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【アメリカMTB遠征】ダートマスターYASUKAWA 第4戦は準優勝を果たす!!
by: 名古屋本館

皆さん

アメリカ

からこんにちは!!

 

ワイズロード名古屋店

ダートライフご案内役 安川です。

 

アメリカへ渡って1ヶ月

 

トレイルライドしたり

 

トレイルライドしたり

 

トレイルライドしたりっ!!

 

充実した毎日を送っております!

 

さて

そんな毎日にも刺激が高まる日がある。

身体は熱くなり!

気持ちは高揚する!

 

 

そお!

レースです!!

 

アメリカ遠征で4戦目であり

今遠征の最終戦!

 

 

ここからはレースレポートとさせて頂きます。

 

 

FALL CLASSIC

 

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カテゴリー:エキスパート(プロクラスの1つ下)

結果:2位

会場:ブリッケンリッジ

天候:雨のち晴れ

コンディション:ウェット〜ドライ

 

使用機材。

TREK:TOP FUEL 9.9

BONTRAGER:XXX MTB

KABUTO:ZENARD(ワイヤーグリーン)

IRC:MYTHOSXC 26×2.25(1.6bar)

ESI GRIP:FIT GRIPS(ピンク)

 

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今回のレースも前回のレース同様に

ここブレックのトレイルを使った

クロスカントリーマラソン。

 

距離は約50km。

 

レース2日前。

試走へ

一気に走りきってしまうと、

当日に疲れを残してしまう可能性がある為、

2日間にわけて試走をする事に。

 

コースプロフィールは

ガーミンの高低表から見てもわかる様に

前半と後半でそれぞれ2つの大きな登りがある。

 

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登りに苦手意識がある安川にとって、

大きなポイントになる事は走る前から分かっていた。

 

 

と言うより

この1ヶ月ブレックのトレイルを走り回っているので、

走った事はあるんですけどね!!

 

特に後半区間に関しては、

ガイドができるレベルで把握している。

 

それでも登りへの不安は残る…

特に前半の峠ピークまでの2km

 

とにかく急!!

 

 

安川の登りへの苦手意識。

正確に言うと

「登りが苦手」

ではなく

「激坂が苦手」

なんですよ。

 

登りが遅い事は変わらないですけどね(苦笑)

 

 

迎えたレースの朝。

疲れを残さない様に心がけていたのに、

朝起きると身体は激重っ!?…

明らかな調整ミス。

 

やってしまった事は覆らないので、

とにかく準備を進める。

受け付けを見つける事ができず

40分迷うトラブルはありましたが、

何とかスタート位置へ!

 

雨が降る中、

全カテゴリーのライダーがスタートラインへ並び

10時に号砲が鳴った!

 

受け付けを探して迷っていた奴が

アップをまともにしているはずもない。

 

スタート直後の坂でいきなりついていけない…

とは言いっても最初の登りはわずか15分

 

ついて行けなくとも見えてはいる。

先頭は2つのグループに分かれている

 

体が温まると同時にスイッチが入る!

 

細かなアップダウンとコーナーが連続する場所で

登りでおいていかれたライダーのパック(10名)

に追いついた!

 

ガレた登りで棒状一列になっている。

パックで走れば楽ではあるが、

ガレた場所だとミスを誘発する事もあり、

逆にペースが落ちる事もある。

 

どうやら先頭のライダーにつられて

全員左のラインへ流れた様子。

たまたま?

距離をとっていた安川だけが右のラインを通り全員抜き!!

 

「ドヤっ!」

 

次のトレイルはこの1ヶ月で1番走り込んでいる場所

先頭で入ればこっちのもの!!

 

案の定一気に差が開く!

下り終え平地のトレイルへ

ここは岩がゴロゴロしており、

ラインを間違えれば一気に失速する。

そんな場所で前を単独で走るライダーに追いついた。

 

どうやら失速しては踏んでを繰り返している様子?

ペース的には前に出れるが

無理して落車してもしょうがないので後ろにつく。

 

ここでぴったりつけば自分も踏み直すはめになるので

5m程後ろでブレーキを使わない様にして

脚を使わずにスピードを一定でついて行く!

 

(ここ何度走ったと思ってやがる)

( ̄ー ̄ )ニヤっ

 

っと調子に乗る…

 

 

平地を終えれば一つ目の大きな登りへ!

登りが苦手な安川がアタック!!

 

 

何しろ

ここまでほぼ脚使ってませんからね。

 

 

いや〜

気持ちがいい程

楽にレースが進む。

とか思っていたら濡れた木の橋でスリップ!!

1m程落下…

 

体とバイクは無事

復帰でもたつく間に登り口で離したライダーは先へ行き

10名のパックも追いついてきた。

 

さすがにゼロ発進からパックの中に割り込む度胸はないので、

全員が通過するのを待つ。

 

 

10名パックの最後尾をついてレースは進む。

どうやら先行する1名ものみ込んだらしい

 

一度ジープロードに出て登った後は50m程の激坂

ここでまさかの前走者の後輪にハスって脚をつく!!

 

(いや〜っ!皆んな置いていかないで)

 

と言う心の声もむなしく差は開いていく…

斜度が緩くなる所で全力で前に追いついた後は

いよいよ

危惧していた2kmの激坂!

 

やはりと言うかなんと言うか…

安川だけが遅れる。

しかも登り口から…

 

中腹頃には後ろのパックにもパスされる…

 

やっとの思いで登りきった頃には先行する11名はおろか

中腹で抜いていったパックも見えない…

 

だがしかし!

 

安川の心は折れていない

後は下りといつもの場所!

 

 

一つ目の峠を下り終える頃には

中腹で抜かれたライダーは全員抜き返し、

バラバラになっている11名パックの最後尾も確認できていた。

 

 

テンション上がってきた〜

 

高低表を見て走っているライダーからすれば、

(1つ目の峠と同じだけ登るのか〜)

となっているだろうが、安川にとってはいつもの場所!

 

モチベーションが違う!

気合い入れて登る!!

 

先を知っていると言う事は出し惜しみ無し!!

って事

 

 

気持ちは高いがその分キツい。

途中ボトルの中身を全部捨て少しでも軽くする!

 

先を知るからこそできる方法。

登りきる2km手前には4名のパックができていた。

 

そこから安川がアタック!

一瞬登れば高低表にはうつらない

小さな下りがあり、最終登りに繋がる!

 

先を知る圧倒的アドバンテージ!!

下りの勢いを使って最後の登りを登りきる。

後ろは1人だけ10m程後ろについてこれた様子。

 

 

しかし勝負あり!

得意な下りに入る前に10mの差がある上に

こちらはラインどりも把握済み!

 

 

パンクと落車に気を付け

ゴールへと向かう!!

 

 

両脚が攣りそうになりながら最後の平坦を踏む!

疲労による気持ち良さでついついペダルに力が入る!

 

ゴールっ!!!

 

image 

 

先着しているバイクの数から全体で30番弱か!?

2人組が近づいて来て

「日本人か?多分3位だよ!!」

 

と表彰式の時間を教えてくれた。

 

 

結果は3位ではなく

2位でした!!

表彰式も身内かっ!?

 てくらいになぜか盛り上がってくれた

流石はアメリカですね(笑)

ありがたやー

 

 

 

疲労で一杯ですがアメリカ遠征のレースを

最高な形で締めくくれました!!

 

 

残り1ヶ月もトレイルライドを満喫して

マウンテンバイクの

魅力を余す事なくお伝えしてまいります!!

 

 

 

 

2016/9/11

 安川いきる