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ワイズロード 名古屋本館 Y'sRoad Nagoya Honkan
2026/07/12 19:10
いつもご覧いただきありがとうございます。アルバイトスタッフの内山です。
第21回本屋大賞受賞作品「成瀬は天下を取りにいく」、皆様読まれましたでしょうか。
私事ですが、中学生のころまでの私はわりと読書が趣味であり、高校にあがったタイミングでやめてしまったのですが、最近梅雨で自転車に乗れなくなり、時間ができたため久々に読み始めました。何を読もうかと思案していたところ、友人が「これ面白いらしいよ」と勧められて読んでみた本がこれでした。
正直、「時間が潰せたら読む本の内容なんてどうでも良い、とにかく時間が潰せればよい」と思っていたのですが、殊の外面白く気づけば夢中に。
思いついたが吉日という言葉があるとおり、せっかく休みの日があるので舞台となった滋賀県大津市まで行ってきました。
※注意※
ある程度ネタバレを含みます。本ブログを読む前に一度「成瀬は天下を取りにいく」「成瀬は信じた道をいく」「成瀬は都を駆け抜ける」の三冊を読んでおくともっと楽しめます。読みやすいので初めてでもおすすめです。
目次
朝4時に起床。ゆっくり準備していくと、何故か心拍計が見当たらない。20分近く探してもなかったのでしょうがないかと諦めて6時に家を出ます。しかしまた、家を出る寸前にサイコンがつかない。充電切れでした。
こまった。充電ケーブルがさせない位置にある。と思いましたが、なんとベントウパックの本来であればスマホを入れるスペースにサイコンを入れることで充電しながら走れる。しかも画面も反応する。さすがに感動しました。ずっとここに置いておくのはさすがに見ずらいのでなしですが、こういう緊急時はだいぶ助かります。
自宅のある四日市市から鈴鹿スカイライン まではだいたい20km前後。今年に入って御在所自体2~30回は登っていますが、人生で未だ西側に行ったことがなかったので期待を込めます。
途中コンビニで補給食と朝ごはんを買ってから鈴鹿スカイラインへ。
言い忘れていましたが、今回の装備は前回のブログでご紹介した日本縦断仕様。ようは試運転です。見ていただいたらわかる通り、重いです。
登り慣れたはずのルートがこんなにもしんどいのかと不安が身体中に駆け回ります。操作感自体はグラグラしたり、ハンドルが切りずらかったりなんてこもはなく、単に重量のみが心配でした。
終わってみれば、登りきれはしたものの足ははち切れんばかりの悲鳴をあげており、ここからまだ70km以上走らなければならないという事実に絶望しました。
トンネルを抜けると曇りがかった空であった。鈴鹿山脈の東側は晴れ晴れとしていたものの、西側曇り。道には所々水の流れができており、教科書にあった、「山が雲をせき止めて…上昇気流が雨を振らせて…」という話を肌身で感じます。自然の雄大さに驚き、下っていきました。滑らないように意識しつつ、足を止めれば疲労で攣ってしまいそうだったので足を回し続けます。
ここは滋賀県は甲賀市。「こうかし」なのか「こうがし」なのか間違われやすいですが正しくは「こうかし」です。名前の由来は、古くは鹿深という地方の豪族がいた事からその名前が変化して付けられたというのが有力です。ちなみに、「甲賀忍者」は「こうがにんじゃ」です。我々からすればまったく「サイゼリヤ」か「サイゼリア」くらいどうでも良いように聞こえますが、その地方の方からすれば失礼にあたることなのでしっかりと覚えておきましょう。
野洲川ダムの上を通り過ぎてしばらく来れば、旧道(東海道)に向けてハンドルの向きを改めます。
旧道に出れば、琵琶湖湖畔に向けて西に転進。1号線ではなく、旧道から走るのは、交通量とこの荷物を考慮してです。
旧道沿いは歴史的な佇まいの建物が多くあり、走っているとタイムスリップしたかのような不思議な感覚に陥ります。地元の学生はさもこれが当たり前だと言いたげに目の前のスマートフォンに目を向け、歩きます。しかし、私のような外の人からすればこんな景色めったに見れないので何度も足を止めて楽しみます。走ってて足を停めれるというのは良い点です。地元の人がゆっくり走り、私がそれを追い抜き、その先の石碑などを読むために足を止める。こんなことが何度がありました。
完全に余談ですが、この写真の踏切、近江鉄道のもの。古くは近鉄といえば近江鉄道ですが、大阪からとんでもない刺客が来たせいでその通称を奪われた可哀想な鉄道です。
高齢者は免許は返納せよとたからかに叫ばれる中、こういった電車は文字通り生命線出あるということを再認識させられました。
残り30kmというところで空腹になったため何か口に入れようと探します。時刻は午前10時。ちょうどお店が開き始める時間だったため、茶屋でひと休憩しましょう。
旧道沿いの昔からありそうな雰囲気のお茶屋さん、田楽茶屋さんです。頼んだのはざるそば。やはり、夏の疲れた体には冷えたざるそばが染みます。お会計時に慣れたように「遠くから来たんですか?」と聞く声は大阪や京都のそれとは違うものの、その身にはっきりと「関西」に来たのだということを感じさせる言葉でした。それに四日市です、と答えればまた慣れたように「へぇ。今日暑いから気をつけてね」と返します。その言葉に元気を貰い、ラスト30kmを駆け抜るためもう一度喝を入れました。
田楽茶屋さんを出発してすぐ、美味しそうな和菓子屋さんがあったのでお邪魔しました。冷えたマンゴーゼリーを頬張り、ようかんをオルトリーブのフロントバッグに入れて持ち運びます。
草津に入ると、「お前らとは一緒にしないでくれ」とその権能を見せつけんとばかりにビルが立ち並ぶようになりました。サイクリングロードには休日の親子連れを待つ噴水や植物園、オシャレな商業施設が隣接しており、その周りからは野球をしているであろう活気溢れる声が聞こえます。
湖畔沿いに着くやいなやビワイチコースを逆走。前回来た時の記憶を呼び覚まされ、ノスタルジーに頭を浸します。
近江大橋は3年前に1度来たことがあり、その時の私は高校2年生。ロードバイクを初めて2ヶ月の初心者もいいところだったので、「夏の大冒険」という感覚で来たものの、今はただの休みの日の過ごし方として来ていることに、私自身の成長を感じます。飲み込まれてしまいそうなほど果てしない琵琶湖の湖面が日本一の称号を突きつけてくるようです。そんなことを考えながら、足を回し続ければ街並みが徐々に都会の様相を呈して行きました。間もなく目的地です。
※ここからネタバレです。※
あたかも膳所に来るだけが目的のようですが、そうではありません。ここからが本番、むしろ始まってませんから。
膳所駅に着くやいなや、出迎えてくれたのはときめき坂の石碑です。 作中何度も出てくるこの坂。この坂を中心に様々な物語が展開します。膳所駅から下っていくとそこは賑わいのある商店街のような雰囲気であり、恐らく地元の方と思しきひと人や観光しに来たのだろう人、私と似たようなことをやっている人様々です。
分かりやすく設置してあるこのマンホール。割とマンホールとの親和性は良いらしく、ファンを喜ばせる素晴らしいデザインに思わず写真を撮る手が止まりません。
ゼゼカラがネタ合わせをしていた場所、馬場児童公園。吉嶺マサルがゼゼカラと出会ったのもここだったはず。行きたかったけど、もう成人になる人がたくさん子どもたちがいる公園をウエアを来て一人で闊歩できる訳もなく写真を撮ってフェードアウトします。
ミシガンクルーズの乗り場(大津港)ですが、乗らずに写真だけ撮って退散です。時間が合えば言ってもいいかなと思いましたが、オルターロックがあるとはいえ、自転車ほっぽり出して行く訳にもいかず、時間も合わないのでしょうがないですね。今度は電車で来ようと思います。
前回来た時も同様のことを考えていましたが、この琵琶湖というのはここの人にとって生活の一部として取り込まれているのだろうと思いました。湖沿いでスポーツや交流を楽しむ人々。年齢層も様々で、ほんとに多くの人がいるのが外の人にとってとても衝撃的なけしきです。
始めみた時に嘘みたいな名前だと思ってしまいましたが、実在するものだと知ってとても驚いた記憶があります。近江以外に出店するときどうするんでしょうか。おそらく、そういうことじゃないというのは分かります。
お昼ご飯を食べるために駐輪場に鍵をかけて中に入ります。ちなみに、オルターロックは神です。
食べたのは近江ちゃんぽん。ちゃんぽんといえば長崎というイメージがありましたが、つい最近これを知って気になっていました。長崎ちゃんぽんとの違いをまとめると、
「近江ちゃんぽん」→鰹、昆布ベース 野菜や豚が入ってる
「長崎ちゃんぽん」→豚骨、鶏ガラベース 豚や魚介類が入ってる
という感じです。単に個人的な話なら近江の方が好きかな、と思います。親しみやすい味でなんとも食べ応えのあるグルメでした。
その後本屋さんに寄り道。うう。買わないからな!
よりみちぱんにて、、、。
塩パン…塩パン、、、。開いてねぇ! 旅に出るならちゃんと調べてから来ましょうね。
M-1グランプリの予選の日の帰りにゼゼカラの2人がアイスを買ったコンビニ、セブンイレブン膳所駅前店です。ガリガリ君を購入。2人が買ったのはガリガリ君とチョコミントアイスでしたね。ちなみに私はチョコミントアイスが食べれないのでガリガリ君一択です。
あの時2人はどんな思いで食べてたのかな、と考えながら食べます。
私のお気に入りの回が、「膳所から来ました」なのでとても特別な時間でした。
滞在時間約2時間というありえないほど短い時間でしたが満足です。多分また来るので。度はまた来よう、次はあれしようって思うくらいが楽しくてちょうどいいんじゃないでしょうか。
帰りは輪行です。帰りも走れば猛暑×バイクパッキング×残り獲得標高約1,000m。やるわけない。
今回、せっかくなので今回輪行する時に感動した商品を紹介します。
これ、。輪行に限らず、チェーン落ちとかすると、手が黒くなることありますよね。そんな時にこれが役に立ちます。
片手で1粒。文字通り1粒です。直径5mmくらいじゃないかな。1cmもとれば相当真っ黒でも落ちます。これで手をコネコネ。
そうすれば油汚れが消しカスみたいにとれるじゃありませんか。
名古屋本館スタッフの入澤に勧められて購入。是非皆様もお手に取って欲しい商品です。
とっても便利。ちなみに価格は¥946-。これで1回辺ほんとに少ししか使わないので長ーく使うことができます。「上手な人は手を汚さないから」とか言ってる場合じゃないです。汚れてもいいから落とせば良いんです。ツールケースに忍ばせておくことをオススメします。グループライドで持ってたらヒーローです。
ちなみに、輪講したのはただ疲れたからじゃありません。
これが見たかったから。最後はこの特大成瀬で締めくくります。
最後に今回かかった金額をお話します。
405円(菰野コンビニ)
1,000円(そば)
780円(和菓子)
460円(自販機)
850円(ちゃんぽん)
205円(膳所コンビニ)
1,520円(電車 草津から四日市)
314円(コンビニ)
180円(駅自販機)
合計金額5,714円
事前に補給食持ってくとかすればもっともっと削れます。実際ようかん家帰ってから食べたので、削りに削れば5,000円以下で旅行できます。金欠大学生にも優しい。
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。