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ワイズロード 名古屋本館 Y'sRoad Nagoya Honkan
2025/10/01 20:33
どうも、アルバイトスタッフのヒライです。
キャンプライドがしたい!!(唐突)
・・・という思い付きで、キャンプライドの行き先を探していたところ、ちょうどいいサイズの島をみつけました。しかも、気候は暑すぎず、キャンプできる場所や環境もあり、自転車のルートもあるときた!
要は、僕の要望を十二分に満足させてくれる島ということです。これは行くしかない!
ということで、佐渡ヶ島へキャンプライドに行ってきたので、そのライドレポートを書いていきます!
佐渡ヶ島は、一周約210kmの、新潟県の北にポツンと位置する島です。
この島には「佐渡一周線」という、文字通り島の縁を一周する道路があり、信号も少なくてサイクリングが非常にしやすい環境が整っています。佐渡トライアスロンの舞台にもなっているくらいです。
新潟市と上越市から「佐渡汽船」というフェリーで佐渡ヶ島に渡ることができます。
新潟から佐渡ヶ島の両津、直江津から佐渡ヶ島の小木という場所が結ばれています。
ちなみに、このフェリー路線は国道350号の一部らしいです。
今回は3日に分けて走ることにしました。
佐渡ヶ島は船で渡る必要があるのと、意外とアップダウンがあるのと、単純にキャンプ装備が重いので、余裕をもって一周できるようにするためです。
今回は時計回りで行きました。3日に分けても、1日に450~700UPもします。山だらけですね・・・
ここからはサドイチの見どころを書いていきます。
朝4時。今回は新潟港から佐渡汽船の始発便に乗ってスタートします。車で新潟まで行ったので、新潟港に車を停めていきました。
名古屋から新潟まで500km。遠すぎる・・・
運賃は2等船室で片道約3000円、そこにプラスで自転車を運ぶ料金がかかります。
輪行すれば+500円、車と同じように積載したら+2000円くらいです。
めんどくさいけど、輪行することにしました。
しかし、さすがサイクリストが多いことを見越した佐渡汽船、ちゃんと輪行自転車を置くスペースが客室に完備されていました。
2時間ほどで佐渡島・両津港に到着。輪行を解除して出発です!
海沿いに新潟県道45号線・佐渡一周線が引かれているので、基本そこを走っていきます。
ちなみに、この県道、日本で一番長い県道らしいです。
連日、曇り予報でしたが、この日はなんか晴れてきました。やったね!!
晴れの佐渡は、気温こそ上がるものの、30度くらいであまり暑く感じませんでした。(この時9月上旬でした)
そして、何と言っても海が綺麗!
日本海にあるので、沖縄とかとは違う海の色をしています。透明で深い青色の海でした。
景色を楽しみながら気持ちよく走り、目を付けていた補給スポットのドーナツ屋へ向かいますが・・・
「本日定休日」
あ。ついてないわぁ・・・
「あたりきしゃりき堂」というお店です。機会があれば寄ってみてください!
この店、大阪にもあります。なぜ大阪と佐渡なんだ・・・
南部の赤泊という町で中華を頂き、さらに進んで小木までいきます。小木はある程度大きい町で、上越と佐渡汽船で結ばれています。
小木ではたらい舟に乗れる場所があるんですが、時間的に断念。でも、普通に転覆しそうで見ていて怖かったです。
ここから佐渡一周線を離れて国道350号で北上します。
急坂を上り切れば、今日の宿(キャンプ場)に到着です。
「間野漁港キャンプ場」です。なんと無料で使えて、トイレや炊事棟も完備された綺麗なキャンプ場でした。オートキャンプもいけます。
近くにスーパーもあるという便利さ!一個イマイチな点は、シャワーが無く、温泉も6km先という点ですかね。
がんばって温泉まで行き、買い出しをしてキャンプ場に戻って、キャンプ飯をつくります。
今回は部活で複数人で行ったので、大量にカレーを作って食べました。キャンプ飯の王道(?)ですね。
カレーにビール!最高ですよ!!
新潟には新潟限定ビール「風味爽快ニシテ」というビールがあります。サッパリした飲み口で、ごくごくいけちゃう、危険なビールでした。
ちゃんとお土産に買って帰るくらいには美味しかったですよ。
あと、米どころなので、日本酒の種類も非常に多かったです。
新潟へ行くことがあれば是非飲んじゃいましょう!
おいしいキャンプ飯を食べて、ぐっすり寝ました。
この日は、夜に雨が降っていたようで、普通に肌寒かったです。長袖・長ズボン着てました。
気温も20℃くらいで、9月上旬でも涼しかったです。
翌朝、簡単な朝ごはんを食べてQOLを上げていきます。
このカラビナ付きコップが良い味出してます。朝から味噌汁も良きです。
キャンプ道具を撤収して、今日はメインコンテンツ、佐渡金山へ行きます。
まずは佐渡金山までヒルクライム。しっかり登らされました。
金山についたら、防寒着をしっかり着て入山します。というのも、坑道内は年中15℃くらいだからです。寒かったです。
鉱山の遺構や、当時の状況の再現、実物の金や金鉱石がありました。
江戸時代と明治以降の操業の様子の展示の2つのルートがあり、坑内は全く違う様子が広がっていました。
金山の観光もほどほどに、お昼を食べて島の北部を目指します。
しかしこの辺で雲行きが怪しくなってきました。天気予報によると今日は夕方から雨。
予報通り、向かい風の雨になってしまいました。虚無ランだ・・・
この雨の中あと20km近く漕ぐのは嫌なので、急遽ユースホステルにお邪魔させていただくことに。
本当に何もないところにぽつんとあって助かりました。あぶねぇ~。
流石に雨キャンプはつらいので、やむを得ず泊まりましたが、連日ロングドライブや朝早くの移動で疲れていたので、これはこれでよかったです。
昨日の雨から一転、晴れまではいかなくとも自転車で走れるコンディションに。
宿を出て、いきなり平均斜度10%近くある有名な「Z坂」を上ります。
文字通り、つづら折りが連なってZの字を作っている崖です。トライアスロンではここが難関なのだとか。
朝イチだけどしっかり登坂登坂・・・
道中、滝とか、登ってきた道が見えて、この坂がすごいところにあるのかを実感します。
Z坂やそれに準じる坂をこえて、今日のメイン、大野亀と二つ亀へ。
大野亀は巨大な一枚岩らしいです。その様子は確かに亀の甲羅みたいです。
二つ亀も同様ですが、その間に陸地があって渡れるようになっています。
ここで、いつぶりか分からない海水浴をしました。水遊びって、いいですね!!
二つ亀にはキャンプ場があって、本来ならここに泊まる予定でした。
まあ、水遊びができたので結果オーライですね!
あとは、30kmほど漕いで・・・
両津へもどってきました!これにてサドイチ、完了です。
サドイチ、最高でした。天気は最高ではなかったものの、それを抜きにしても楽しいキャンプライドでした。
一つ文句を言うなら、名古屋から新潟や佐渡まで行くのが大変なことですかね。
輪行しようにも新幹線1本では行けないし、飛行機輪行はちょっと億劫・・・
しかも、そこから船に乗る必要もあります。
でも、それを考慮しても行く価値のある場所だと感じました!
車では感じられない自然を感じられるのが自転車キャンプの良いところだと思うので、興味のある方は是非出かけてみましょう!
丁度、これからの秋シーズンが自転車キャンプのベストシーズンですよ!!
長々と読んでいただき、ありがとうございました。