【子煩悩パパのサイクル日誌】P3で弾丸しまなみ海道。
by: 桂川貴充

自転車と我が子をこよなく愛する二子玉川店副店長の桂川です。

大好きな甥っ子からのお下がりをカスタムした16インチのバイクに

4歳の上の娘が良い感じで乗れるようになりました。

16インチにしてから思うように乗れず少し自信を無くしてましたが、

この日取り戻したようで顔に表れてます。

これでいよいよ娘とのサイクリングが出来、

感慨もひとしおでありましたが、

早速幼稚園の後に誘ってみたら、「え～～車がいいな～」と。。。

疲れてたのかな～。

 

さて、私事で大変恐縮ですが

9月の九十九里トライアスロンに出場いたします。

7月のタテトラや9月の佐渡を考えていましたが

7月に3人目の出産を予定しており、さすがにそれはNG。

9月、10月頃の近場の大会であればOKという事で９９Tに決めました。

 

トレーニングの方は、

ランは心拍ベースの走りを覚え調子上向き、

スイムはこの間半年ぶりに泳ぎ腕が疲れました。

9月に向けしっかり泳ぎ込みます。

バイクは新車購入でかなり乗り込めてます。

通勤だけですが超久々に月1000キロ乗れており、

新車＆パワーメーターのお陰で絶好調です。

 

先日の2連休には松山からしまなみ海道を往復する

全行程250キロ程の自転車の旅が出来ました。

 

お借りしているeevocのトラベルバッグを実際使って旅をしてみたいな～

なんていう思い付きを駄目元で家内に相談したら以外にもなぜか通り、

5年ぶりぐらいに実現した一人旅。

行先はパッと頭に浮かんだ松山、しまなみ海道でした。

松山までの飛行機往復券だけ買い、現地着いてからの事は基本ノープラン＆野宿。

私の好きな一人旅スタイルです。

バッグはevoc  BIKE TRAVEL BAG。

バイクはcervelo P3。

トライスロンバイクでも　ハンドルもしくはステムごと外し

フレームに横付けできるだけのワイヤリングに余裕が有れば

DHバー装着状態でも問題なく収まります。

朝7時、東京駅八重洲口から成田第三ターミナルまでは京成バスを利用。

幅広い時間帯でおよそ20分間隔で出ており大変便利。

空いてたのでevocもなんなくバスに搭載できました。

８時30分、成田空港到着。

航空会社はJetstar。

運賃は往復で15キロの追加手荷物料金（片道1000円）込みで17000円。安い。

受託手荷物の受付。ここでポンコツぶり炸裂。

勘で15キロかなと事前予約していた手荷物重量が実は20キロもありましたっ。

追加料金なんと1キロ800円っっ！高っ！

ってことは往復で8000円追加っ！無理～～（泣）

7キロまでは機内持込可能だったので、

サドルとか色々外しなんとか2キロ減に成功ー。

復路は20キロ1500円で追加予約できましたが、往復約4000円の手痛い出費となりました。

飛行機乗るのも久々～。ワクワク。

自転車にも応用されている航空力学。

特徴的なシャークレットと呼ばれる翼端は空力性能を向上させ燃費を削減しているそうです。

 愛媛県松山空港に到着。

evocも無事我が元へ。中も問題なし。

片手でコロコロと持ち運びやすくevoc良かったです。

 大きいコインロッカーをみつけ、evocからバイクを取り出し、

組み立て、携帯ポンプで空気圧もOK。

さあevocをロッカーに入れて出発だー！！と思いきやevocがロッカーに入りません。。。

底をしならせながら押し込めば入りそうでしたので、

グイッ、グイッ、とやってたらボキッ！！と嫌な音が。

底を一部破損、買取決定～。

やっちゃいましたが、evocはロッカーに収まりました。

 13時30分とりあえず、しまなみ海道目指しスタート。

松山から今治まで196号を快走。

ブルーラインが惹かれた自転車道は大変走りやすいです。

　海岸沿いに出ると思わず脚を止めてしまう気持ちの良い景色が待ってます。

帰りはここのビーチで泳ぎリフレッシュしました。

車少なく押しボタン式信号が多いためほとんど止まらずに

今治まで50キロを気持よくペース走でき、

2時間かからずあっという間に着きました。

しまなみ海道は景色を楽しみながらのんびり走りました。

本当気持ちが良いですね。

橋は対向自転車や歩行者も通るのでゆっくり走行し、島は快走。

18時30分頃、目的地の尾道到着。

今回は本州には渡らず復路に。

ぼちぼち日も暮れてきたので寝床を探し、

因島のビーチに落ち着きました。

綺麗な海で汗を流し、食事の支度。

と言っても、オニギリ3個に広島名物せんじ肉と地酒の幻～～。

　運動後にサンセットを眺めながらのお酒。贅沢です。

可愛い子猫が食事に付き合ってくれました。

私も子猫もできればお刺身が食べたかった～。

日も落ち、お腹も満たされたので横になりました。

何の隔たりなく星空と大地の間で寝る開放感が相変わらず良いですね～。

聞こえてくるBGMは潮騒、だけなら幸せですが

たまに犬の遠吠えと、蚊の音。蚊がうぜっ。

 

今回の旅は一夜越すだけなので、シェラフもテントも荷物増えるので用意しませんでした。

防寒着は薄手のインナー3枚＆薄手のダウンだけ。

21時の時点でもまだ半袖で過ごせましたし、気温下がっても15度の予報でしたので

余裕でした。この時は。

２時間後には防寒着全て着尽し、

深夜0時には寒いので起き、

運良く落ちてた段ボールの中へヤドカリのように潜り込みました。

そして深夜2時、あまりの寒さに「死ぬっ」と言い目覚め、

砂浜に埋まれば暖かいかな～なんてまじで考えつつ、

時間の無駄なのでここで寝るのを諦めました。

風はなかったですが、おそらく気温は10度を下回ってたと思います。

5月のしまなみ海道でのシェラフなし野宿は絶対NGですね。やらないと思いますが。 

夜道を200ルーメンで照らし15キロぐらいのスピードで走り始めました。

まったりと深夜ライドは進み、4時30分頃には大三島に到着。

太陽が昇り始めたので、気持ち良さそうな所で寝ました。

朝日があたたけ～。ここでようやく3時間程熟睡。復活しました。

9時頃には大島の亀老山展望台に着きました。

昨夜エンジン付のバイクで旅途中のおっちゃんが話かけてきて

　私はスポーツサイクル、おっちゃんは登山と互いの趣味について軽く語り合ったのですが、

おっちゃんがここはええよ～と教えてくれたのが亀老山でした。

　携帯電池切れで写真はこちらのHPから使わせて頂いてますが

　360度パノラマのすんごい景色でした。

標高307ｍ、距離3.7キロ、平均勾配9％前後と

小山登るつもりで挑んだらガチのヒルクライムで汗だらっだらになりましたが、

登り切った後に食べる藻塩ジェラードが激うま！

そして、ジェラードをペロペロ食べながら展望台を登りそこで待っていた景色は、

大袈裟でなく私の人生一の絶景でした。おっちゃんありがとう～。

しまなみを海道を終え、今治から約60キロ

旅の締めくくりで、先月オープンしたワイズロード松山店へ。

途中海にダイブしたので塩まみれで失礼しました。

ニコタマを去った裏切者の２人、スーパーメカニック山陰さん＆兼信店長と無事再会(笑)

 店長お遍路ガンバって下さい！

山陰さんのお陰で新鮮な刺身を食べる願いが叶いました！

またなんとも初々しい期待の新人さん！

ガンバって下さい！

 

１９時松山空港を発ち、旅も終了。

　弾丸でしたが良い旅でした。

 

乱文ですが、最後までお付き合い頂きありがとうございました。