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ワイズロード 新橋トライアスロン館 Y'sRoad Shimbashi Triathlon
2024/10/25 16:27

目次
早速ですが、ここは割愛します!
以前のブログに書いてあるので、一読頂ければと思います。
↑の2.2サドルについてを参照下さい。
座面が水平だと前寄りに座ったり後ろ寄りに座ったり、座るポジションを状況に合わせて変えやすくなります。
「SMP」などが代表的です。
この場合は水平がどこで見るかわかりにくいので迷ってしまいますが、後部の高い所と先端部の高い所を結んだ線を水平にします。
中央付近から先端に向かった部分を水平に取り付けます。
このモデルは後部が反ることで骨盤を前に倒すことを狙っていますので、SMPのように取り付けるとメーカーの意図とは違った使い方になってしまいます。
尿道部・会陰部など中央前方が痛い場合に、前下がりにすると緩和することが多いです。
痛みが出た時の対処法として使えると思いますが、お尻が前にズレやすいのでポジションが定まりにくかったり、支えるために腕を使ってしまったりするデメリットがあります。
基本的にやる人が少ないです。尿道部・会陰部など中央前方が、より当たりやすく痛みが出やすいくなるためです。
サドル上でのポジション移動もしにくくなります。
前提として「ビンディング使用」で話を進めます。
フラットペダルだと足が動くのでペダルでの踏む位置が変わってしまいます。
そうなるとサドルの位置にも影響が及びます。
フラットペダルの方は足を動かせるので、サドルの位置も大きく外れてなければ大丈夫です。
違和感があったら踏みやすい位置に体が動かします。
ビンディングについてはこちらを↓
https://www.youtube.com/watch?v=ta8hZ5sDo6k
この時に足首の角度に注意して下さい。ペダリング時のかかとの高さを再現して角度を測って下さい。
アプリで画像から角度を測るものもあるので、横から撮ってもらったり、サイクルトレーナーで走行しながら撮ったりするとより精度が上がります。
25-35°くらいに収まる様にサドルの高さをセッティングしましょう!
ペダルが回しやすくなります。
力が入りにくくなります。
股関節の可動角度が広く保たれるので足が回しやすくなります。
腸脛靭帯が痛む場合などに対処法としてサドルを上げる場合もあります。
疲れてくるとかかとが下がりやすくなるので、伴って骨盤が上下して安定しなくなる場合もあります。
力が入りやすくなります。
ペダル回転数が上げにくくなります。
股関節の可動角度が狭くなります。上死点(ペダルが上の位置)でお腹と腿が突っかかる感じがして上げにくい人もいると思います。(この時に膝が外に開いて上死点まで脚を上げるようではだめです。膝の軌道は上下真っすぐ!)
関節角度が狭いのでペダルも回しにくくなり、必然的に回転数よりもトルクを出す走りになりがちです。
高さを出したら前後位置を詰めていきます。
これも足首の角度が重要なので動画などを取ってコマ送りにして確認して下さい。
足首の角度で膝の位置が簡単に変わります。
逆に言えば、実際の走行では変わってしまうともいえるので極端なポジションにしない方が良いと思います。
昨今のエアロを考えた前傾ではサドルが前寄りになっています。
TTやトライアスロンなどDHポジションを取るとサドルは前になります。
TTバイクなどでは、クランク水平時に「ペダル軸」上に膝の真ん中(横から見て中央)付近~後端に来るまでサドルを前にします。
その分ハンドルが近くなるのでステムなどで対応する必要があります。
ロードバイクでこの考えをそのまま使うと、ロードの「どこでも走る」メリットがなくなることもあります。
ロードバイクでは「オールラウンド」につかえるポジションにする必要があります。
やり過ぎに注意して下さい。
あまり極端にやらない方が良いと思います。
やっても、クランク水平時にペダル軸上に膝の前がかかる程度くらいかと思います。
極端に後ろにするとわかりますが、股関節の可動角度が狭くなる・踏み込み時(時計の2-3-4時)に力のベクトルがズレて力が伝わりにくくなります。膝自体にも負担がかかります。
サドルを前にしたらその分、少し上げないと膝の角度が深くなってしまいます。
そのため微調整が必要です。
サドルの高さはペダリングに直結します。
ペダリングはパフォーマンスに直結しますし、痛みなどケガにもつながるので「正しいポジション」で自分のフォームを身に付けて頂きたいと思います。
ロードバイクは、ロングライドや高強度、走る場所も平地やヒルクライムなど、様々なシチュエーションで最適である必要があります。
低強度で走っている時は大丈夫なのに強度を上げると膝に痛みが・・・とか
高回転で足が回りにくい・・・とか
筋力や柔軟性によっても変わります。
ポジション合わせは一朝一夕にはいかないものです。
上記の「基本」ポジションにすれば大きな問題は出にくいと思います。
そこからさらに細かく調整を繰り返して下さい。(快適なら調整必要ありません)
次回は最後のパート「ハンドル位置」についてです。
「痛い」シリーズもよろしくお願いします。
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