目立たせたい!

という気持ちは分かりますがカタログ写真ではないので

ここではぐっと我慢。

美しい構図の基本は上の図に示したように

画面を縦横三分割する直線が交わる位置に

写真のテーマを配置することです。

こうすることによって画面に余白が生まれ

主題(今回の場合はブルックスのサドル)がより一層

引き立ちました。

さらに主題と対になる添え物

(今回の場合はてるてる坊主の編みぐるみ)を添える

事により構図のバランスがより良くなりました。

 

 キレイな写真の極意②:とりあえず背景をぼかせ

 DSC00019

難しい専門用語で『被写界深度』といいますが

要約すると『ピントの合う間合い』です。

『写真は引き算の芸術』という言葉がありますが

写真の場合、絵画と違いレンズに映るものは全てが記録されて

しまいます。

したがって、『画面に必要ないもの』をぼかす事により

『背景』としてしまう手法です。

背景のボケはレンズの性能により出方が異なりますが

カメラと被写体(この場合自転車)との距離が近ければ近いほど、

被写体とボケさせたい背景との距離が遠ければ遠いほど

出やすいので被写体を置く位置などを工夫してみてください。

上の写真では背景をぼかす事により被写体である自転車が

浮き出るような効果が得られました。

 

 

応用編:画面に三角形をつくれ!

DSC00023

 ここまでの基本技を使いつつさらに応用して

撮影したのがこの写真。

構図②

 ここでは主題となる自転車。アクセントとして

中央の街路樹、そして足元の車止め(?)を

それぞれ画面に三角形に配置しました

『三角形』の構図は名画でもよく使われ

画面に安定感が出ます。

 

 

これからの季節、景色のいい場所へのツーリングに

お出かけする機会も増えると思います。

今回の極意を参考にして愛車との思い出を

残してみてはいかがでしょうか

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