東南アジアを走ってきました【後編】
by: 佐藤

こんにちは。名古屋本館の佐藤です。
引き続き東南アジアの様子をお伝えしていきます。ortlieb

前編はこちらをご覧ください。

東南アジアを走ってきました【前編】

飛行機輪行

今回私は往復共にベトナム航空を利用しました。
20235月現在ベトナム航空ではエコノミークラスの航空券で自転車などの大型荷物は3辺の和が203cm以内、重さが23kg以内であれば追加料金なしで受け取ってもらえます。ただし、事前に自転車を載せる旨と実寸の大きさを伝えておく必要があります。
それとは別に3辺の和が158cm以内で重さ23kg以内のものを受託手荷物として預けることができます。こちらに着替えやその他の用品を入れておけば、よっぽど荷物が多くない限りは問題ないはずです。

実際にダンボールに入れてみるとわかると思いますが、この3辺の和が203cmというのはかなりギリギリの数字です。
ベトナム航空を利用する場合は事前に自分の自転車で確認してみてください。

航空会社によっては3辺の和が300cm以内であったり、重さも25kg以内など規定がかなり違うので、行く場所と航空会社を比較して一番安く安全に運ぶ方法を検討してみてください。ちなみにJALも現在はベトナム航空と同じ規定のようです。

基本的に自転車を海外に運ぶ人は現地で処理できるダンボールが多いと思います。
私の場合も自転車を梱包するダンボールを規定の範囲内に改造して持ち込みました。到着後、空港で組み立てた後はシンガポールの空港の人にどこか捨てるところはないかと聞いたところ、「持ってきてくれれば後で捨てておくよ」と言ってくれたので助かりました。ありがとうございました。

シンガポールのチャンギ空港で自転車を組み立てている様子。

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日本に帰る際はホーチミンの自転車屋さんを探し周り、3件目にしてようやくダンボールをゲット。600円くらいで売ってもらいました。午後からパッキングをして、丸一日かかりました。ダンボールは思っていたよりも手に入れるのに苦労したので、3〜5件ほど最終目的地の段ボールをくれそうな自転車屋さんの目星をつけておくといいと思います。

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細かいパーツはジップロックに入れておくと組み立て時に便利です。
パーツが1つでもなくなると大変なので気をつけましょう。

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動物

タイやマレーシアは野犬も多く自転車で走っていると追いかけられることが頻繁にあります。噛まれたりはしませんが、吠えながらかなりの距離追いかけてくることもあるので行く方は覚悟してください。多い時は1日に5回くらい追いかけられます。最初は怖いですが、慣れてくると何も感じなくなります。念のため狂犬病の注射を打ってから行くようにしてください。

他には道に牛がいたり、オオトカゲが歩いていたり、お寺には猿がいたり。

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特に危険な生き物に遭遇するということはありませんでしたが、私が行っていた時期は蚊によるデング熱が流行していたので、特にカンボジア、ベトナムでは虫除けスプレーを使ったり、なるべく肌の露出が少ない服装で走っていました。

各国のバイクパッカー達

自転車で旅をしていると同業者に出くわすことがよくあります。

ある時は道の反対側から走ってきてすれ違ったり、ある時はコンビニようなところで休憩していたら出くわしたり、ある時は宿に同じような荷物をたくさん積んだ自転車を見つけて話をしたり。

やはりヨーロッパの方が断然多いですが、韓国人のカップルや中国人にも会いました。残念ながら日本人のバイクパッカーには会いませんでした。

みなさんいろんなスタイルで旅をしていて話を聞いたり、自転車の装備を見せてもらうだけでもかなり面白いです。こういった方々と出会うことができるのも旅の醍醐味ですね。

今でも連絡を取っていたり、「自分の国に来る時は連絡をくれ」と言ってくれる方もいました。またどこかで再会できたら面白いですね。

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やはりパニアバックを利用している人は半数がORTLIEBを使用していました。
私もバック関係はほとんどORTLIEBを使用しています。故障や破損等もなかったので次回の旅にもまだまだ持っていけそうです。
ワイズロード名古屋本館ではORTLIEBの特設コーナーもあります。
これだけの種類のORTLIEBの商品を見ることができるお店というのは日本でもほとんどないかと思います。
ORTLIEBのバックに興味のある方、これから日本や海外を長期で走りに行きたい方、バイクパッキングに興味がある方は是非一度実物を見に来てみてください。

ORTLIEB

最後に

いかがでしたでしょうか。
簡単ではありますが東南アジアの報告でした。
このブログが少しでもこれから海外を走りに行く人の助けになれば幸いです。
再来週から5ヶ月ほどヨーロッパを走りに行く予定ですので、無事帰国しましたらまたブログで報告したいと思います。
佐藤でした。