非真円クランクという選択肢。
by: 渋谷本館

どうも、朝起きるのが辛くてずっと眠っていたいアサミです。←

 

さて、以前ブログで紹介させていただいた僕の自転車には非真円のクランクが装着されております。(リンク
マニアックな方は色々ご存知かと思いますが、
要は、自転車のフロントについているチェーンリング(ギアの歯)が、真円形ではなく楕円、もしくは非真円という特殊な形をしているものです。
人間の身体だと真円に沿ったペダリングというものは非常に難しいため、力の加えやすいポイントで歯数を多く、力をかけづらいポイントでは歯数を少なくという理論で作られたものです。

 

 

最近は自転車レースでも見るので知っている方も多いかもしれません。

 

 

 

楕円チェーンリング(Rotor社製)
よーく見ると楕円ですね。
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非真円チェーンリング(DOVAL社製 Y’s Roadでのお取り扱いはございません。)
こちらは楕円2つを組み合わせられた非真円。不思議な形ですね…
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人のペダリングや自転車の乗り方は色々ですし
いくつかのメーカーが様々な楕円率や形状のモデルを出しているので
一概に”楕円・非真円はこうだっ!”と言い切れるものではないのですが
個人的にちょこっと使ってみた感じを書いてみようかと…

 

 

 

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ジャッキーン!非真円チェーンリングを搭載!

 

 

ネットを見てみると、レースに出たりガッツリ走る人がよく導入しており、
そのレビューや科学的データもたくさん上がっています。
なので、今更それを書く必要はないかと思います。

 

 

僕はノンビリ走ったり、サイクリングや街中お散歩といった感じのゆるゆるライドが基本なので
非真円のチェーンリングなどいらないんじゃないか…と思うかもしれません。

 

確かに必要ではないかもしれませんが、だからと言って”本格的に乗ってないから無縁だ”と切り捨てて考えるのも勿体無いと思うアイテムです!

 

 

まず使用感。
僕は最初の1回し2回しこそ違和感を感じたものの、走り出すと意外にも違和感がなく走れました。変なペダリングをしなければスムーズにペダルを回すことができます。

そしてグイグイ踏める。
パワーがかけにくいところではスッと抜け、踏みたいところで重くなる。
踏み込み自体は気持ち普通のチェーンリング(同じ歯数)のものに比べると重く感じます。

ちょこっと疲れやすいかもしれませんが…笑

ただ、登り坂に関してはチェーンリングの想定しているパワーをかけるポイントと実際の踏み込み位置がズレるためか少し変な感じがします。
メーカーによっては登り坂で使うインナーのみ登りを想定した角度でずらして付けることが可能であったり、インナーのみ真円を使う人もいますね。

 

 

そして変則。
これは今のところ特に不満はありません。
アウターに入れる際、真円に比べて変則の反応が少し遅かったりはしますが
トルクをかけすぎないようにペダルを回しながらの変則であれば問題なく変わります。
一応保険としてチェーンキャッチャーをつけてはいますが、まだ落ちたことはないです。

メーカーによって変則性能に差があるので一概に言える話ではありませんが
しっかり調整をすればしっかり使えると思います。

 

 

そして見た目。
インパクト大ですね。笑
特にエアロチェーンリングだとその存在感がすごい。
ペダルを回すとチェーンがぐわんぐわんと上下に動きます。
…だからなんだって話ですけどね。
かっこよさって走りには関係ないですがやはり見た目も大事です。笑

 

 

つけたからといってものすごく速くなるわけではないですが
パワーをしっかり使えるので効率的です。そんなパーツなのです。

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ノンビリ走る人でも、効率良くペダリングしやすいこの楕円・非真円をぜひ試していただきたいと思います!
もちろんガッツリ走る人にも!
僕は気に入って、真円に戻すつもりはないですねぇ…。

渋谷本館にはRotorのチェーンリングがあります!
シマノの4アームクランクに付けられるモデルも在庫していますから、クランクそのままチェーンリングだけ交換も可能です!

 

気になる方は是非見に来てください!

 

2015.12.15. Asami Takuma