新しいスタイルを提案するフラッグシップショップ!
ワイズロード新橋店 Y'sRoad shimbashi
[英語対応可]
2023/11/13 19:49
2024年7月13~15日試乗会開催!!
こんにちは!新橋店ビアンキ担当のつねかわです。
先日味の素スタジアムにて開催されたスタッフ向けの試乗会で、今とても注目を浴びているBIANCHIの
新型SPECIALISSIMA を全3グレード しっかりと乗り比べてきましたので各モデル解説を交えながら紹介しようと思います!
併せて以前のオルトレインプレ記事もご覧いただけるとより参考になるかと思います!是非ご覧ください。
Contents
新型OLTREに次いで大きくリニューアルし、3グレード展開となった新型スペシャリッシマ。このモデルのコンセプトは『次世代のオールラウンダーバイク』です。ただ単純に軽量でヒルクライムに強いというだけでなく、平坦や下りでも高い走行性能を発揮できるようにフレーム形状やコンポーネントを再設計しエアロ性能も高い水準になっています。軽量性でも空力性能でも全世代のスペシャリッシマを上回るまさに次世代のオールラウンダーバイクとなっています。
¥1,947,000(税込)
3グレードのうちの最上位モデルです。55サイズでペダル抜き6.6kgと超軽量な仕上がりになっています。
ただ軽いだけでなく重量配分も考えられていて、フレーム前方部分のやや重量配分を大きくしエアロ形状にすることで空気抵抗のアドバンテージを得ています。それに対してフレーム後方部分、ステー部はかなり極細な設計となっていてあえてしなりを生み出すことでカウンターヴェイルは入っていませんが多少乗り心地が良くなっているそうです。
OLTREと同じく最上位モデルは200万円クラスと値段もド級ですが、開発にあたってチームを一新するなどかなり本気で開発に臨んだみたいです。
デザインやヨーロッパメーカーのブランディングではなく性能で他メーカーと真正面から戦えるバイクとして開発に臨んだ、と営業の方がおっしゃっていましたのでこれは試乗が本当に楽しみです。
気になっていたこの一体型のハンドルバーですが、なんと長さ90~130mm,幅380~440mmという感じで17種類もラインナップされているとの事!
これはかなり嬉しいです!ちなみにお値段は税込みで13万2千円となります。
外観はかなりシンプルでフレーム形状と同じくやや細めな印象ですがめちゃくちゃ硬かったです。上からグッと体重をかけてもほとんど撓まないほどの高剛性で、これが後述する乗り味の硬さにつながっているのだと感じました。
そしてサドルですが、これも完成車によくあるまあまあなサドル、ではなくレパルトコルサのカーボンサドルです。重量はなんと145g!
必要最低限のクッション性もありつつとても軽量なサドルでした。(サドル高調整直後でクランプのボルトを隠すカバーが上に上がっているままなのは見なかったことにしてください。)
そしてこのレパルトコルサのカーボンホイールも気になりますよね。
チューブレスレディーでハイトは33mm。重量はフロント640g リア740g 計1380gととても軽量なホイールとなっています。
メンテナンス性にも優れたノーマルのニップルやスポークを使いつつもこの重量は凄いです。
ハブベアリングはセラミックとなっています。それにより軽量さ故の速度維持のしにくさというネックも解消されています。
余談ですがこのホイールの開発は、元F社の開発者を引き抜いて開発したそうです。確かにわかる人にはわかるかも….?
コンポーネントはR9270 DURA-ACE DI2が搭載されています。もちろんクランクはパワーメータ―付きです。
文句の付けようがありません。
※画像はPROグレードです。
まず驚いたのは圧倒的な反応性の良さと加速の鋭さです。
オルトレも3グレード乗った上での比較ですがスペシャリッシマの方が初速が早い、というかとにかく加速感がものすごく高いというのを感じました。
車体も軽くて扱い易く、先ほど紹介したハンドルの具合もとても良くて無駄なくパワーを推進力へと変換しているなという感覚がありました。
試乗のコースがあまりストレートが長いわけではなかったのでなんともいえませんが出だしある程度の速度に達するまではオルトレよりスペシャリッシマのほうが速いと思います。ただその後の巡行やさらにトップスピードとなるとオルトレに軍配が上がりそうです。
がっつり登れるコースじゃないのが残念ですが登坂性能の高さはもはや言うまでもないかと。
乗り心地に関してですが、カウンターヴェイルが入っておらず良くも悪くも『BIANCHIらしくない』乗り味でした。
もちろんガチガチのレースモデルなのであまり気にする必要もないと思いますが意外とそんなに乗り心地が悪いとは感じませんでした。
チェーンステーやシートステーをあえて極細にしている、と言っていたのはこのバランスを取るためなのだと実感しました。
とにかくパッケージとしての完成度は非常に高く、欧米のメーカーと正面からスペックで戦うと意気込むだけはあるな、と感じました。
本気でレースに勝ちに行きたい方、の中でもヒルクライム寄りのバイクが欲しい方には間違いなくオススメの逸品です。
¥1,177,000(税込)
セカンドグレードにあたる唯一のカウンターヴェイル入りモデルです。フレーム形状などは全く変わりません。
こちらはペダル抜きで重量7.0kg!十二分に軽いです!
ハンドル周りはRCと同様に一体型のハンドルが搭載されます。
サドルは先程のレパルトコルサではなくVelomannというオリジナルブランドのものが搭載されています。
とはいえ重量は180gと軽量です。そもそもカウンターヴェイルのおかげもあるかもしれませんが座り心地は結構良かったです。
ホイールもVelomannのPalladiumというホイールセットです。
こちらも33mmハイトで重量はペアで1460gとなっています。100gほどレパルトコルサのホイールと比べると重くはなっていますが、それでも十分に軽量なホイールの部類に入るでしょう。
そしてPROはR8170 ULTEGRA DI2が搭載されます。
オルトレの時もPROが個人的に気に入ったので今回もかなり期待感高めで試乗してみました。
まずは乗り心地。唯一のカウンターヴェイル搭載モデルということもあってカッチリとした乗り味なのに乗り心地は良いというなんとも不思議な感じでした。
とはいえ今までのカウンターヴェイルが搭載されていた旧モデルよりは乗り心地が悪いというわけではないですがカッチリしているなと感じました。
走行性能、とりわけ加速感などはRCにも負けず劣らずといった具合でした。一般ユーザーにはいい意味でちょうどいいモデルだと思います。
このスペックで120万円くらいとなるとコスパは一番良さそうです。
¥836,000(税込)
3兄弟の一番弟分にあたるモデルです。重量はペダル抜きで7.8kgとなります。こちらにかんしてもフレーム形状、設計は上位2モデルと変わりません。
規格は共通ですが、COMPには一体型ではなく通常のステムハンドルが搭載されます。
つまりお好みでハンドルを変えやすい上に一体型ハンドルへのアップグレードがもしやすいということでこれは地味にうれしいかもしれません。
見た目的にも上位モデルと差がないというのもGOODです。
サドルはVelomannに、重量220gとやや増加します。
ホイールに関しては今回の試乗会ではVISIONのホイールが搭載されていましたが、メーカー様にいただいた資料だとPROグレードと同じVelomannのホイールになっていました。これに関しては実際に入荷してみないとわからないのですがおそらくVelomannのホイールになっていると思います。
コンポーネントに関しては105 DI2が搭載されます。
12速という点は上位モデルと同じですが、使ってみるとフロントの変速スピードはやや差を感じますがリアは正直あまり差を感じないくらいにはよくできています。
いい意味で予想を裏切られました。正直にいうとCOMPにはあんまり期待していなかったのですが上位2モデルと比べても引けを取らないほどのスペックの高さを感じました。重量的には確実に重たくなっているのですが、それをあまり感じさせない加速感でかなり気持ち良く走れました。
このスペックでこの値段、そして上位機種と変わらない設計、シルエットということで個人的にはかなりオススメなモデルになります!
3モデル乗ってみて、非常にどれも完成度が高くどれを買えばいいのか迷ってしまいますが個人的な感想も含めて簡単に言うと
RC ⇒ 本気でレースに勝ちたい人向け。普段使いするレベルのバイクではない。
PRO ⇒ レースユースがメイン。たまにロングライドなどもするような方へ。
COMP ⇒ コスパが非常に優れていて、万人受けするバイク。
こんな感じかなと思います。やはりCOMPが想像以上に良く出来ていてOLTREとは違い上位機種と全く同じ設計、シルエットとなっているため人気が出そうだなと思います!ただコスパでいうと一体型ハンドルだったりということもありPROが一番良さそうです!
BIANCHIコーナーには多数の在庫があります!
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