エアロロード・トライアスロンの殿堂 日本最大級トライアスロンショップ
2017/07/23 19:53
こんにちは。二子玉川店の桂川です。
wilier テイスト・ザ・フューチャー2017 in イタリア
参加レポートの後編をお届けします。
滞在3日目は宿泊地を
ヴェネト州ヴィチェンツァ県にあるバッサーノ・デル・グラッパという町へ移動しました。
ジロ・デ・イタリアの山岳コースとしても知られる「モンテグラッパ」の麓に位置し、
山脈の眺めは気持ち良く、
街並みはどこ切り取っても絵になります。
1906年、この バッサーノ・デル・グラッパ のブレンタ川沿いに
作られた自転車工房
それが、ウィリエールの始まりとなります。
現在ウィリエールの本社は、同県内のロッサーノ・ヴェネトにあり
そちらも見学させて頂きました。
でかいぞ!!赤いぞ!!ウィリエール!!
増築工事が今年完成し、赤い建物が増築部分。
ほぼ倍になっています!!
建物の周りには社長の豪邸も建設中!?
何だか儲かっているとしか思えないぞ!?
気になったので正直に聞いてみた所、
儲かっているみたいです!(笑)
日本での知名度からは想像できぬほどに、
世界的にはウィリエールが人気!!
本当か!?
特にイタリアでの販売台数はトップになることも!!
本当か!?
正直、半信半疑でした(笑)
この時は。
翌日、驚きの光景が。
サイクリストが多いこと!!!
15分程立ち尽くしていた間に
大袈裟でなく100名以上のサイクリストが通りました。
なんかのレース中??かと思う程。
しかもウィリエールユーザー率が本当に高いじゃないか!
疑いが少し晴れました(笑)
宿泊先(Bike Hotel Alla Corte) にはレンタルサイクルがあり、
12ユーロで借りて私もサイクリング!
パンク修理セットがバッチリ搭載されたバイクで、
とりあえず山脈の方へ向かって進みました!
気持ち良い景色は走れば走るほどに雄大さが増していき最高~。
家が可愛いな~!!
道の走りやすさに関しては、
道路状況が良い訳ではなく、
ドライバーの自転車への理解の深さからくる走りやすさがありました。
ここは完全に文化の違いでしょう。
自転車を歩道に上げてしまった日本のママチャリ文化とは
自転車への認識がまったく違うように感じました
ドライバーが自転車に優しいです。
ブレンタ川沿いを15キロ程進むと何だかレースが開催されていそうな雰囲気に。
なんと、ヴァルスターニャという街で小規模なロードレースがまさにスタート前でした。
イタリアでは毎週末どこかしらでロードレースが開催されている
と聞いていましたが、まさか本当に出くわすとは。
尋常ではない大勢の方がサイクリングを楽しみ、
街では当たり前のようにロードレースが開催されている。。。
これがイタリアの休日の姿の一つなのでしょうか。
まるで自転車天国です。
交通規制も良い意味で適当で、周りの理解があるからこそ成り立つ状況でした。
街でロードレースが普通にできてしまう何とも羨ましい環境です。
時間の関係でこの街で折り返すことにしました。
自転車が人に街に自然に溶け込んだ、物凄く居心地の良い街でした。
復路もサイクリストとバシバシすれ違い、
往復約30キロの道のりで合わせれば何百人っていう数でしょう。
その中で
圧倒的に車種はロードバイクが多かったです。
MTBやシティバイクの方もいましたが、
ロードバイク以外で目立ったのはE-BIKE。
やはり流行っているようです。
メーカーは、
イタリア、アメリカ、フランス、台湾ブランドと満遍なくでしたが、
中でも目立ったのが
ピナレロとウィリエール。
ピナレロは分かりますが、ウィリエールが多いのは意外でした。
全体の3割ぐらいはウィリエールだった印象です。
本当に多くて驚きました。
この傾向はイタリアの他の地域でも見られるようです。
驚きの事実に、ホテルに戻る頃にはすっかり疑いが確信に変わってました(笑)
イタリアでのウィリエール人気は確かです!
長年培ってきた確かな製品作りや、
流麗で美しいデザイン
確固たるレーシングイメージや、
名前の由来からも与える愛国心のイメージにも
長年イタリアで愛され続ける理由としてあるのかもしれません。
”Viva l’Italia liberata e redenta”
イタリア語で、万歳、イタリア、解放、および償還
と書かれた文に由来する
wilier という名前には
”イタリアの自由と繁栄よ、永遠なれ!”
という愛国心溢れるメッセージが、
(因みに Triestina もイタリアの街から由来)
Wilier Triestina には込められていて、
これほど名前に深い意味を持つブランドも珍しいですよね。
Wilier Triestina は知れば知るほどに深みのある素敵なブランドです。
今回、テイスト・ザ・フューチャーを通して
CENTO10 NDR を味わい、
イタリアの自転車文化や、
イタリアでのウィリエール人気を肌で感じる貴重な経験を得られました。
このような機会を与えて下さった
Wilier Triestina と 代理店様 に心より感謝致します。
以上となりますが、
最後まで長文、乱文にお付き合い頂き誠に有難うございました。
Wilier Triestina に 少しでも興味を持って頂けたら幸いです。
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