#TREK ALL NEW MADONE GEN8 世界が融合!? 二つが一つに。軽量で最速の一台が出来上がりました!!
by: 入澤 司

みなさんこんにちは。
ワイズロード名古屋本館トレックスペシャルアドバイザーのいりさわです。

早い!?遅い!? 遂に!?やっと!? 今更!?どんな言葉が似合うでしょうか!?

出ました新型!! GEN7から見たらアッと言う間!!
旧エモンダから見たらようやく!!

二つの世界が一つに融合!! トレックは全く新しい、一台をこの度完成させてました!!

※こちらは展示会での様子

実は名古屋本館にも一部既に展示車が用意出来ておりますので、早速そのディテールを見ていきましょう!!

TREK

MADONE SL7 GEN8

アルテグラDI2 アイオロスプロ51(セカンドグレード)

 SLRとSL同時発売

 今回、マドンとエモンダを一つの世界へと融合しました。これまでのマドンの空力性能と、エモンダの軽量性、これら二つの特徴的要素を一つの自転車で再現するという取り組みが行われました。

マージナルゲイン。小さいことの改善の積み重ねを経て、これが実現しています。

速報ということで、ざっくりとした解説を行います。

最新カーボンを採用

今回の最も大きなトピックスは、900OCLVの登場です。

前作EMONDA SLRが登場したときに800OCLVが登場しました。M40Xという新しい東レのカーボンを採用しているというものでしたが、今回の900シリーズではそこから更に強度を最大20％上昇させることに成功しています。

強度を増したということで、軽量化にも成功。MADONE GEN7と比較して、フレームセットを320gも軽量化することが出来ました。

これはEMONDA SLRのフレームセットと同等の重量ということですので、かなり減量となったことがわかります。

空力性能を維持

ISO FLOWの継続と

新規にエアロボトルも同時開発されています。

同時にステム一体型ハンドルの新規に開発されて、全体のシステムを通してMADONE GEN7と同等の空力性能を持っています。

なお、この新型ボトルとケージはアフターマーケットでも用意されていて、このケージとボトルを二個使うことで、他の車体でも空気抵抗の低減を実現することが出来るそうです。また、丸いボトルも通常通り使えるように設計されていて、トレックらしい細かい気遣いもアリ、MADONE以外でも楽しめる逸品の様子です。

EMONDAと比較して

MADONE GEN7とは同等との話ですが、ではEMONDAと比較したらどうか？というお話しです。

エモンダと比較すると一時間当たり77秒早いとデータでは公表されています。同じ出力で走った時に77秒早くなるという考え方で合っているハズですが、この言い回しには毎回違和感がありますが・・・あまり深く考えずにおいておきましょう。

何はともあれ、しっかりとマドンとエモンダの両方の特性を持った一台に仕上がっているということです。

乗り心地も改善

ISO FLOWを含むシートチューブがダイエットしているのが、見て取れるでしょうか？

これはMADONE GEN7より軽くするため、EMONDAより空力に優れるダケではないのです。しなやかさの改善にも一役買っています。

MADONE GEN7に比べて、垂直方向のしなやかさは最大80％向上。

EMONDAと比較しても24％も向上しているとのこと。MADONE GEN6では調整式を採用していてかなり乗り心地の良い車体でしたが、GEN7では調整式を一番硬くしたときと同等と言われていました。つまり硬かったんですね。長時間乗るにはやはり選手でも辛かったのでしょう。

今回の改善でかなり良くなっている様子ですので、長時間のライドでも更に安心して使える要素が増えたことになります。

店頭にはSLシリーズを展示中

SLシリーズは以前と同様500OCLVでフレームを構成しています。金額と剛性のバランスに優れたベストチョイスとも言えるカーボン、今回は店頭にはSL7/6/5を用意しました。

MADONE SL6 GEN8

SL6は105DI2にアイオロスエリートホイール(サードグレード)の構成。

MADONE SL5 GEN8

SL5は105メカニカルにパラダイムホイール(アルミ製)

今までのシリーズとほぼ同じ、コンポの構成です。ただし、SL5に関しては、エモンダの時代では重たいアルミのシートマストが装着されていて、もう少し安い金額出来たが、今回は軽いカーボンマスト(45000円)が装着されていて45万弱ですから、コスパはかなり良くなってると思います。

さいごに

上位グレードのSLRに関しては、お馴染みのプロジェクトワンシステムでご注文頂けます。

何故、SLRを今回店頭に用意しないかというと、皆さまにはプロジェクトワンにて、お好きな仕様でお好きなデザインで乗って頂きたいからという気持ちが大きいです。

高額なので、ご自身で納得出来る仕様とデザインが選べるプロジェクトワンが最もオススメの購入方法です。

トレックスペシャルアドバイザーのいりさわもプロジェクトワンの車体に乗って早10年超。一回買うと愛着を持って長い時間乗り続けることができます。

是非、そういった部分も含めて、ご検討いただけるので気になる方は店頭にてご相談ください。

それではご来店お待ちしております。