2018/01/30 12:52
ちょうどオーバーホール時期のLOOK566に
正月特売のシマノ8000を
インストールするというお話
地味なネタですがお付き合いくださいね
古いSTIから新しいSTIにする時
長年慣れ親しんだ
レバー位置を保全したい
片側が旧レバーで反対が新レバー
↑それを正面から覗き
ハンドル上面との隙間が同じになるように
新しいレバーの位置を合わせます
その後・・・・・・古いのを外して
↑新しい両レバーを均等に取り付けます
★ハンドルに対するレバーの取り付け方法は
ドロップの下端部直線部分を基準
↑平らな面の上に置いて
ガタが無いように左右を均等に
とか 様々な方法がありますけど
私はハンドル上面に対し平行が吉と思います
何故なら ステムのクランプにハンドル上面は付き
そこにあわせる事でフレームに対してSTIが平行になります
ドロップハンドルのR造作はそこまで信用できませんね。
さて・・・・・・
↑次はフォークを外して
ヘッドパーツを手当てします
↑数年で溜まった汚れ
↑ 回転具合に違和感が無ければ再利用
↑シールを外して洗うと
ベアリング内部から汚れが
綺麗にしたら
↑デュラグリスを詰めます
↑LOOK 566や585等にはこのリングが
ベアリングとヘッドチューブ間に付きます
忘れると大変によろしくない事が起きます
↑下玉押しがなくカーボンが直接ですので
ここにはカーボンに適したグリスを
↑ここには 汗に強いグリスを付けます
一番上のスペーサーの端部は
マジックで黒くしておくと自然になる
↑この年代のLOOKのトップキャップ
↑ この構造です
ヘッドのガタをとるために
【トップキャップだけ】を回し続けると
↑どんどん 隙間が無くなって
底突きしちゃうのです
こうなると緩める事が出来なくなります
↑一旦は緩め【反時計回り】て
ストロークを確保します
—ハブボディ—
↑YsRoad志木店で
カンパのホイールを整備する場合
無条件でFH-RE114は交換します
179円の部品が折れると
自転車は不動になりますので
ハブボディのラチェット構造は
サイクリングの要と言えましょう
↑ここが緩むとスプロケがガタガタします
↑新品組み立て時やOH時には
ここを増し締めしましょう
たいていの場合 緩んでますね。
—-BB周りをのぞむ—-
↑この部分はクランク無い時に
ワックスかけて磨きたいですね
↑志木店オリジナルのチェン落ちカバーは
無傷・・・・・・数年間で一度も落ちてないのは
オーナー様が適切なフロント変速をされていたからです
LOOK566の急所は・・・・・・
↑このFDワイヤー出口ですな
細い穴に襲い掛かるのは
雨や後輪が巻き上げる泥です
そりゃゴミが詰まりますよね!
↑穴に詰まって一番困るのは
この物体・・・これはワイヤー表面から剥げ落ちた
コーティング材質です。細かい繊維のようで硬い
裸のワイヤーが穴を行ったり来たりシフトの度に往復
剥がれたこれは 狭い穴の中に詰まったりします
↑この566は志木店組なので対策はしてある
ライナーを通して防水キャップを装着
でも なんかありますね ゴミが
↑これは シマノワイヤーコーティングの
なれの果てですな。 剥がれて固まってる
新品時は良いんですがねえぇぇぇ
↑YsRoad志木店 イチオシもワイヤー!
–ジャグワイヤーのピカピカ研磨!–
↑素晴らしくツルツルでピカピカ
表面研磨なので剥がれるものはありません
↑ライナーを仕込んで防水キャップ
↑BB下側もこうしておけば
泥水に耐性があがると考えています。
–最後の仕上げはバーテープ–
バーテープを綺麗に巻くことは大切
サイクリング中 いつも触ってますからね
そんな感じで相棒のリフレッシュが完了!
by野澤
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