【ワイズロードスタッフ試乗会】これでダメなら乗り手が悪い!そんな1台でした。
by: 名古屋本館

皆さんこにちはワイズロード名古屋本館の安川です。
もう多くのブログが上がっておりますので、知っているかとは思いますが先日バイクデモに先駆け我々ワイズロードスタッフ向けに多くのメーカー様にご協力頂き試乗会が開催されました!
ここで得た情報を皆さんにお伝えすることこそが我々課された使命!!てなわけで私安川が感じた事を文字にしていきたいと思います。

悪いところが無い

今回沢山の自転車に乗ってきましたが、忖度無しにいうとこの車体が最もよかったです!というか最高でした!
本当は好きなブランドであるCANNONDALEと言いたかったですが、ここは自分の好きを押し殺し、個人的にこいつがNo.1と断言させて頂きます!

TREK
MADONE SLR

2023 TREK MADONE

これでダメなら乗り手が悪い

少々きつい言い方かもしれませんが、こう言えてしまうほどに良かったのだという事を知ってほしい。何を持ってそう感じたのかを分解して書いていこうと思います。

その特徴的な見た目と裏腹に?

2023 TREK MADONE

新型となった7代目MADONEの最大の特徴と言えばこのシートチューブに空いた穴ではないでしょうか。これによりどれ程に空力が良くなっているかは何とも分かりかねる所ではあるのですが、見た目で目をはるのは明らか。個人的な経験則ですがこういった奇をてらうデザインは自転車に問わず大なり小なり影響を及ぼすものです。良くも悪くも。
では実際に乗るとどうだったのか?それは驚くほどに普通だったのです(めっちゃ凄い領域で)とにかく乗りやすい!!

何故そこまで軽くなる!

2023 TREK MADONE

これは重さの話しをしている訳ではありません。走りの軽やかさの事を言っています!エアロロードいえば最高速を求めその高いスピード領域を維持できる事が特徴な反面、立ち上がりがあまりの剛性の高さにより重たく感じてしまう事が多いのですがこれは違いました。180°コーナーを抜け踏み込んだ加速感は軽量バイクのまさにそれ!
更にスピードは伸び続けてくれます。もちろんシッティングに切り替えてからのスピード維持も容易でしたね。

剛性が高いのに足にこない乗りやすさ

2023 TREK MADONE

上記でも書いたようにエアロロードはその高すぎる剛性から「速いけど足が疲れる」や「硬すぎて乗り心地が悪い」などのマイナスな意見を聞くことがあります。実際にMADONEを見てみてもBB周りは恐怖を覚えるボリューム感で正直ビビりますが、乗ると混乱しちゃいました。何故か乗りやすいですよね~もちろん硬いですよ!ですが嫌な硬さじゃないと言いましょうか。硬い踏み味の後にバネの跳ね返りを感じ次の踏み込みに繋げることが出来ました。
そうそう一世代前のMADONEにはISO SPEEDという乗り心地を変化させることができる機構が搭載されていましたが、今作はそれが無くなり前作の最も硬い調整にと同じになったそうですが、それでも乗り心地はロングライドで活躍できそうな程に良く感じました。

まとめ

2023 TREK MADONE

軽さ、剛性、スピード、見た目何をどうとっても個人的は最高の性能をしていると思いましたね。冒頭でも書きましたがこれに乗ってダメならもうこれ以上はないので解決策は無いと言えてしまうほどの逸品です!
最高級グレードらしい価格設定ですがそれの価値はあると判断します!
そんな車体も名古屋店にはあります!是非ご来店頂きその魅力に取りつかれ下さい(笑)お待ちしております。

2023/1/23  安川いきる