【新橋xPINARELLO】未だに人気の絶えない伝説の時代のDOGMA。マイヨジョーヌカラーの超特別モデル展示中！！【DOGMA 65.1 Think 2】
by: 酒井竜司

ワイズロード新橋店、ピナレロルーム担当の酒井です。

 三週間位前から新橋店のピナレロルームに展示してある、ひときは目立つ黄色の車体。
お客様に見たことないとご質問頂いていたり、懐かしいや同じやつ乗ってるよ！との声 も頂いております。
ちなみにこちらは展示車になるので販売はできないのですがこいつが何者か紹介させていただきます！

PINARELLO DOGMA 65.1 Think 2  Road to Paris LTD EDITION

このDOGMA 65.1 Think 2はDOGMAと名の付く通りPINARELLOのハイエンドバイクで約十年前に発表され、数々のレースで活躍したバイクになります。
PINARELLOのひと目見るだけでわかるシルエットのイメージは、この車体やこれより前のDOGMAが与えたイメージになっています。

このカラーは2013年のツールドフランスでTeam skyに所属するクリス・フルームが個人総合優勝を成し遂げた際に、最終ステージのみで使用されたマイヨジョーヌカラーのDOGMA 65.1 Think 2になります。

 Road to Paris LTD EDITIONというのは、ツールドフランス2013でPINARELLO DOGMA 65.1に乗った選手が個人総合優勝、個人総合2位、新人賞、山岳賞、ステージ優勝6回のツール10勝を記念して完全受注生産されたモデルになります。
トップチューブにはピナレロのツール10勝を記念する「10 TIMES TOUR de FRANCE WINNERS」のロゴが刻まれています。

 当時のピナレロの強さはとんでもなく、レースでも勝ちまくっていて、レースをあまり見ない自分でも勝手にピナレロはロードバイクで一番速くて強いのブランドと思っていました。

そのイメージは自分だけでなく、とてつもなく勢いのあった時代の影響でPINARELLOといえばこのうねうねとした流線型のONDAシルエットを思い浮かべる方が多くなったと思います。
特に日本はそのイメージが強くDOGMA 65.1が発表されて10年たった今でもシルエットが瓜二つの直系モデルRAZHAがほぼ日本限定で発売されてます。
それくらいこの形状はファンが多く今でも人気の絶えないものとなっています。

特に 特徴的なのがやはりこの流線型のフォークとシートステーでしょう。
他のメーカーには決してまねできない形状で今でこそ緩やかになりましたが、今でも受け継がれるPINARELLOの象徴になっています。

今ではあまり見ないモノステーと呼ばれる、シートチューブからブレーキ取り付け台座まで一本に繋がっていている形状で、これはピナレロだけでなく色々なメーカーが採用しており、剛性や空力が良くなる形状でした。

今のロードバイクはほとんどディスクブレーキですが、このころはリムブレーキが普通の時代でした。
このDOGMAの次の年に登場したDOGMA 65.1 HYDROがPINARELLOで初めてのディスクブレーキ対応のフレームでそこから徐々にメジャーになっていきました。

コンポーネントは9000系のDURA-ACE、今は全て黒で統一されていますが、この銀色に輝く頃の方が好きな人は自分だけではないはず。

この車体は今も受け継がれている「Think 2システム」が初めて搭載された車体になります。
ワイヤー式のメカニカルコンポに加えてシマノのDi2やカンパニョーロのEPSにも完全に対応しており、そのケーブルをすべてフレーム内に収めれるようになっています。

 左右非対称のフレーム形状もPINARELLOのイメージが強いと思います。

ペダルに加えられる踏み込む力は左右ほぼ同じですが、チェーンが常に右側のみで後にホィールを回転させる力を伝えているために、その力は左右非対称なものになります。
そこにPINARELLOはいち早く目をつけ、左右非対称のフレームを作りだしました。

こちらも今では緩やかになりましたがこの時代の車体は特に分かりやすく左右非対称になっています。

番外編↓

DOGMA 65.1の直系のモデルRAZHA

￥297,000(税込)

RAZHAはDOGMA 65.1の正統直系とも呼べるモデルになります。
シルエットは当時とそのままに、レース以外でも使いやすいように振動吸収性に優れた東レT600を使用したモデルになっています。
何故いきなりRAZHAの紹介かと言うとRAZHAのリムブレーキモデルが2022年モデルを最後にラインナップから無くなってしまいまうからです！

 ディスクブレーキモデルは継続で購入は可能なのですが、フォークを見ていただくと分かる通り、当時のPINARELLOのイメージに近いのがリムブレーキモデルでディスクブレーキモデルは今の形に近くなっています。
もちろん、性能や快適性を考えるとディスクブレーキになりますが当時のフレームが好きな方は購入できる最後のチャンスになります！

実際、今のDOGMA Fをお持ちの方でもRAZHAのリムブレーキモデルを購入される方も少なくなく、それほど魅力のあるフレームということです。
在庫に関してはかなり少なくなっていますのでお早めにお問い合わせ下さい！

PINARELLOをお探しなら港区にあるワイズロード新橋店まで！！

ピナレロルームが併設しており、ほぼ全てのモデル、カラーがございます！
ご来店お待ちしております。

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