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【COLNAGO】V4乗りによるV5Rsのインプレです。〈試乗車来てます!!〉
by: 平井

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どうも、アルバイトスタッフのヒライです。

ついにCOLNAGOの(超高級)試乗車がやってきました!!V5RsとY1Rsです。

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ここに写っている自転車だけで600万円超えてます。ひえ~。

その中でも、V4乗りとしてV5への進化を感じたい!と思い、試乗車を駆って山を登ってきましたので、ライドレポートを書いていきたいと思います!

V5Rs

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 COLNAGOの最新レーシングバイク、V5Rsです!!

私のV4とスペックを比較しながら車体を紹介していきます!

なんか、パーツが全部アップグレードされてる~~!?

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試乗車のV5Rsのパーツたちが私のV4と比べてきれいに全部上位互換になっていたので紹介していきます。

フレーム:V4→V5Rs

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世代が進化し、さらにはRsの文字までついてトップグレードに進化しました!

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ま〜あフレームのありとあらゆる部分が細い!
トップチューブを掴んでバイクを持ち上げた時、V4と比べると細すぎてびっくりしました。

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シートポストの形状は大きく変わってますね。V4はD型だったのが、V5になってより細く、エアロ形状をしたシートポストになりました。軽量さ、エアロ効果、そして乗り心地に大きく貢献する進化と言えるでしょう。

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また、BBもT47からJISに変更されています。地味な変化ですが、T47BBだとチェーンステーとクランクの間が狭すぎて、ケイデンスセンサーが付けにくいんですよね。

ホイール:ULTEGRA C50→DURA-ACE C50

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SHIMANOホイールなのも、リムハイトも、なんならリム部分全部が同じです。違うのはハブ部分のみという、ホイールの性能はあまり変わらないまま軽量化だけ達成した、みたいな感じです。

ちなみにタイヤは、SCHWARBE PRO ONE TLE 28C→PIRELLI PZERO TLR 28C で28Cチューブレスという点ではそこまで差はありません。

コンポ:R7170 105Di2→R9270 DURA-ACE Di2

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コンポは2回りもグレードアップ。ここだけで500gくらい軽くなったのに剛性が上がるというのですから、高いだけのことはあるんだなぁと感じます。あとやっぱりカッコイイ!!

ハンドル:DEDA ZERO2(アルミ)→COLNAGO CC01(カーボン一体型)

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スマートでカッコイイハンドルという印象を受けました。握ってみてわかったんですが、下ハンドルが細いんですよ、これ。手の小さい僕にとって、細いハンドルは握りやすくてスプリントしやすかったと感じました。V4にもつけられるし、ハンドル変えるならこれだ!と思いました!!

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つ、強すぎる・・・ほぼ全てのパーツがアップデートされちゃいました。

こんな自転車私に扱えるんでしょうか!?

そして、気になる重量は・・・!

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私のV4が約8.6kg(ペダル、ボトルケージ込み)
試乗車V5Rsが約6.8kg(ペダル、ボトルケージなし) 

さすがV5Rs。ありとあらゆる部分が軽量化されてます!!

インプレッション!!!

ファーストインプレッション

さあ、乗ります。まず感じたのは・・・

やはり、軽い!!の一言です。

ペダル等を付けても重量は7kgあるかないかというところ。さすがは昨今の軽量バイクという類いに入るバイクです。

発進~低速

止まっている状態から発進します。すると、やはり軽量さを大いに感じる発進をしてくれます。
つまり、非常に漕ぎ出しの軽い発進をしてくれるということです。この点で2kg弱も重いV4にはないフィーリングを感じましたね!

そして、どんどん加速していくと、これまた軽量故にペダルが回る回る!!
でも、軽量だからと言って、力が伝わらない感じがするわけでは決してありません。むしろ、踏んだ硬さでいうとV4より硬いです。しかし、カチカチというわけではなく、ばね感を持つフレームだと思います!

ここまでで、非常に加速力に富むバイクという風な印象を受けました!

低速→高速

加速力に富むバイクですので、踏むとしっかり加速してくれます。高速域までもっていくのも非常に簡単。
低速域で走行する時間は一瞬しかないと感じるほど、すぐに加速します。

加速するのにダンシングをしたりしてみましたが、これも振りが非常に軽いです。
気分的には普段の2倍自転車を振ってダンシングする気分・・・!

高速巡行

すぐ高速域に持っていけるので、今度はそれを維持しようとするとどうなのか。
河川敷を35~40km/hで巡行してみます。

が。

意外なことに、この速度域の維持は結構大変でした。パワーメーターをつけていないので私の体感でしかないですが、高速域になってくると伸びが悪く、結構すぐ失速するように感じました。
この日は特に強い向かい風とかではありませんでした。私のコンディションも寒かったこと以外は特に問題ありませんでした。アップをして、体をあっためてから走ってそう感じたので、高速域を維持するのはやはり軽量さゆえに苦手な部分があるのかもしれません。

私の意見ですが、ショートクランクにして高いケイデンスでくるくる足を回す走りができれば、この問題は解決するのかもしれない、と思いました。

それから、軽量バイクって風にあおられやすく、ひらひらする感じがあるんじゃないか?と思う方もいるかもしれません。
しかし、50mmハイトのディープリムホイールをつけていたにもかかわらず、横風にすぐあおられる感じはしませんでした!
ダウンヒルでも、バイクコントロールは非常にスムーズながらもふらつく感じはありません。さすがプロの高速ダウンヒルに対応できるフレームです。

軽量バイクなら、平坦は苦手かもしれないが、こちらは得意でしょう!!

Screenshot
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と、いうわけで雨沢峠と戸越峠を登ってきました。
フロントが50-34Tから52-36T、リアは11-34Tから11-30Tになって出せるギア比が重くなったので、いつもインナーローで高いケイデンスで回して登坂する傾向にある私からするとほしいギア比が無いのは苦しいところ・・・
と、思いきや、バイクが軽いのでいつもよりケイデンスの低い、重めのギアで漕いでもぐんぐん回すことができ、わりと普段に近い感覚で登坂できた気がします!

・・・まあ、タイムは自己ベスト+2分くらいでしたが。貧脚になったのがバレる・・・!
寒さと、アップが足りてなくて、足が動かなかったということにしておきます。アップはしっかりしましょう。

スプリント

河川敷を走っていたら欲求が抑えられなくなったので欲求を開放して踏みまくってみました。

踏み始めると、やはりレーシングバイクなので程よい硬さとばね感、そして反応性が手を組んだかのように自転車を一気に気持ちよく加速させます。
そこに、車体の軽さが相まって更なる加速感を、そしてダンシングの振りの軽さまで感じさせてくれます。

やはり、加速という点ではピカイチです。私がこれまでに乗ったロードバイクの中でも一番といっていいくらいの加速力を秘めているバイクです。

しかし、スプリントして加速したのち、40~50km/hを維持しようとすると、やはりいつもより苦しいものを感じました。
V4はどっちかといえばエアロオールラウンダーなので、その点においてはやはりV4に分があるのかもしれません。

乗って一番驚いたのは・・・

この自転車、めっちゃ乗り心地がいいんです!!

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この薄いシートポストや、

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シートチューブとシートステーの接合部がちょっと上に上がってリア三角が大きくなったこと、

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このフォークの形状から、快適性がより高められているんじゃないかと思いました。

乗っていて、路面の状況がわからないわけではないけど、不快な振動や突き上げは感じないという不思議な乗り味でした。
レーシングバイクゆえに硬いフレームだから乗り味もそんなよくないだろうと思っていただけに、その予想を裏切られて一番驚きましたね。
私は、米国・某S社のTから始まるバイクのSL8にも試乗したことがあるのですが、その時の乗り味に近い感じでした。でも、このV5Rsのほうがより振動や突き上げを感じにくいという点でより不思議な乗り味でした。

ダウンヒルのとき、高速で段差に突っ込んでしまっても、まったく不快ではありませんでした。これはタイヤのちょっとした違いだけで出せる差ではないので、やはりフレームが非常に優秀なのがわかります。

まとめ

V5Rsは、

・軽い
・加速力に富む
・硬さはあるが、硬すぎず、ばね感を持つ
・乗り味が非常に良い
・軽い(大事)

・平坦はちょっと苦手かも

さいごに

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以上、V5Rsのインプレッションでした!
V4乗りとしては、非常にV5への進化を感じられるバイクだというように感じました!!

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来週までV5RsとY1Rsは試乗できますので、一度乗ってみてはいかがでしょうか!?
雨予報が増えていますので、このチャンスを逃さないようにしてくださいね!!

ちなみに名古屋本館にはV5の完成車、おいてますよ。

Y1Rsのインプレにつづく。