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新型S5DISCファーストインプレッション
by: 桂川貴充

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お茶の水店が一押しするCERVELO S5DISC。多くの方が、ずば抜けた速さに感動し、洗練された唯一無二のルックスに惚れてきました。2018年のデビューから4年、ついに新型を発表、早速試乗する機会に恵まれましたのでインプレッションさせて頂きます。

新型S5DISCについて詳しくはこちらの記事をご覧ください↓
マイヨジョーヌも駆ったエアロバイクS5!さらなる進化を遂げたモデルの予約が開始しました!!

試乗車スペック

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フレーム:CERVELO 新型S5DISC   SIZE:51
コンポーネント:DURA-ACE  R9270
ホイール:Reserve 52 & 63
タイヤ:AGILEST  CL  28C  6気圧
完成車重量:7.42kg(ボトルゲージ2個含む)

快適性の向上

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新旧の違いについて、空力面ではUCIのフレーム規定緩和に伴い更なるエアロ化を果たし5W削減。フレーム重量はシステムでみるとー53gですが大差無し。ジオメトリーは同じ。剛性は必要十分であるとのチームの意見から現状維持。
では、実際に試乗して体感レベルで新旧の差を感じられたか。まずS5DISCの爆発的な加速やTTバイク並みの巡航性はしっかり受け継いでいて一安心。いつ乗っても刺激的なS5DISCらしさは健在で、そこにプラスして明らかに違いを感じたのが快適性です。手に伝わる振動とリアバックの突き上げが軽減されています。細かな振動がしっかり抑えられ非常に気持ちよく、また大きめのギャップが連続する悪路でもそこまで暴れずに安定して走れてしまいます。快適性はタイヤの幅・種類・気圧で向上できるので、前S5DISCで特別不満は無かったにせよ、新旧どちらのS5DISCで200㎞走りたいかとの選択に対しては間違いなく新型を選ぶでしょう。この快適性向上は、新しいフォークとV字ステムの幅変更によるハンドルの撓み増、チェーンステーとドロップエンド形状の変更などによる所が大きく関係しているのではないかと思いますが、それにしても不思議なほどに向上しています。脚当たりが若干マイルドになっている気がしましたが、そこも快適性に繋がっているのかもしれません。いづれにしても、とんでもなく速いバイクが快適性までも手に入れてしまった、それが新型のS5DISCです。
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完成車に組み込まれているリザーブのホイールはリムが一新されてかなりボリューミーに、ハブはZIPPで回転良く、ガンガン進み巡航維持が得意です。重量は公表されてませんが、軽くは無いです。
軽快性に関しては新旧にほとんど差は無いと思います。むしろBORA ULTRA WTO 60を履かせたお茶の水店S5DISC試乗車の方が軽快で、ホイールのスペックが関係します。新しいフォークによるヘッドの一体構造と低重心化から、ダンシングでのハンドルフィーリングが向上しているようには感じましたので、1400g前後のホイールを履かせて山に行ってみたいです。お茶の水店では勿論、新型S5DISCの試乗車をご用意する予定です。乞うご期待!!
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最後に

お茶の水店ではバラ完を得意としており、新型S5DISCもバラ完がお薦めです!!仮に25万のホイールを嵌めたとして、R9270 Dura Ace Di2組で税込170万以内、R8170 Ultegra Di2組で税込150万以内でのご提案も可能ですよ♪♪ また、バラ完の前にはバイオレーサーSTDによるフィッティングが絶対お薦め!お茶の水店にて新型S5DISCのご予約、ご相談心よりお待ちしております。

今年はCERVELOにとって記念すべき年となりました。
ツール・ド・フランス制覇に、新しいS5DISCに、乾杯!!