929

ツール・ド・ふくしまに向けてCULTベアリングのホイールに買い換えました! #CULT
by: 尾林

二之瀬ヒルクライムに行った帰りに、同僚に遭遇したのでもう一本登りに行った名古屋ウェア館の尾林です。
ツール・ド・ふくしまに一緒に参加予定なのですが、FTPの体重比が5倍近いので、付いていくのもなかなか厳しいですね。
そのうえ練習量も負けてますので、実力差が広がっていきそうで焦ります(汗)

ということで!!

 

ホイールを買い換えました

FULCRUM RACING ZERO CMPTZN DB C19 2-WAY FIT ワイズロード 安い CULT ツール・ド・ふくしま シマノ鈴鹿

FULCRUM
RACING ZERO CMPTZN DB C19 2-WAY FIT
定価¥312,400(税込)
 ⇓ ⇓ ⇓
52%OFF¥149,800(税込)

ちょっと衝撃的過ぎる価格に唖然としてしまいますが、その性能はレースでも愛用者がいるほど信頼の置けるものとなっておりますよ!

 

FULCRUM RACING ZERO CMPTZN DB C19 2-WAY FIT ワイズロード 安い CULT ツール・ド・ふくしま シマノ鈴鹿

ペア重量1,570gという軽量さに、鋭い加速感を味わえる高剛性さから、ヒルクライムでのアドバンテージが得られるRACING ZEROシリーズの最上級モデルであるこちらのCOMPTZN(コンペティツィオーネ)はFULCRUMの最上級セラミックベアリング「CULT」を搭載しているので、転がり抵抗の少なさも圧倒的で、通常のスチールベアリングと比較して、9倍もの優れた回転性能を実現しております!

なので、私が買い替えを決意したのも値段だけでなく、レースでの集団走行時のペースの上げ下げにも素早く対応出来て中切れを防げる加速性能と、アタックがかかりやすい登りでの優位性を考えての選択となります!

 

FULCRUM RACING ZERO CMPTZN DB C19 2-WAY FIT ワイズロード 安い CULT ツール・ド・ふくしま シマノ鈴鹿FULCRUM RACING ZERO CMPTZN DB C19 2-WAY FIT ワイズロード 安い CULT ツール・ド・ふくしま シマノ鈴鹿

リム幅が、最近主流の21mmより細い19mmとなりますが、私はタイヤ重量を気にして25Cを愛用しておりますので、この幅がベストチョイスだったりします♪
体重も重くて55kgぐらいなので、正直28Cにした時のグリップや転がりの良さより、軽さの方がメリットが大きいだろうということで、28Cのタイヤを使う予定は今後もありませんしね。

 

使用タイヤとシーラント

FULCRUM RACING ZERO CMPTZN DB C19 2-WAY FIT ワイズロード 安い CULT ツール・ド・ふくしま シマノ鈴鹿

SCHWALBE
PRO ONE TLEタイプ ブラック 700X25C
¥13,530(税込)

ちなみに、今回レースでも使用することになるであろう交換タイヤも、何度目のリピートになるのか分からないぐらい愛用しているSCHEALBE PRO ONE!

STANS MAVIC ホイール メーカ推奨 公式 純正 シーラント チューブレス SCHWALBE PRO ONE

STANS ( スタンズ ) 
ORIGINAL TUBELESS SEALANT 60mL
¥550(税込)

シーラントもリピートし続けているスタンズです!

タイヤとシーラントについては上記ブログをご参照ください。

 

インプレ

FULCRUM RACING ZERO CMPTZN DB C19 2-WAY FIT ワイズロード 安い CULT ツール・ド・ふくしま シマノ鈴鹿

ということで、このホイールの細かなスペックはそこら中に溢れていますので、私のインプレや想定されるメリットのあるシーンなどをメインにお伝えしていきたいと思います。

まず、このホイールに変える前に、ノングレードというか完成車に付いている『鉄下駄』と揶揄されがちなホイールで数か月走っていたので、ある意味『完成車からの初めてホイールのグレードアップ!』みたいな感覚だったのですが、漕ぎ出しの軽さと加速感は異常と言わざる負えないほどの驚きがありました!

 

FULCRUM RACING ZERO CMPTZN DB C19 2-WAY FIT ワイズロード 安い CULT ツール・ド・ふくしま シマノ鈴鹿

この極太エアロスポークによる高剛性さが、踏み込んだ力を瞬時に回転力に変換し、30mmのリムハイトからくる軽さが初速の高さを発揮し、30km/h付近への一般的な巡航速度までの到達が早いので、信号ストップが逆に楽しくなるほどの軽快な加速感を楽しめます♪
※慣れたらやっぱり信号ストップは嫌いです(笑)

二之瀬ヒルクライム2本とか、同僚とのスプリント練習とかでも実感しましたが、強く踏み込んでも、ハイケイデンスで回しても、0スタートでも、巡行からの加速でも、とにかく踏めば進む!どんな場面でも加速する!
ヒルクライムはもちろんのこと、クリテリウムでのコーナーの立ち上がりや、ロードレースでいえば集団に付いていくための中切れを防ぐ反応速度は最上級!!
さらに、CULTベアリングによる回転性能の高さも実感できるほどの効果があり、リムハイトが低いこともあってか、40km/hほどになってくると空気抵抗での減速の方が勝るからか、速度の維持『伸び』は感じにくくなりますが、逆に低速時ほどよく進む感覚が強くなります。
月並みの表現ですが、氷の上を滑っているみたいな滑らかさですね。

 

レースでの想定

なので、8月末に開催予定の乗鞍ヒルクライムでの効果はバツグンでしょうし、シマノ鈴鹿でもホームストレートからシケインにかけての登りでいいポジションに付けて、西ストレートでは集団の風よけに入り、渋滞しがちなスプーンカーブでは無理せずに自在な加速力を武器に安全第一の走行を心掛け、例え遅れてしまってもヘアピンカーブでの立ち上がりの加速でまた優位に立てます!
デグナーからの登りはペースも上がりにくいので体力温存が出来ますが、唯一の注意点がS字の下りです。
基本的には、誰かしらのドラフティングに入れれば問題ないですが、ポジション取りに失敗して中切れが起きてしまうと、ハイトの低さからの空力性能の面で差がつく可能性があるので、他人頼りではなく少しでも集団から差が開きそうなら、加速性能を武器に集団前方へ上がってしまいましょう。
その後のゴールまでの登りは、このホイールの真価を発揮するところなので、攻めるもよし!抑えるもよし!で、次の周に備えましょう。
と、妄想してみました(笑)

ということで、私が参加予定のツール・ド・ふくしまに向けて、このホイールを実際に使用してみた上での期待するところ。
私のレース目標は『完走する』ことなので、集団からちぎれないことが最も重要!
前半は平坦が続くので、とにかく集団に食らいつきます。
そこでの注意点は、ルーラーみたいな独走力ではなく、集団のペースアップに対応できる加速力!そして、ドラフティングを活かすための転がり抵抗の少なさ!
まさに、このホイールの加速性能とCULTベアリングの回転性能が活きてきます!
中盤からの山岳コースは、とにかく軽さが武器となりますので、ヒルクライム適性の高さに期待します!
と、私の目標達成のための最適解かと思えるほど、マッチした性能なので、購入を決断致しました!

 

一般向けの適正は?

さて、レース想定をさせていただきましたが、正直このホイールの美味しいところはまったりロングライド勢にもあると思います。
というのもCULTベアリング採用のホイール全般に言えることですが、踏まなくてもスルスル進む回転性能の高さは、まさに頑張りたくないポタリング勢が楽をするためにあるとも言えますし、景色を楽しみたい方は嫌いでも登り坂は避けて通れない試練でもありますので、そこでの優位性がサイクリングをより楽しくさせてくれることでしょう♪

私の得意分野でもある山岳ブルべにおいても、このホイールによるアドバンテージは高いと思っていますので、来年のブルべ復帰がとても楽しみでもあります♪

逆に、ソロでの琵琶一や知多一といった、ルーラーみたいな単独での巡行を楽しむ方には、リムハイトの低さが『踏めば進むけど踏み続けなければいけない辛さ』に変わってしまう場合がございます。
まぁ、全てにおいて完璧なホイールなんてのはあり得ないので、あくまで自分が想定する場面にマッチするかどうかが大事なので、こういった評価を元に色々と検討してみましょう♪

 

最後に

ちなみに、名古屋本館ではこのホイールを活用して、スペシャルなオリジナル車体を提案しておりますので、気になった方は是非!ワイズロード名古屋本館へご来店してみてください!