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ワイズロード名古屋本館 Y'sRoad nagoya Honkan
2016/07/13 19:42
【Y’s Road名古屋本館】
どうも。
スズキです。
連日連夜、我々を寝不足の罠に陥れる、
ツール・ド・フランス。
1日目の休息日を挟んで、昨日行われた第10ステージ。
アンドラ公国からフランスへと戻るコースレイアウト。
そもそも、
アンドラ公国ってどこや!!!
って話なんですが…
アンドラは、フランス~スペイン国境であるピレネー山脈の東部に位置し、
日本でいうと金沢市とほぼ同サイズの、
ほとんどが山からなる小国(首都:アンドラ・ラ・ベリャ)。
「公国」とはいいながらも、
実際にはフランス大統領とスペインのウルヘル司教区の司教が
共同で国家元首(大公)を務めているのだそう。
我々にとっては公国と言ったらジオン公国の方がポピュラーだったりしますよね…
それはさておき昨日の第10ステージ、
BMCレーシング推しの我々名古屋本館的な見どころは先行逃げ集団に乗っかった
グレッグ・ファンアフェルマートの活躍。
第5ステージでも圧巻の逃げ切り勝利を決めた彼ですから、
この日も目が離せるわけがありません。
と思っていたら…
ゴール直前で
飛び出した!!!
うぉぉぉーーーー!!!!!
この段階では「このままガツンとゴールしちゃうのか!?」とも思える絵面ですが、そう簡単にはいかないのがロードレース。
ましてや最強スプリンター、ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ)がグループの中にいるんですから…
結果としてファンアフェルマートは4位。それでも大健闘!だと思います。
しかしながら、
昨日の展開で胸熱だったのはオリカ・バイクエクスチェンジ!
当店のプッシュするチームではありませんが
サイクルロードレース全体を応援するキャンペーンとして
これは書かずにはおれません!!!
以前我らがてんちょー、兼
実業団「チームY’s Road」の監督兼選手兼その他もろもろの梅林が書いておりました通り、
ロードレースは、チームバトル!!!
上記記事の通り実業団でもそんな感じなのですから、
況んや、ワールドツアーをや!
そのチーム力を見せつけたオリカの活躍、ホント興奮しましたね。
photo:SCOTT JAPAN SNSより
最終的に、勝ったのはマイケル・マシューズ選手だったのですが、
マシューズの勝利はチームメイトの献身的なアシストがあってこそ。
残り40キロを切って飛び出した先頭集団に、3名を送り込むことに成功したオリカ・バイクエクスチェンジ。
ルーク・ダーブリッジ選手は平坦区間で牽き役に徹し、マシューズ選手の脚を温存。
ゴール前にレイアウトされた3級山岳サンフェロル峠の登坂でダーブリッジ選手が遅れた後は、
ダリル・インピー選手がアタックを繰り返し、ライバルを消耗させにかかる。
こんな感じに、
世界チャンピオン・サガンがオリカに挟まれる場面が多く観られましたねー。
そして先述の通り、
残り200数十メートルポイントから仕掛けたのはBMCのファンアーフェルマートでしたが、モチロンライバルたちもすぐさまコレに反応。
最強のスプリント・モンスターであるサガンも行きますが、インピー選手の攻撃によってじわじわ脚が削られていたようで…
結果、
二人のチームメイトのアシストにより脚を残したままゴールスプリントに臨んだマシューズの勝利と相成ったわけです。
勝ったのはマシューズでしたが、
その後ゴールしたインピーとダーブリッジの笑顔が忘れられません。
力を合わせてマシューズを表彰台の真ん中に送り込み、
マシューズもきちんとそれに応えました。
これぞチームワーク!!!
終了後のインタビューでマシューズも「サガンが最強だった」と語る通り、
絶対的なスプリントパワーではサガンにかないません。
しかし昨日はそんなモンスターをチームの力で封じ込めたオリカの勝利でした。
そしてマイケル・マシューズは
これがキャリア初のツール・ド・フランスステージ優勝!!!
喜びもひとしおでしょうね!!!
本当に見応えのあるステージでした。
そんな大活躍を何度も何度もテレビ画面で見せつけたのとおんなじフレーム、
Y’s Road名古屋本館にはありますよ!!!
SCOTT 2016 FOIL TEAM ISSUE F/S (SIZE:M)
※ホイールは付属しません
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2016-07-13
スズキ コウキ