日本最大級のスポーツサイクル専門店!圧倒的在庫量!中京地区のウェア専門館!
ワイズロード名古屋ウェア館 Y'sRoad nagoya-wearkan
2023/01/23 20:34
ブルべにてSRメダルも獲得し、大きなヒルクライム大会の実績こそありませんが、FTP換算で富士ヒルのシルバーレベルの登坂力を持つと自負している、名古屋ウェア館の尾林です。
前回は、【20万円代ロードバイクFARNAとDOLOMITIを比較してみました!】エントリーユーザー向けのインプレをさせて頂きましたので、今回はコロナの影響もあって長らく名古屋から姿を消していたBMCが【名古屋本館に入荷してます】ということで、トップグレードとセカンドグレードの乗り比べをしてきましたので、そのインプレをさせていただきます。
BMC
Teammachine SLR01 MOD V2 フレームセット 2023
定価¥946,000(税込)
スペック詳細は下記リンクにてご確認下さいませ。
【公式HP】
軽量オールラウンダーロードバイクというだけあって、この一台で何でもこなせるプロ御用達のモデル!今回試乗したのはフレームセットのカラーですので、スペック詳細は不明ですが、THREEとFOURの間ぐらいのパーツアッセンブルですかね?ちょっと持っただけでも圧倒的な軽量性を感じる軽さでした♪
フレーム重量は54サイズで1.95kgだそうです。
BMC
Teammachine SLR THREE 2023
定価¥913,000(税込)
スペック詳細は下記リンクにてご確認下さいませ。
【公式HP】
こちらがセカンドグレードとなりまして(2021年度より2ndグレードのSLR02はSLRに名称が変わってます)、SLR01と完成車重量は約1kgアップの7.7kg~8.1kgとのことですので、やはり持った段階で違いは分かります。
さて、その差が軽量ロード好きの私にどんな印象を与えてくれるのかが楽しみです♪
持った感じとしてはいつもの愛車に近い重量感でしたが、サドルバッグの有無にもよると思いますが、0スタートでのシッティングの漕ぎ出しでも、コーナー立ち上がりでの車体を振って加速する感じも、バランスがいいのか驚くほど素直でふらつくこともなく安定感のある伸びがありました。
そして、このトップチューブより低く接続されたシートステイ!これぞBMCが他社よりも先駆けて採用した革新的な小さなリアトライアングルは、サドルにかかる振動抑制効果と駆動剛性アップによる気持ちの良い加速感がセカンドグレードであるということを忘れてしまうほど、全てにおいてのバランスが良かったです!
実際には、空力効果も高いのでしょうが、正直1kmにも満たない試乗コースでくるくる回ってただけだと実感できるものではなかったので、この部分はメーカー様の工夫を信用して凄いんだろうなと、小並感のあるコメントだけ残しておきます(笑)
当然といえば当然なのですが、持った瞬間の軽さが際立ってますね♪とはいえ、UCI既定の6.8kgがある以上それよりも軽くなることはないので、個人的には素材も進化してますし、もう少し緩和してほしいところです。
コンポーネントはSRAM FORCE
ホイールはDT SWISSのP1800 SPLINEという構成。先ほどのSLR THREEとグレード的に大きく違うこともないので、フレームやハンドルのよる違いを比較しやすかったですね。
というのも、持った瞬間の軽さだけでなく巡行へ移るまでの加速感がそもそも違います!軽すぎてついつい踏み過ぎてしまいそうな加速を味わいつつも、ふらふらするような単純な軽さではなく、地面にはしっかりと吸い付いてくれている路面追従性があるので、サーキットコースに限らず公園や公道を使ったコースでも抜群のトラクションを効かせて加速してくれそうなワクワクがありました♪
改めて比較するとSLRの方はロングライダーに好まれそうな安定感と乗り心地の滑らかさがあったものの、何度もヘアピンで加速しているとダンシングするのが疲れてきてシッティングのままで走りたい衝動に駆られていたのが、SLR01ならダンシングでの3・4回転ぐらいで速度が乗ってくれるので頑張りすぎる必要の無い軽い加速が、レースでのアタックを想定した加減速に対応できるスペックになっているだろうなと、過去のクリテリウムレースを思い出してしまうほどでした。
ちなみに、このボトルケージはボトルが差してある状態で空力効果が最大になるように設計されてますので、先ほどのSLRも含めて合わせて揃えたいところですね♪
どちらもレースを想定したモデルということもあって、ロードレースに限らずヒルクライムもクリテリウムもエンデューロもこなせるオールラウンドバイクの名のごとくのスペックを持っておりますが、SLR01のクイックな反応性の高さはホビーレーサーや私みたいなクライマーが好む味付けであり、一般的にはSLRの方がラグジュアリーな乗り味が好まれそうなので、ブルべを想定するなら(私はSLR01派ですけど)SLR一択でしょう!もしかしたら、ホイールがアルミだったのでカーボンホイールに替えればセカンドグレードでもバリバリのトップグレードの様なクイックさも手に入れられそうなので、すでに完成度は高いですが、ホイールのアップグレードは一考の余地ありでした。
もっと詳しく話を聞いてみたい方は是非!ワイズロード名古屋本館へご来店下さいね♪今なら在庫もございますので、実車を見ながら様々なスタッフの試乗会の感想を聞けますよ♪