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SCOTTってどんなメーカー?意外と知られていないブランドを徹底解説!もうわからないなんて言わせない!
by: 内山 智一

いつもご覧いただきありがとうございます。SCOTTオタク兼アルバイトスタッフの内山です。

私が最も好きなブランド「SCOTT」。しかし、意外となんとなくしか知られていないということを先日知りあまりにも悔しかったのでお気持ち表明としてこの記事を書きました。SCOTT  について詳しくない方はコレを見ればSCOTT について知らない言わせないようになってますので、絶対に最後まで見て行ってください。

「SCOTT」それは常に一歩先を行く革新的なブランド

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 そもそもSCOTTとはなんぞや、なぜ僕がそこまで心酔するのかということから話しましょう。

SCOTTはスイスのブランド。創業は1958年。意外と知られていませんが、生まれはアメリカで、エド・スコットによって創業しました。ただ、創業当時はスキー用品のメーカーでした。創業と同じ年にアルミ製のスキーポールを開発。当時のアルミ技術からすればまさに革新的なものでした。スキー用品仲間という点ではLOOKと同じですね。

自転車業界に進出したのは1986年。SCOTT初のMTBを開発しました。

SCOTT ( スコット ) マウンテンバイク GENIUS 940 ( ジーニアス 940ホワイトホワイト M ( 適正身長160-170cm )

↑SCOTTのMTB 2024年モデル GENIUS 940。

そして、LOOKはご存知の通り、ビンディングペダルにスキーの技術を応用しましたが、SCOTTはDHバーにその技術を応用しました。余談ですが、現在でもSCOTTはスキー業界で最高品質の商品を作っており、初心者から上級者まで幅広い方がSCOTTの製品を使用しています。

話を戻しましょう。そのスキーで得た技術をふんだんに使い、1989年にDHバーを世に放ちました。その年のツール・ド・フランスにてグレッグ・レモンがDHバーを使いステージ優勝。世界に衝撃を与えました。

1992年にフルサスペンションのMTBを制作。同年にカーボン技術を応用したフレームの制作を開始します。

そして2001年に業界に激震が走ります。1,000gをきるフレームの開発に成功。今でも軽いといえるフレーム重量をなんと20年以上前に完成させます。翌年にはパトリス・アルガンがツール・ド・フランスにてステージ優勝。その実力を世界に知らしめます。その後、軽量化の技術は留まるところを知らず2001年に当時世界最軽量フレームとしてCR1を発表しました。当時から技術力でいうなら他メーカーよりも先を行くようなメーカーです。

近年では2009年からチームHTC-ハイロードに機材を供給。昨年引退を表明した世界最強スプリンターのマーク・カヴェンディッシュと共にワールドツアーを駆け抜けました。その年のカヴェンディッシュら年間10勝。チームも最多勝を収め、まさに無双状態。その後は2011年に800gをきるMTBフレームを開発し、ワールドカップを優勝。幅広い活躍を見せています。

その後は2015年に韓国の永元貿易に買収されます。買収というと聞こえが悪く感じますが、他ブランドでいうとBMCも同じ会社に買収されていたりしてます。買収されたというよりかは世界に買収する価値があると認められたという認識でいいでしょう。

そして2025年現在はQ36.5プロサイクリングチームに機材を供給。トーマス・ピドコックと共に世界で戦っています。

独自カーボン素材「HMF」「HMX」「HMX-SL」

SCOTTのカーボン開発技術

SCOTTのカーボンバイクを知る上で絶対に外せない内容がこのSCOTT独自のカーボン素材。

SCOTTのバイクは2005年に設立されたTen-Tech-Composit社(TTC)によって最高品質の素材を提供します。TTCは、言わずと知れた最高品質カーボンを提供する東レと共同開発を行うSCOTTのエンジニア、そしてカーボン成形のエキスパートの台湾企業と連携してSCOTT専門の技術の詰まったカーボン素材を開発し、現在は専従の関係はなくなりましたが、厳格な品質管理によってSCOTTそしてSCOTT限らず、トップグレードのフレームを生産しています。

その品質はドイツの自転車工業試験・検査機関のEFBeをクリアしており、安心安全の走りを見せます。全てのバイクにおいて110kgの体重まで受けても耐える性能があるといえばその安全性がわかるでしょう。

カーボン素材のそれぞれの違い

そして、その技術が詰まった3つのカーボン素材をご紹介。「HMFカーボン」「HMXカーボン」「HMX-SLカーボン」の3つです。

HMFカーボン

サイクリングに最適な剛性、軽さ、乗り心地を兼ね備え、安価に仕上げることに成功した素材。現行モデルだとADDICTにその技術が使われています。バランスの取れたとても良い出来をしているカーボン素材です。

HMXカーボン

カーボンをレース強度に仕上げるために現在自転車業界に使われているカーボン素材を改良し、剛性、軽さ、乗り心地を最大限高めた素材。ADDICT RC、PLAZMA、そして今回紹介するFOILにはこの素材が使われており、ロードレースに出場するあなたにはピッタリです。

HMX-SLカーボン

世界最速を目指すために宇宙技術でも使用されるようなT1000Gカーボンを改良。カーボンにエポキシ樹脂で強化されたカーボンナノチューブを使用しかつてない剛性感と軽量性を実現。その代償としてHMXカーボンと比べると高価で乗り心地は少し劣ります。高剛性で決戦仕様のバイクをお求めの方にオススメです。

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SCOTTジャパンより引用

SCOTTのロードバイクの特徴

現代のSCOTTのポリシーは「NO SHORTCUT -栄光に近道なし-」。開発のためなら近道はしない、なんでもするといったところでしょう。技術に貪欲ですね。そして、まさにその考えが現れているバイクを作ります。

現在のSCOTTのオンロードバイクはアルミフレームのSPEED STER、エンデュランスモデルのADDICT、TTバイクのPLAZMA、軽量フレームのADDICT RC、エアロモデルのFOIL RCです。

それぞれとにかく尖った、個性の強いバイクで、それがSCOTTのバイクの特徴です。

そして、SCOTTといえば「とにかくこだわりがすごい」やりすぎなくらいこだわりをみせ、その技術力が肌で感じられます。それは今回のFOILに限った話ではなく、ADDICT、ADDICT RCでも同じ。特にADDICTは業界の人が目を疑うようなレベルのこだわり、技術力が詰まってますので、気になる方は是非2026ADDICTを完全解説したこちらの記事もご覧ください。

U18ポスターベース

そして、今ならU18キャンペーンも行っておりますので是非前向きにご検討ください。キャンペーン年内はまでなのでお早めに。

最後に

いかがでしょうか、SCOTT。刺さる人にはとことん刺さるバイクです。もしもっとSCOTTについて興味を持ってくれた方は下の詳しいSCOTTのバイクの記事をご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。