2017/01/17 15:58
先日のチェーンに引き続きドライブ関係の話です。
一昨年からですが冬に
リアディレイラ―のプーリーの
交換をしています。
↓ 左が1年使ったプーリー、右が新品
アルミ製の色付きなので刃先の減り具合も
分かりやすいです。
刃先だけ見ればまだまだいけそうですが、、
BERNER社のケージ純正プーリーなので
CERAMIC SPEED製ベアリングです。
最初から少し遊び程度のガタがありますが
1年使うとガタつきが大きくなって
年末ぐらいになるとインナーで
15T、16Tあたりの変速で再現性の無い
「ガチャ!」がたまーに起きて
気になり出します。
プーリー交換すると
この症状は治まるわけです。
(ベアリングの打ち替えも考えましたが)
リアディレイラ―の二つの歯車、二つのプーリー君達
走行中、最も忙しい部署です。
走行中、一番速く回転しているからです。
そのうえ、ライダーから度々命令が下ります。
「変速して!」
その際
ギアからギアへチェーンを
直接乗せ換える仕事も請け負って
チェーンの回転方向と別の
真横というより斜め方向への
ねじれる力を受け止めて頑張っています。
ディレイラ―の単語は
「脱線機」という意味もあるそうですから。
ネガティブな意味ですね。
でもこれ
外装変速機構の宿命なんです。
そんなリアディレイラ―の
プーリーは消耗品です。
プーリの回転をよりよくするために
セラミックベアリング製品に交換したり
大口径化したりします。
チューンナップすれば
効果が期待できる程
重要なパーツでもあるわけです。
(ビッグプーリー、おススメですよ。)
みなさんも
今お使いのリアディレイラ―の
プーリー
時間があったら
気にしてみてください。
チェーンを張ってると
ガタ付きなどは
ちょっと分かりづらいですが。
ちなみに
シマノ製品の純正
リアディレイラ―プーリーの
交換について
目安となる使用期間や走行距離は無い
そうです。
ディレイラ―の変速頻度やストレスの
掛かり具合に個人差があるからですね。
外見的な目安として
刃先の平らな部分が狭くなって ↓
刃先がサメの歯みたいに
なってきたら交換した方がいいそうです。
交換しないまでも、、
チェーンをパーツクリーナー等で
洗浄する方は
定期的にプーリーの
回転具合をチェックしましょう。
パーツクリーナーが
プーリーの回転部分に侵入して
油膜を溶かし
油切れを起こしている場合もあります。
冬にチェックして対策すれば
暖かくなって本格的に走行距離が
長くなっても気持ち良く走れます。
春に向かって体もバイクも準備しましょう。
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