新しいスタイルを提案するフラッグシップショップ!
ワイズロード 新橋店 Y'sRoad Shimbashi
[英語対応可]
2026/01/07 00:01
アンタレスホイールの企画担当、奥平です。
おかげさまでアンタレスホイールを多くの方にご支持いただいているのですが、ご質問でよく
「このホイールのラチェット音は大きいですか?」
と質問をいただきます。
音の大きさとは何なのでしょうか。
今回はこの音の要因、「ラチェット音」について解説できればと思っています。
Contents
フリーボディが空転するときに音がカチカチするとおもいます。
これはフリーボディのラチェットは、ペダルを漕ぐ(前進方向)ときは動力を伝え、足を止めて空転させるときは「カチカチ」と音を立てながら爪が歯車を乗り越えて空回りする仕組みで、この「爪と歯車の噛み合いと解放」の動きがフリーホイールらかする音の正体です。
自転車が前進する際にのみ動力を伝え、停止時には後輪が惰性で回り続ける(フリー回転)ことを可能にし、スムーズな変速や停止時の快適性を実現しています。
正直、よほどの音でなければ選ぶときにこだわるポイントではないと思います。
理由としては、音は機能ではなく、それぞれの構造やメンテナンス状況により音がかわります。
また、音の大きい小さいは、何と比べてなのかによる主観で変わってしまいますので言葉で伝えるのが難しい物でもあります。
そうは言っても、なぜその音がしたかを考えるといろいろ見える事がありますので深堀していきたいと思います。
まったく同じ構造でも内部のグリスの状況により伝わってくる音が変わります。
動画を参照するとわかりますが、グリスの有無でかなり音の大きさが違うと思います。
メンテナンス不足でグリス切れを起こしても音が違ってきますが、徐々に音が変わっていくのでこまめにクリーニングとグリスアップが必須となります。
粘度が高ければ音は低く、小さく
粘度が低ければ音は高く、大きく
なります。
ここに使われるグリスやオイルはかなりシビアに設計されていますので、粘度を変更することは推奨されていません。
理由としては、粘度が設計よりも高いとラチェットの爪が正しく動かないため空転の原因になるからです。
逆に粘度が設計より低くなると爪の消耗が早くなり、早々に消耗してしまう可能性があります。
メーカー推奨のグリスやオイルを使用してください。
ほかにもありますが、多くのモデルに採用されている爪式ラチェット式と面ラチェット式の二つにフォーカスを当てます。
爪がハブの切れ込みに噛みこんで駆動を伝える方式です。
爪の数はメーカーにより違いますが3から6くらいのものが多いと思います。
ばねの強さにもよりますが、空転時の抵抗が少なく、爪が大きく作動するため、メンテ不足でも作動する可能性が高い機構です
部品点数が多く、重くなる可能性があります。
爪を跳ね上げるバネに負担が高いものになるとばねの破断が発生するものがあります。定期的なスプリング交換が必要です。
その名の通り、面で爪がかみ合って駆動を伝える方式です。
360度 全面の爪が嚙み合うので駆動伝達性がよい方式です。
ブランドにもよりますが比較的構造が単純で部品点数が少なくできる方式です。
360度 全面の爪が嚙み合う方式のため、作動音や、空転抵抗も大きくなる傾向があります。
各ブランドの工夫がみられるポイントでもあります。
また、汚れが入った場合に作動不良を起こすリスクもあるためこまめなメンテナンスが必要ですが、面ラチェットを採用する多くのブランドが工具なしでラチェット部にアクセスできるようになっているのでメンテナンスはやりやすいと思います。
刻み(ノッチ)が細かくて大きい小さい、刻みが大きくて音が大きい小さいがありますので、ここではノッチの細かさに関してフォーカスします。
↑DTのスターラチェットの図。ノッチ数(Tの単位)が細かくなるとENGAGEMENTが小さくなっています。
クロスバイクや街乗り車に使用されるものは通常は30ノッチ以下、場合によっては16ノッチや24ノッチ程度となります。
刻みが大きい=爪の掛かりが大きいので、万が一メンテナンス不足でも作動してくれるようになっています。
ENGAGEMENT(ペダリング開始時の空走)が大きいのでダイレクトさに欠ける。
レースの現場などですぐに駆動を伝えたいときに、ペダリングの遊びが大きくなるため、大きすぎるものは嫌がられることがあります。
各ブランド60ノッチ前後が細かいノッチとされています。最近あまり見ないですが、すごく細かいノッチのものは100違い物もありました。
ペダリング開始時の空走部分が少なくなるため、ペダルを漕いですぐにペダリングが動力にかわるのでダイレクト感があります。
滑りやすく、かつ急こう配なオフロード系のホイールで好まれています。
ラチェットが噛みあっている時間、面積が長いため空転時の抵抗が大きいとされています。
そのため転がりの軽さを求めるロードには使われない傾向があります。
ロードバイクでは30後半から40くらいがいいとされています。
空転抵抗が少なく、かつ掛かりがある程度細かい中間のものが採用されています。
アンタレスホイールは、最初の1本目に選んでいただきたいカーボンホイールとして企画しました。
そのコンセプトはハブの選定にも及んでいます。
まずはラチェット方式ですが、面ラチェット方式を採用しました。
これはメンテナンスが必要な方式で貼りますが、ばねの方式を最新のリーフスプリング方式を採用しました。このスプリングを採用することで面ラチェットに均等に圧力をかけることで、雑な使われ方を万一したとしても確実な作動をするようにしました。
ラチェットの細かさもロードバイクとしてちょうどいい36Tを選択しました。

確実な動作のため、リーフスプリングという強めのスプリングを採用しているので、通常の面ラチェット方式に比べるとある程度大きな音がしていると思います。
趣味のものですので、音で選ぶことは否定しません。しかし、先に紹介したようにあらゆる条件で音は変わってきてしまいますので、音で選んでも変化してしまう可能性があります。
それよりもどのような用途で使用したいのかという、使い方基準で絞り込み、最後に店頭でお声掛けいただき、ラチェットを回してどうしてこのような音なのかを実際に確認してみるのがいいと思います。
物によっては試乗ホイールのご用意がある場合もございます。
理想のホイール選びのお手伝いができると思いますので、お気軽にご相談ください。
※ブログの商品情報は掲載当時の情報です。
完売していたり、価格やポイント還元率、商品の仕様が変更されていたりすることもあります。
予めご了承ください。
在庫状況等の最新情報は、大変お手数ですが店舗へ直接お問い合わせください。
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