【ワイズロードスタッフ試乗会】やっぱり凄い!!第七世代は過去最高傑作のエアロ性能!!【TREK】
by: 入澤 司

皆さんこんにちは。
ワイズロード名古屋本館のいりさわです。

1月20日は臨時休業頂きまして、お客様にはご迷惑おかけしました。

都内味の素スタジアムにて、ワイズロードスタッフ向けの試乗会に参加して参りました。
関係者及び、出展頂いた問屋さん等皆様には大変お世話になりました。

いりさわのインプレッション第二弾は、名古屋店でスペシャルアドバイザーとして活動しているTREKです!!

TREK

2023 TREK MADONE SLR

MADONE SLR

※名古屋本館にはSLR 9 eTAPを在庫しています

乗ってすぐわかるエアロ性能

2023 TREK MADONE SLR

UCIがフレーム形状のレギュレーションを変更してくれたことで生まれた、この形。改定後初のモデルがこのマドンなワケですが、とにかく見た目のインパクトが凄い!!シートチューブからシートポストまで地続きでなければいけないとされていたので、このような空間は今までなかったのですが、この度の改定で実現したのがこちらのISO FLOWです。

人間が乗ってる状態で風洞実験をするとこのように空洞を設けて整流することでドラッグが減るという結果が出たそうです。

確かに感じるエアロ効果

2023 TREK MADONE SLR

ヘッド回りは後ろに空気が抜けやすいようによりシェイプが鋭くなった印象に。

2023 TREK MADONE SLR

ハンドルも今回結構変わっていて、ブラケットを握ると肩が丸くなるように内側に絞ったような形状に。実際、上ハンドルと下ハンドルで幅に差がつくように新設計されたハンドルがアッセンブルされています。

帆が無い船の様な感覚

感想を一言でまとめるとこのような感じが受け取れます。手と腰を支点にして胴体が帆のような感じになって前進中や向かい風での抵抗感を覚えます。敢えて、一世代前の車体と表現しますが、ISO FLOWの無いエアロな車体たちは車体が空気を切り裂き前に突き進む感覚はあったのですが、人間自体がドラッグレースのパラシュートブレーキのように抵抗になっているのが実感出来ました。

これが今回のISO FLOWによって人間が帆になって抵抗を生んでいる感覚を薄れさせています。これには驚きました。自分も13年のマドンですが、このマドンは凄く凄く前に出ます。新しい感覚で気持ちがいいと直感させてくれました。

乗り心地は少し硬め

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ISO FLOWになり、スライド式ISO SPEEDを辞めました。このシート下の切り欠きのおかげで、以前のスライド式ISO SPEEDを一番硬くしたときと同じ同じ乗り心地を確保できているそうですが、意外にも硬く感じます。それもOCLV800の影響なのか、乗り手の脚力が足りないからなのか、不明瞭ですが、個人的にはそう受け取れました。今回はマドン、エモンダ、ドマーネと全てのSLRを乗ってきましたが、マドンより、エモンダSLRのほうが楽に感じたと、ここでは書き記しておきたいと思います。

また、別の記事でエモンダやドマーネのインプレッションもまとめたいと考えています。

さいごに

自分の脚では一番美味しい速度域が維持しきれないと感じました。高速で流し続ける脚と体力が無いためです。最強と呼びたいバイクですが、シーンに合わせて使い分けられると理想かも知れません。名古屋店スタッフは基本的にトレックの学習システム、「TREK U」のプログラムの規定値を全員クリアし、ガイドというグレードを取得しています。ですので、お客様の好みや使用シーンに合わせてそれぞれベストなご提案をさせていただきますので、是非とも理想を胸にお気軽にご相談ください。