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ロードバイクを軽量化するならまずココ!主要パーツ&14のおすすめアイテム
by: 石澤貴志

スタッフ石澤の!初めての軽量化 おススメパーツ特集
自転車はほかの乗り物と違い、一馬力にも満たない人間の力で走るもの。当然車体が軽ければ軽いほどスピードアップにつながります。
それだけでなく、軽くする部位によってメリットはさまざま。加速力を上げたりダンシングを身軽にしたり、素材の変更によって快適性が上がったりすることも!
あなたが目指すカスタムの方向性にあわせた、初めての方でも挑戦しやすいロードバイク向け軽量パーツをご案内いたします。

軽量化のポイント

足しても足しても軽くならない??

軽量化のポイント 基本のキ!足しても足しても軽くならない??ロードバイクのチューンナップは足し算ではなく引き算。今付いているパーツをより軽いものに交換することで自転車を軽くしていきます。

素材はカーボンやアルミが多い

軽量パーツは素材レベルで軽量な物が使われています。
特にカーボンは軽量化の効果が大きく、素材そのものが振動吸収性を持っているので快適性を上げられるパーツも。ただしお値段は高めなうえ、大きな衝撃が加わると目には見えない破損が起きることも。自転車を丁寧に取り扱う繊細さが求められます。
逆にアルミはカーボン素材ほどは取り扱いに神経質さが求められないパーツが多いので、普段使いのロードバイクを軽くカスタムしたい方、自分で自転車を整備してみたいDIY派の方にも取っつきやすいチューンナップです。

たとえ同じ素材でもグレードによって軽さは変わります。そのためアルミ素材同士でパーツ交換を行っても、上級グレードの部品にするだけでも軽量化できます。

パーツ別のポイント&オススメアイテム

ここからは、パーツのジャンル別におススメの軽量パーツをご紹介いたします。
あなたが目指すチューンナップの方向性に合わせて、ピッタリのパーツをお選びください。
※リンク先の商品は代表的なモデルです。カラー・サイズに関しては、お客様の自転車や身体に合ったものをお選びください。
また、数量に限りがある商品もございます。品切れの際はご容赦くださいませ。

ホイール・タイヤ

足回りは最優先の軽量化ポイント

  ホイール・タイヤ   軽量化のこうかはばつぐんだ!足回りは最優先の軽量化ポイント

軽さが走りに直結する一番のエリアが、ホイールなどのいわゆる「足回り」と呼ばれるパーツ。
高速で回転し自転車本体以上に大きなモーメント(動き)が働いているため、軽いホイール・タイヤにするだけで、「ほかのパーツのn(=人によって2~10など、感じ方はそれぞれ)倍の効果がある!」と言われるほど。
特に加速力に大きな違いが発生するため、ストップ&ゴーがある街乗り、山を駆け上がるヒルクライムでは軽量化の恩恵が大きくなります。

オススメホイール2選

① アルミモデル
MAVIC KSYRIUM SL RIM/DCL(ディスク センターロック)

世に「完組ホイール」(完成状態で販売されるホイール)という概念を生み出したマヴィックの代名詞ともいえるモデルがこの「KSYRIUM(キシリウム)」。
軽量高剛性なリムを独自の技術でホイールに組み上げ、優れた反応性を発揮。
ひと踏み目からわかる推進力の高さに感動できるホイール。

② カーボンモデル
SHIMANO ( シマノ ) ディスクブレーキ用ホイール WH-R9270-C36-TL-F/R チューブレス

勝利のために生み出されたコンポーネント「DURA-ACE」の名を冠するホイール。
最新のあらゆるトレンドを盛り込み、ペア重量1350gの軽さを達成しながら、エアロ効果、チューブレス対応と死角なし。シマノ12速専用。

オススメタイヤ3選

① PANARACER ( パナレーサー ) タイヤ AGILEST TLR ( アジリスト チューブレスレディ )

日本が誇るタイヤブランドが送る最新鋭タイヤ。チューブレスレディモデルにして220g(25C)は世界的に見ても驚異的な軽さ。転がり抵抗やグリップも新たな素材で向上した要注目モデル。

② PIRELLI ( ピレリ ) チューブレス P ZERO RACE SL TLR ( P ゼロ レース SL チューブレスレディー )

F1やWRCにもタイヤを供給するピレリがロードバイクのタイヤも製造!軽さがもたらす登り性能もさることながら、優れたグリップ感がもたらすコーナリング性能はダウンヒルでもポテンシャルを発揮。

③ IRC ( アイアールシー ) FORMULA PRO HOOKLESS TUBELESS READY S-LIGHT ( フォーミュラ プロ フックレス チューブレス レディ スーパーライト )

国産の雄・IRCは他社に先駆けてロードチューブレスタイヤを手がけた先見性のあるブランド。天然由来の素材「RBCC」がグリップ力とハンドリング性能を提供。最新ホイールの仕様「フックレス」にも対応。

 チューブ

見えないチューンナップの最右翼

チューブ 縁の下の力持ち!見えないチューンナップの最右翼

チューブレス全盛の今でも、クリンチャータイヤをお使いの方はたくさんいらっしゃるはず。
ホイールやタイヤの陰に隠れがちですが、実はチューブこそ軽くする価値があるパーツ。
ホイールの外周部なだけに効果は大きく、軽いチューブはその薄さからしなやかさに優れ、転がり抵抗をも軽くし、クッション性もアップします。ホイールやタイヤほど高額になりにくいのもポイント。
足回りの軽量化の効果を、手軽にお確かめいただけるチューンナップです。

オススメチューブ3選

① BRIDGESTONE/ANCHOR ( ブリヂストン/アンカー ) 軽量チューブ 700X18-25C

筆者石澤が新宿カスタム店勤務時代に売りまくった軽量チューブのド定番。一般的なチューブの半分程度の軽さで、足回りの軽快感が一気にアップします。軽量チューブのなかでは神経質な扱いを要求しないところや、性能にくらべて信じられないような安さも魅力。

② SOYO ( ソーヨー ) ラテックスチューブ

こちらは打って変わってレース用の決戦兵器。超高性能チューブラータイヤの製造で知られるソーヨー社が、そのチューブラータイヤに内蔵されるチューブをクリンチャータイヤ用チューブにアレンジしたモデル。ラテックス素材特有の圧倒的なしなやかさが、路面追随性や転がりの軽さも同時に達成。

③ tubolito ( チューボリート ) S TUBO ROAD ( チューボ ロード 仏式)

手に持った自分の感触を疑うその軽さは、驚異の23g!従来のチューブとは全く異なる素材「TPU」がこの軽さを達成。軽量チューブとしては空気の抜けも少なく、突き刺しパンクへの耐性も高い実用性の高さもポイント。ディスクブレーキ専用モデル(重量は増えるがリムブレーキ対応モデルもあり)。

サドル

ダンシングにその利点あり!

サドル  ダンシングにその利点あり!お尻との相性選びは慎重に。

自転車のなかでも高い位置にあるサドル。軽量化することで重心が下がり、ダンシングする際の振りが軽くなるというメリットも(同様の理由で、ハンドル・ステム・シートポストの軽量化も効果あり)。軽量なモデルでもお尻との相性が合えば、快適に走れるサドルがきっと見つかります。

オススメサドル3選

① TNI ( ティーエヌアイ ) LITEFLY カーボン サドル

とびぬけた値段になりがちな軽量サドルの中にあって、1諭吉(約1万円)で入手可能なモデル。
レールとベースはカーボン製で軽量化しながらも、きっちりパッドが入った快適タイプ。
ショートノーズや大きな穴あきなど、現代のトレンドをくまなくカバー。

② fi’zi:k ( フィジーク ) VERSUS EVO ANTARES R1 ADAPTIVE ( フィジーク バーサス エヴォ アンタレス R1 アダプティブ )

軽量化はしたいが快適性も下げたくない…そんな贅沢なご要望にお応えする最新サドル。3Dプリントで製造されたパッドは、軽量かつ快適性や通気性にも優れる未来のクッション素材。
レーサーパンツでなくてもはっきり感じられる、未曾有の快適性をこの軽さで!

③ selle-ITALIA ( セライタリア ) SLR KIT CARBON S.FLOW C/K ( エスエルアール KIT カーボン S.フロー C/K)

サドルの老舗「セライタリア」がそれまでのイメージを一新した軽量サドルが「SLR」。最新バージョンは大きく穴あけを施し、尿道付近の血流を圧迫しないよう、医学的見地に基づいた設計に。
オフロードでも使用可能と謳う、軽さと強さを兼ね備えたサドル。

ヘルメット

忘れちゃいけない!頭の上の軽量化

ヘルメット 忘れちゃいけない!頭の上の軽量化

パーツの軽量化だけを意識すると忘れがちなのが、身に着けるウェアーの軽量化。
中でもヘルメットは普通のモデルと軽量モデルの重量差が大きく、しかも頭に被るものなので首への負荷も大幅に軽減。サドル同様、体(頭)にきっちり合うものでお選びください。

オススメヘルメット3選

① OGK KABUTO ( オージーケーカブト ) FLAIR

KABUTO史上最軽量。素材から部品構成まであらゆる部分にこだわりぬき、グラム単位の軽量化を徹底。
S/Mサイズで170gという、他の追随を許さない圧倒的な軽さを実現したモデル。
通常使用のアジャスターに加え、決戦用の超軽量アジャスターも付属。

② LAZER ( レーザー ) ヘルメット GENESIS AF ( アジアンフィット )

ベルギーのヘルメットメーカーがアジア人の頭に合うよう設計した計量モデル。
ヨーロッパの厳しい安全基準をクリアしながら、Sサイズで190gの軽さを達成。
頭頂部のアジャスター「ロールシス」は頭頂部をまんべんなくフォローしフィット感抜群。

③ KASK ( カスク ) スポーツヘルメット VALEGRO WG11

プロロードチーム「イネオス」との共同開発で生まれた軽量ヘルメット。
Sサイズで180gの軽さを誇りつつ、ねじれ衝撃に対する安全新基準もクリア。
すっきりとしたシルエットで、悪目立ちしないデザインなのも魅力。

気になる軽量パーツは見つかりましたか?

これ以外にも、ここでご紹介しきれなかった軽量パーツはたくさん!あらゆるパーツのカテゴリーごとに、あらゆるメーカーから軽量パーツが発売されています。
1か所を軽くしだすとほかの部分もどんどん軽くしたくなるかも!?目的に合わせて、トータルバランスを考えて、あなただけのロードバイクを組み上げてみましょう!

 

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